自閉症児への冷たい幼稚園の対応にビックリ!息子療育2回目

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私には5歳自閉症スペクトラムの息子がいて、今年度から療育に通い始めました。

今回は療育2回目で、母子完全分離の日。待ち時間の間、ママ同士お喋りに花を咲かせました。

 

そこで1人のママさん(Aママとする)が、現在幼稚園で冷たい対応をとられており、疑問を感じてその場にいる皆に相談したんです。

その場にいたママたち(もちろん私も含む)は、あり得ない対応にビックリ!

 

今回の療育は母子分離で大して書くこともないので、自閉症児に対する幼稚園の対応について重点的にお話します。

5歳自閉症スペクトラムの息子の療育2回目の様子

とりあえず、5歳自閉症スペクトラムの息子の、今回の療育の様子についてからお話しますね。

 

初回で泣いてしまった息子。

(詳しくは、下の記事をチェックしてくださいね☆)

5歳自閉症スペクトラムな息子の通年療育が始まりました!

 

しかも、療育の場で私と離れた時に感じた不安から、母子分離への自信を無くしたのか、ニコニコ登園していた幼稚園でも、朝泣くようになってしまいました。

 

療育2回目当日は、朝から「何時に終わる?」「何時から何時まで?」「今から後何分で終わる?」など、何度も何度も何度も何度も療育の時間の確認をする息子。

不安なんだね…。

 

面倒だけど、聞かれるたびに律儀に応えておきました。

ちなみに、「今から何分?」の質問に対して「〇時間×分」と答えると、「違うよ後何分?」となるので、全て分に計算し直して応えていた私です。

あーめんどくせ。

 

しかし、律儀に付き合ったのが良かったのか、療育センターにつくと、案外ニコニコな息子。

すれ違う保育士さんや心理士さんに、自ら「おはよう」と挨拶していました。そして、分離の時も余裕の表情で私と別れ、お迎えまで泣くことはなかったそうです。

 

さて、今日のプログラムは次のようになっていました。

 

9:30  入室→お支度→自由遊び
10:00 朝の会(ご挨拶、出席とり、お歌、お楽しみ、お茶)
10:20 本日の活動(前回と少しコースを変えたサークルゲーム)
11:00 トイレ→オヤツタイム→自由遊び→帰りの会
11:30 帰りのお支度して解散

 

担当の心理士さんの説明によると、今回の目玉は前回やった忍者の修行のサークルゲーム。

あえて少しルールを変えることで、子供たちがどのような対応をするのかを見てみたいとのことでした。

 

前回は「先生から名前を呼ばれたら椅子から立ち上がり指定の場所に行く」という流れで舌が、今回は「前のお友達が出発したら、椅子から立ち上がって指定の場所に行く」という変更でした。

 

皆、説明の時は「うんうん」と聞いていたそうです。しかし、いざ本番になったらさぁ大変の大混乱(笑)

頭ではわかっていても、前回のルールが記憶にこびりついていて、「あれ?どっち?」となってしまったんだとか。

 

私の息子は規律を守るタイプだけど、その分変化に弱く、予測不能な事態にすぐテンパってしまいます。

そんな息子は特に混乱が顕著で、変更点が受け止め切れず、「もう、お名前読んじゃった方がいーよ」と、先生に意見までしたそうです(汗)

 

息子、幼稚園では先生の話を聞いてスムーズに動いているんだけど、きっとそれは皆が理解してきちんと動いているからなんだろうな。

皆が不安で行動が曖昧になると、息子もたちまち不安になって状況判断できないんだろうな。

 

療育では、幼稚園と違うルールを聞くと、その度に幼稚園のルールと比較して違うことに違和感を持ち、ついつい余計なことを口走る息子です。

しかし、混乱はこの程度で、初回とはウソのように落ち着いて過ごせていたみたい。母親が別室だったというのも落ち着きの原因の1つかな。子供って母親の前になると、たちまち甘えが出てしまうものだからね。

 

自閉症児に対する幼稚園の冷たい対応にビックリ!

子供が療育中、完全母子分離の日は1時間くらいフリーの時間があります。しかし、療育センターの周りはコンビニくらいしかなく、皆いつもの待機の部屋で待っていて、その間に色々な話をしました。

その中でも驚いたのが、タイトルの話題です。

 

Aママの息子A君は、3年保育で現在年中(息子のクラスは全員年中さん)。しかし、現在殆ど幼稚園に登園できていない状況なんだとか。

事の次第をわかりやすく箇条書きで説明しましょう。

 

  1. 年少ではA君は毎日登園できていた。
  2. 年中になりクラス編成等の変更に不安を感じ登園で泣くように
  3. 泣いているA君を朝幼稚園の玄関でなだめるAママ
  4. いつまで経ってもA親子は幼稚園から放置される。
  5. いたたまれなくなったAママは「今日は連れて帰ります」と幼稚園に行ってA君と帰宅。
  6. その後園長との面談があり、「A君の不安が強いから家で過ごしては」と言われる。
  7. 疑問を感じつつしばらく家で過ごすも、家庭保育は意味がないので幼稚園に相談。
  8. 園長先生から「では幼稚園にはお母さんが付き添って」と言われ、なぜか幼稚園にずっといることに。
  9. その後、交渉を重ねてようやく現在1時間だけ幼稚園にA君を預けることができている。
  10. 4月から現在まで、まともに登園できたのはたったの2回。
  11. しかし、キッチリと幼稚園は月謝が引き落とされている。
  12. ちなみに、幼稚園には自閉症スペクトラムについて報告済。
  13. 幼稚園から診断書の提出を求められ提出済。

 

皆さん、どう思います?

