自閉症の言葉の発達は?1歳の時息子の発語数は少なかった!

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赤ちゃんの成長は嬉しいけど、1歳頃になると気になるのが言葉の発達ですよね。「早く子供とお喋りしたい!」というのは、母親共通の願い。

そして、言葉の発達は自閉症の可能性の有無を見分けるために重要なポイントです。私の息子が自閉症と診断されるきっかけになったのは、言葉の発達の遅れでした。

 

そこで今回は、1歳児の言葉の発達を解説!4歳で自閉症スペクトラムと診断された息子が、1歳の時にどの程度の言葉の発達だったのかもお話します。

 

一般的な1歳児の言葉の発達は?

言葉の発達は個人差が大きく、1歳になる前に発語がある赤ちゃんもいます。

厚生労働省が発表している「乳幼児身体発育調査」では、子供の言葉の発達のデータが詳しく調査されているんですよ。

その結果はこちら!

(引用:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&tstat=000001024533&cycle=8&tclass1=000001048106&stat_infid=000012673583&second2=1

 

なんと、早い赤ちゃんは生後7カ月未満で意味のある言葉を言い出すんですね~!

私が一番びっくりしたのは、上の子の小児科に行った時に出会った赤ちゃん。既に2語文を話していて、月齢を聞いたらなんとまだ10ヶ月!たまげました。

 

この調査結果だと、満1歳を迎えるころには、約半分の赤ちゃんが意味のある言葉を言えるようになるようです。

でも、「うちの子1歳過ぎても喋らない!」と焦る必要はないですよ。言葉の発達には個人差があるので、1歳過ぎても意味のある言葉が出ないのは、表を見てもわかる通り良くあることです。

 

では、子供の言葉はいつから焦り出したら良いのか。

それは、1歳半健診が1つの目安となります。

 

1歳半健診では子供の言葉の発達の様子のチェック項目があるのですが、一般的に「1歳半健診時、発語3つ未満」だと、要観察という定義があるようです。

自閉症の息子は、1歳半健診の時発語2個で、要観察になっています。

 

健常児の娘が1歳の時の言葉の発達は?

私には自閉症スペクトラムの息子と、その上に一応健常児の娘がいます。

一般的に、女の子の方が言葉の発達が早いと言われていますが、娘も例外ではありませんでした。と言っても、めちゃくちゃ早かったわけじゃなく、1歳時代はむしろゆっくり。

 

初めて意味のある言葉を発したのは1歳1ヶ月。ちなみに言葉は「ちょうだい」でした。上手く言えずに「だーだい」になってたけど、確実に娘本人が「ちょうだい!」と意思を持って発した言葉がこれです。

そんな娘の発語状態を、細かく羅列していきますね。

 

1歳0ヶ月
意味のある言葉ではないが、「まんまん…」「きたー」「あたー」など、言葉っぽい喃語が増える。

 

1歳1ヶ月
初めての言葉「だーだい」。その後順調に言葉を覚えていく。

 

1歳6ヶ月
この時点での単語数は15個
ママ、パパ、ばぁば、じぃじ、わんわん、にゃーにゃー、アンパンマン、くっく、ねんね、カンカン、これ、あっち、ぶーぶー、にんじん、ちょーだい

 

1歳9ヶ月
初めて2語文を言う。内容は「ママ抱っこ」。
はっきりとした単語の後に、むにゃむにゃ言うことが増えた。本人は文章を話しているつもりかもしれまい。

 

1歳10ヶ月
発語できる単語は100を超え、もはや把握できないくらいに。2語文を言う場面も順調に増えている。

この時の記録が残っているので記載します。娘が発していた言葉です。

名詞:78個
<動物:13個>イヌ(ワンワン)、猫(にゃーにゃー)、ぽっぽ(鳩)、ヤギ、馬、牛(モーモー)、キリン、チーター、象、ペンギン、猿
<食べ物:17個>人参、大根、カボチャ、イモ、モヤチ(もやし)、キャッツ(キャベツ)、ナス、パン、味噌、納豆、ナシ、リンゴ(アップル)、ミカン、バーカ(バナナ)、イチゴ、ぶぶ(ブドウ)、桃、牛乳、ジュース
<身体の部位:8個>お目め、お耳、おでこ、おくち、あんよ(足)、てて(手)、鼻、ホッペ
<家族:6個>パパ、ママ、ジィジ、バァバ、ネェネ、まーさん(私の姉)、おばーちゃん
<キャラクター:20個>アンパンマン、バイキンマン、ショクパンマン、メローパーチャン(メロンパンナチャン)、ドキンちゃん、ホラーマン、プート、スイリン、ライゴー、キティちゃん、ミッキー、ミニー、プーさん、イーヨー、なになに、おばば(ふじおばば)、カランコロン、フォッフォ、マル、オオガーラ、<その他:14個>ブーブ(車)、じてじゃ(自転車)、ベビーカー、クック(靴)ポポ(人形のポポちゃん)、テレビ、ベッド、おくるみ、靴下、マミィ(育児雑誌)、ブック(ベビーブック、育児雑誌)、これ、あっち、こっち

