2歳の子供が自閉症かも…対処法はある?スペクトラムな息子の場合

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「2歳の子供が自閉症かも…」

 

1歳半健診でひっかかり、2歳になっても2語文が出ず、コミュニケーションが上手に採れないと、そんな不安が頭をよぎりますよね。

また、自治体の保健士から発達の遅れを指摘され、凹んでしまう人もいることでしょう。

 

私の息子は1歳半健診で発語が少なく要観察となり、2歳の時に保健士からかかってきた確認の電話で発達の遅れを指摘され、発達相談と親子教室の案内をされました。

その後紆余曲折を経て、4歳の時に息子は自閉症スペクトラムと診断されました。

 

今回は、息子が2歳の時の経験談を元に、「2歳の子供が自閉症かも…」と思った時の対処法を紹介します。

 

自閉症とは?

厚生労働省では、自閉症をこのように説明しています。

 

自閉症とは
自閉症は「1. 対人関係の障害」「2. コミュニケーションの障害」「3. パターン化した興味や活動」の3つの特徴をもつ障害で、生後まもなくから明らかになります。最近では症状が軽い人たちまで含めて、自閉症スペクトラム障害という呼び方もされています。

自閉症概念の広がり
長い間、自閉症はかなり稀で重い障害だと考えられてきました。しかし最近、比較的症状が軽い「アスペルガー症候群」や「非定型自閉症」の存在がよく知られるようになりました。これまで周囲に理解されず性格の問題などと誤解に苦しみ、支援の対象でなかった人たちが気づかれるようになったのです。

引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-005.html
参照:厚生労働省

 

「3.パターン化した興味や活動」については「想像力の欠如」という表現をされることもあります。

 

「アスペルガー症候群」とは、言葉や知的な遅れはないけれど、独特な思考によりコミュニケーションなどに困難が見られるもの、「非定型自閉症」は自閉症3つの特徴のうち1つもしくは2つのみしか当てはまらないタイプを指します。

 

自閉症と聞いてイメージするのは「目が合わない」「会話ができない」「人に興味がない」「コミュニケーションがとれない」という困難さかもしれません。

しかし今は、一見それらに問題がないけれど、発達の凹凸や想像力の欠如があり、気付かれにくい困難さを持っている場合も、自閉症スペクトラムという診断をされる時代なのです。

 

そして、息子は恐らく「非定型自閉症」です(医師からは自閉症スペクトラムとしか言われてないけど)。

最近「おや?もしやアスペルガー?」と思うような言動が見られるようになってきました。

 

2歳は最も「自閉症かも…」と思いやすい時期?

自閉症にも様々なタイプがあり、1~3の特徴を全て網羅し、しかも自閉傾向が顕著なタイプの場合は、下記のように早期に診断される場合もあります。

 

  • 1歳半健診でひっかかり専門機関を紹介され診断
  • 未熟児等出生時から医療機関を受診し、その流れで診断

 

しかし、一昔前は「自閉症は3歳未満での診断は困難」と言われていたこともあり、また、自閉が軽い場合や、非定型自閉症などは、幼い時期の診断が難しいケースが多いです。

 

息子の場合、1歳半健診で発語が少なく要観察となりましたが、結局2歳から3歳までは、自治体の発達相談を半年に1度のペースで受けるだけの様子見期間となりました。

 

実はこの時「息子は自閉症かも」とは全く思っていなかった私です。

 

  • 息子の性格が穏やかで、癇癪や拘りがなかったこと
  • 空気が読める2人目だったこと
  • 良く笑い、楽しく毎日を過ごしていて育児に困難さを感じていなかったこと
  • 4月生まれで学年として考えると、まぁなんとかなるレベルであったこと

 

この4つの理由から、発達が遅い部分については心配していたものの「いつか追いついて発達相談も卒業できるだろう」と思っていたんです。

下の記事では、2歳の時の息子の様子をまとめていますので、是非読んでみてくださいね。

自閉症スペクトラムの息子2歳頃の様子!特徴は言語の遅れ

 

でも、私はかなり楽観的だったようです。

自治体から紹介された発達に不安がある子供が通う親子教室では、「え?何が不安なの?」と思ってしまうようなタイプの子供も参加していました。

 

