1歳半健診で要観察後は?2歳で保健士から電話確認があった時の話

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現在5歳、自閉症スペクトラムの息子は、1歳半健診で発語が少なく要観察となりました。

 

実は、「1歳半健診で要観察になった」というのは、割と良く聞く話です。

チェックの厳しい自治体は、あの子もこの子も要観察みたいな状態になることもあるらしい。私の友達の息子も、1歳半健診で発語が少なく要観察になりました。

 

でも、1歳半健診で要観察になった後日談って、あまり耳に入ってこないですよね。

我が子が1歳半健診で要観察になったら、知りたいのは「その後どうなるの?」ということ。

先がわからないのが一番不安です。

 

そこで今回は、1歳半健診で要観察になった息子が、その後どんな流れを踏んだのかのお話と、2歳の時に保健士からかかってきた電話確認の体験談を紹介します。

1歳半健診で要観察になった後はどんな流れになるの?

1歳半健診で要観察になると、健診の終わりにこう言われます。

 

「お子さんが2歳になったころ、電話で様子を伺わせていただきますね」

 

1歳半健診で要観察になると、子供が2歳の誕生日を過ぎた頃、自治体の保健士から電話がかかってくるんです。

 

これが、1歳半健診で要観察になった後の流れ。

 

息子が1歳半健診でどんな様子だったかは、コチラの記事を見てくださいね!

1歳半健診で要観察なら自閉症の可能性大?息子の号泣体験談

 

 

「じゃあ、電話確認の後どうなるの?」と思いますよね。

 

電話確認の後は、主に3コースにわかれます。

 

  1. 2歳の状態でほぼ心配はなくなり、要観察が取り消される
  2. 2歳の発達状況ものんびりだと発達相談を紹介されて、そこに流れる
  3. 2歳の発達状態がのんびりで発達相談を紹介されても「いかない」という選択肢を選んでそのままになる

 

1歳半健診で要観察となった子供の多くが、恐らく1のコースを辿ります。

私の友人の息子も、1コースで現在は普通の小学生です。

 

私は2のコースを辿りました。

不安をそのままにできないタイプなので、保健士さんから発達相談の紹介をされた時、「じゃあ、お願いします」と、即答しました。

 

しかし、子供の発達の問題ってすっごくデリケート。

私のように、スムーズに「はい。ではよろしく」と言ってくる親は、どうやら多数派ではなさそうです。

親によっては「発達相談の紹介」という時点で「うちの子は普通です!」と怒ったり、「うちの子に障害が!?」とどん底に落っこちたりするよう。

保健士さんも発達相談の話を出す時は、ものすごーく、丁寧に、遠回しに、私の反応を伺いながら話を出してきました。

 

そして、最後の3のコースは「うちの子は大丈夫でしょ」と楽観的な親、「うちの子に障害があるというのか!」と激怒する親、「うちの子は普通に違いない」と不安のあまり現実から逃げる親、「まぁ必要かもしれないけど、今忙しくて」と何となく先送りにする親が辿るコースです。

 

息子と同じ学年の友達でも、1歳半健診で要観察になった子供がいました。

そのママさんは丁度上の子の役員活動で忙しく、何となく先送りで3のコースを選んでしまいました。

結果、療育が必要だとわかった時には既に定員いっぱいで入れず、スタートが遅れてしまいました。

 

ちなみに、子供の発達の不安から逃れたくて3のコースを選んだ親は、問題が顕著に表れるようになってもまだ「うちの子は普通です!」と現実を受け止め切れず、問題親子になるケースもあるんです。

 

私は心理士さんにこう言われたことがあります。

 

「こうやって相談に来てくれる人は大丈夫。心配なのは相談に来ないお母さん」

 

現実逃避で支援の手を振り払い続けた結果、子供が思春期になった時に二次障碍が出て荒れに荒れて大変なことになっているのを、その心理士さんは何度か見てきたようです。

 

息子が2歳の時の電話確認で保健士さんから聞かれた6つのこと

さて、あなたの子供が1歳半健診で要観察になった場合、次に気になるのが「で、保健士さんから何を聞かれるの?」ってことだと思います。

私の場合は、2歳の電話確認で保健士から以下のことを聞かれました。

 

  • 2歳時点での発語数
  • 2語文の有無
  • 運動面の発達
  • 家庭での様子
  • 育児の困難度
  • その他母親が感じる心配事

 

私はこの問いにこう答えています。

 

  • 2歳時点での発語数→10個弱
  • 2語文の有無→なし。2語を言い出す気配もなし
  • 運動面の発達→ジャンプはまだ。走るし動くの大好き
  • 家庭での様子→特に癇癪もなく機嫌良く過ごしている
  • 育児の困難度→なし。楽しく子育て中
  • その他母親が感じる心配事→言葉が少ない。手先が不器用な気がする

 

2歳時点で発達が順調かどうかを見る目安は「2語文が出ているか」です。

これは、大きな判断基準。

 

でも、息子の場合は10個にも満たない発語数で、2語文なんて遠い未来の話(ちなみに、2語文は発語数が50個前後になったころに出やすいらしい)。

保健士としては、「これは何としてでも発達相談を紹介しなければ!」というレベルだったのでしょう。

 

私はざっくばらんが好きなので、それならそれでストレートに言ってくれて全然かまわないです。

でも、前述したように発達相談を促しただけでキレたり慟哭したりする親がいるため、それはそれは遠回しに丁寧に「もし、ご希望があれば、発達に詳しい心理士がもっとお話を深く伺いますが…」みたいな感じで発達相談を打診してきたのでした。

 

保健士さんも大変だよなぁ…。

 

で、私は「是非ともよろしくお願いします」と、発達相談を受けることにしたのです。

でも、発達相談が大人気で、予約びっちり。結局発達相談を受けたのはそれから3カ月後のことでした。

 

1歳半要観察後にどのような流れになるかは親次第です

1歳半健診で要観察になった後、どんな流れになるのかは親次第です。

自治体は任意の発達相談を矯正する権限がありませんし、そのような立場でもありません。だから、「こんなものがありますよ~」と、発達相談のアナウンスと受付ができたとしても、「行かない」という親に「いや、行った方がいいです」とは言えないのです。

 

これは、1歳半健診が要観察になった時に限りません。

 

子供の発達の問題は、全て親が握っていると言っても過言ではないんです。

どんなに周囲が「早く相談した方がいい」と思っていても、親が「うちの子は普通」と言い張れば、問題を抱えたまま義務教育は普通級で過ごすことが可能です。

 

ただし、それはあくまでも義務教育中だけの話。

問題を放置したまま義務教育を終えた後、子供がどうなるかの保証はどこにもありません。

 

もちろん「うちの子は普通!」と言い張って、結局定型児だったというケースもあります。

しかし、本当の問題は子供の発達障害の有無ではなくって、周囲が感じる程我が子に問題があるのに、それを親が認めないが為に、子供が受けられたはずの手助けを受けられないということ。

 

だから、先ほど紹介した心理士さんの言葉が出るわけです。

 

「こうやって相談に来てくれる人は大丈夫。心配なのは相談に来ないお母さん」

 

この発言をしたのは、スクールカウンセラーの経験がある心理士さんでした。

 

だから、もしあなたが我が子について、何か不安を抱いているなら、誰でもいいから誰かに相談して欲しいと思います。それは、子供のためだけではなく、必ずあなたのためにもなります。

大切な我が子を見守る目は、多ければ多いほどいいんですから。

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