形容詞:3個
おっきぃ、ちっちゃい、あちち

動詞:10個
ちゃんこ(座ること)、たっち(立つこと)、あんよ(歩くこと)、いた(いる)、あった、ない、ないない(片付けること)、して・やって(何かして欲しい時)、見る(見たい時)、抱っこ、

挨拶・コミュニケーション:6個
いただ・・ます(いただきます)、ごち・・・ま(ご馳走様)、バイバイ、じゃーねー、どーぞ、ちょーだい

 

す、すごい!いっぱい喋ってる…!

いや~、当時はそれでも「周りの子よりのんびりかも」なんて思っていたけど、こうやって改めて見ると、息子が如何に言葉の発達が遅かったのかが良くわかります。

 

ちなみに、2語文から3語文になかなか進まなかった娘ですが、初めての3語文「ポポちゃん抱っこした!」を発してから2歳の誕生日を迎えるまでに、言葉の発達の爆発期を迎えます。

そして、2歳になる直前頃には、3語文、4語文が喋れるようになりました。2歳になった時点で、「言葉の発達のんびりめ」から「言葉の発達早い女子」に転身したのです。

 

自閉症の息子が満1歳の時の言葉の発達は?

では、4歳で自閉症スペクトラムの診断をうけた息子は、どんな言葉の発達だったのでしょうか。

私の周囲にいる、自閉症スペクトラムの子供たちの殆どが、1~2歳で言葉の遅れを指摘されています。息子も例外ではありませんでした。時系列で1歳の時の息子の言葉の発達を書いていきますね。

 

1歳0ヶ月
発語ゼロ。っつーか発語する予兆もゼロ。
聞いて理解できる言葉は「パパ」「ママ」「ねーちゃん」「だっこ」「さんぽ」「お風呂」等。
声は良く出すけど、「あー」とか「うー」で、舌使いが拙い。

 

1歳1ヶ月
発語ゼロ。
理解している言葉は増えている様子。
「はい」「ぱちぱち」「おいしー」は、言葉を言うとジェスチャーしてくれる。
喃語のバラエティが増えて「まんまん…」「ばばば」「だー」など言う。

 

1歳3ヶ月
初めての言葉「ねーちゃん」が出る。
なぜ「ママ」ではないのか、それが母は不服である。

 

1歳4ヶ月
ありがとう!ついに「ママ」と言ってくれるように!
この時点で発語2個。

 

1歳6ヶ月
得に言葉が増えることなく、1歳半健診で発語3個未満でひっかかり要観察に。

 

1歳7ヶ月
滑舌はイマイチだけど、言葉が増える。
わんわん、だっこ(だっぽ)、やったー、くるま(んーま)が加わり発語6個に。
パパはまだ言わない。夫よ、哀れだな…。

 

1歳8ヶ月
少しずつ言葉が増える。
ようやく「パパ」と言ってくれるように☆
なぜか「えっさ、ほいさ」と言い始める。謎。

 

1歳9ヶ月
息子は1歳半ごろから無類の電車好きだが、この頃ついに「でんしゃ」と言えるように。

 

この後も言葉はちょっとずつ増えるが、2歳直前で発語10個程度でした。

 

一般的に2語文が出るには単語50個以上の発語が目安と言われています。

そして、2歳の言葉の発達で遅れの目安は「2語文が話せるかどうか」です。

 

遠く及ばない息子は、結局2歳の時に保健士さんからかかってきた電話で、「やはり遅れ気味」という指摘を受け、その後私の希望で発達相談を受けることになります。

 

自閉症の有無を問わず1歳児の言葉の発達には個人差があります

1歳児の言葉の発達は十人十色。親としては、言葉の数に一喜一憂してしまいますが、そこまで深刻になる必要はありません。

 

言葉の発達が遅れている=自閉症、というわけではありません。

 

ちなみに、言葉の発達に半年の遅れが合った息子は、現在語彙の数と理解は月齢を飛び越え、4歳後半時点で5歳後半まで伸びています。

ただ、言葉の発達が1つの目安になるのは事実です。だから、健診で気になることがあれば、相談してくださいね。

 

息子がどんなタイプなのか、自閉症に対する私の想いを綴った記事も是非読んでみてください☆

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