子供の発達について楽観的な親がいる一方、「もしかしたら自閉症かも」と早い時期から不安を感じる親もいるんですね。

その場合「自閉症かも。でもきっと違う」と、はっきりせず気持ちが定まらない状態が続きます。

これって、結構しんどいです。

 

「2歳の子供が自閉症かも」と思った時の対処法

「どうしても2歳の子供が自閉症かもと不安」という気持ちが強いなら、専門機関に繋がるという対処法があります。

 

  • 自治体の発達相談窓口に相談する
  • 療育機関に相談する
  • 発達専門の医療機関を受診する

 

自治体の窓口がわからなければ、役所の総合窓口で問い合わせをすれば良いでしょう。この時、地域管轄の療育センターの連絡先を聞けば、案内があるかもしれません。

発達専門の医療機関は限定されており、自治体内に必ずあるとは限らないので、ここはあなたの調査力にかかっています。自分で調べて予約を入れるのです。

 

不安を抱えながらの育児は辛いですよね。また、育児に困難を感じているなら、少しでも親子で楽になれる方法が知りたいことでしょう。

その対処法として、専門機関に繋がれば、客観的に見た子供の状態と、正しい対処法を知る機会が増えます。

 

しかし、分かり辛いタイプの場合、2歳で自閉症スペクトラムの診断に繋がらないケースは多いです。

 

でも、「自閉症と診断されていない=定型児」ではないというのがモヤモヤポイント。

 

2歳の子供の発達が心配で、どこかしら相談機関に繋がった場合、白黒はっきりせず「グレー」の状態になることが多いんです。

「自閉症とは言い切れないけど、確かに傾向はあるよね」みたいな。

 

診断がなくても療育など具体的な対処法をとれる自治体もありますが、私が住む地域のように、「療育を受ける=診断」という自治体もあります。すると、グレーで「自閉症かも。でも違うかも」という状態では、具体的対処法がありません。

その場合、診断がなくてもOKの相談機関と繋がりながら、自宅で子供の発達を促す対処法をとっていくしかないのです。

 

私が自治体の発達相談と繋がっていた時、言葉が遅く手先が不器用な息子の発達を促す方法として、以下のことを教えてもらいました。

 

  • テレビ、DVD、動画視聴の時間を減らす
  • 外遊びの時間を増やす
  • 体全体を動かした遊びを親子で楽しむ
  • 様々な実体験を積み重ねる
  • 親子で笑顔の時間を増やす

 

2歳はまだまだ発達に個人差があります。自閉症かどうかに関わらず、この時期は実体験を積み重ねることが大切です。

 

とは言え、それにがんじがらめになると、育児がますますしんどくなります。だから、あなたがしんどくならない程度に、心がけていきましょう。

 

「テレビ視聴を少なく」と言われていた私ですが、ゼロにするのは到底無理でした。

当時アンパンマンが好きだった息子に、毎日のように録画を見せていました。長過ぎないようにはしていたけど、テレビなしでは私の体力が持たなかったんです。

でも、それについて心理士さんはこう言ってくれました。

 

「いいのよいいのよ。頑張り過ぎると大変でしょう?それに、言葉が増えたのはテレビのお陰もあるかもよ」

 

ガチガチの育児は自閉症だろうが定型児だろうが、親子でしんどくなります。

子供のために頑張りたい気持ちは当然あるけど、でもやり過ぎて疲れてへとへとになり笑顔がなくなるくらいなら、緩くいった方が良い場合もあるんです。

 

育児の不安は抱え込まないで!

私は定型児の娘と自閉症児の息子を育児中ですが、育児の不安は発達障害の有無に関わらず発生するものです。

そして、不安を抱えながらの育児程、しんどいものはありません。

だから、不安を感じたら、どんどん相談しちゃいましょう!

 

  • 自分の親
  • 夫の親
  • ママ友
  • 職場の先輩
  • 専門機関
  • ネットの掲示板

 

なんでもいいです。

 

とにかく1人で抱え込まず、悩みを共有できる場所を確保してください。

 

そうすれば、あなたの心の負担が軽くなります。

 

そもそも、子供とは社会が育てるものなんです。

もちろん核を担うのは親ですが、抱え込む必要は全くありません。むしろ、親が社会に繋がることで、子供の可能性は広がります。

 

不安な時は、人を頼っていいんです。親が人を信頼して頼れば、人を信じられる子供にきっと育ってくれます。

 

これは私の持論です。

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