 

その場にいた私を含む他のママ全員から「あり得ない!」の声が上がりましたよ。

 

A君はAママの初めての子で、もちろん幼稚園は今のところが初めて。他の幼稚園の対応がわからず、「皆の幼稚園はどう?」と聞いてきたのが話の始まりでした。

私は転勤族で、幼稚園は2園経験がありますが、朝泣く園児に対して幼稚園が親に求めるのはこれ。

 

「笑顔で幼稚園に引き渡し笑顔で速やかに立ち去る事」

 

鉄則ですよね。うちは上の娘も自閉症スペクトラムの息子も母子分離に強い不安を感じるタイプで、泣かれるのは慣れっこ。泣いて当然泣かなかったら想定外ですわ。

この鉄則、殆どの幼稚園で共通認識になってますよ。他のママたちも「そうだそうだ」と言っていました。

 

Aママは「でも、泣いていやがる子供をどうやって幼稚園の預けるの?」と聞いてきたので、これまた皆が口を揃えて「幼稚園の先生が母親から引きはがして連れ去る」という内容を答えましたよ。これって、幼稚園として当然の対応ですよね。

 

しかし、A君の通う幼稚園は違います。A君以外にも、幼稚園で泣いたり愚図ったり乱したりすると、即幼稚園から電話がかかってくるそうです。

「早めに迎えに来てください」と。

 

うそでしょ…?

子供って、幼稚園で泣いたり愚図ったり乱したりすることがありますよね。自閉症スペクトラムに限らず、時にはそんなこともあるでしょ。特に年少さんの春は、皆号泣の地獄絵図みたいになっても、全然驚きませんよ。

 

一体何のために幼稚園に預けているのか…。

 

その場にいたママさん全員が、心の中で「私なら転園する」と思ったことでしょう。口に出している人もいました。

でも、当事者のAママは、流石にそこまで簡単に決断できないよね。自閉症スペクトラムという発達障害があっても、受け入れてくれる幼稚園は、やっぱり多くはないから。

 

それにしても、A君が通う幼稚園は、本当にありえないですよ。

 

知ってます?幼稚園に診断書を提出すると、幼稚園に補助金がおりるんですよ。一説によると40万~80万円程の金額がポンと入るそうです。

 

で、補助金に目を付けたA君が通う幼稚園の園長は、保護者にこんなことを言い出したんだとか。

 

「あと一人分補助金が集まれば、もう一人先生を雇えるから、あなた診断付けてもらっては?」

 

いや~…ドン引き!

 

でも、現在進行形で通っているAママの前で、そこまで悪口雑言を吐くわけにもいかず、言葉を選んでしまう私です。

 

ちなみに、息子が通う幼稚園では、園長先生に直接提出書類について聞いたのですが「休みの日を報告してくれればいいですよ」とのお答えでした。

園長先生、補助金のこと知らないのかな?幼稚園には感謝しかないので、診断書むしろ贈呈したい位なんですけど。それで幼稚園が潤うなら、私も嬉しいですもの。

 

自閉症スペクトラムの息子が通う幼稚園は臨機応変神対応

悲しい現実だけど、自閉症児に冷たい対応をする幼稚園があるのは事実です。診断がついていることを言っただけで、門前払いになったという話も結構耳に入ってきます。

 

でも、息子が通う幼稚園は、いつだって神対応☆

 

不安が強い息子に、昨年の担任の先生は、常に優しく、かつ臨機応変に寄り添ってくれました。

そして、今年の担任に「え?そんなことまで?」という細かな引継ぎをしてくれました。

全園児で200人満たない小中規模な幼稚園というのもありますが、担任だけではなく、幼稚園全体の共通認識として、息子の特性を理解してくれています。多分これは、息子だけではなく、全園児に対してそうなのだと思います。

 

実は、息子が通う幼稚園には、同じ年中さんで既に自閉症スペクトラムの診断がついている子供が他に2名います。

しかも、昨年年少時代は、息子を含む3人が同じクラスでした。担任の先生はさぞかし大変だったと思います。

 

だけど、この3人だけではなく、どの子供に対しても懸命に対応してくれました。自閉仲間のママ友とは、「本当によくやってくれるよね」という話しか出ません。皆感謝感謝です。

 

発達障害を問わず幼稚園選びはとても大切

定型児で、社交的で、発達が早くて、問題を起こさないタイプの子供なら、きっとどんな幼稚園でも子供はすぐに馴染むし、快適に園生活を送れることでしょう。

だけど、息子のように配慮がどうしても必要なタイプは、やっぱり幼稚園選びがとても重要になります。

子供が幼稚園で苦痛を限りなく少ない状態で過ごせるか、親が不安を感じずに幼稚園時代を過ごせるかは、幼稚園の対応にかかっていると思います。

 

だから、幼稚園は安易に選ぶべきではありません。

この目でしっかり幼稚園を見て、「安心して我が子を託せるか」を見極めましょう。

 

「この幼稚園だったら、こんなトラブルになっても、ある意味仕方ないよね」

 

何か問題が起こった時、こう思えるくらい信頼できる幼稚園を選ぶべきです。

だから、決して評判だけで決めないでくださいね。

「我が子に合う幼稚園=評判が良い幼稚園」とは限りませんから。

 

それを証明するかのように、息子が通う幼稚園は毎年経営が心配になるほどの定員割れをしています。

園長先生!本当に診断書いりませんか!?私、いつでも提出しますからね!

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