自閉症グレーだからこそ幼稚園プレに参加した方が良い4つの理由

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私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳の年中さんです。

息子に自閉症スペクトラムの診断が下りたのは4歳年少の時。3歳プレ時代は、発達に送れている部分があり、役所で行われる心理士の発達相談に定期的に通っている状態でした。

 

実は息子が3歳の時、私は息子が自閉症だなんて思ってもいなかったです。

でも、1年後に診断がおりたということは、実は自閉症グレーの状態だったってこと。

 

当時は深い心配はせず、「発達がゆっくりさんで発達相談に通ってます~」程度の軽い認識だった私は、深く考えず息子を幼稚園のプレに入れたのですが、今になってそれは大正解だったと感じています。

 

だから、自閉症グレーの子供を持ち、「来年幼稚園プレ、どうしよう…」と悩んでいる人に声を大にして言いたい!

 

「是非チャレンジしてみて!」

 

今回は、自閉症グレーだからこそ幼稚園プレに参加した方が良い理由について解説します。

 

自閉症グレーだからこそ幼稚園プレに参加した方が良い4つの理由

自閉症グレーってことは、何かしら発達で躓いている部分がある状態ですよね。

うちの息子の場合は、言葉の遅れと手先の不器用さが顕著でした。

 

人によっては、「こんなに幼いのに、幼稚園プレなんて返って大変なのでは?まだ母子一緒にじっくりと育児した方が良いのでは?」と考える人もいることでしょう。

 

確かに、それが間違っているわけじゃないんです。

 

でも、この先待ち受ける幼稚園探しの準備段階として、自閉症グレーならばプレに参加した方が良いと思うんです。

 

自閉症グレー=自閉症と診断されるレベルの困難さではない

 

この式が成り立つからこそ、自閉症グレーでもプレの内に幼稚園と接触をとるべき!その理由を、これから解説します。

 

発達障害に理解がある幼稚園が少ないから

まず最初に驚くのは、発達障害に理解がない幼稚園が普通に存在するという現実です。

 

幼稚プレの段階で、「発達に不安のある方は縁にご相談ください」と提示している幼稚園があります。

この場合、馬鹿正直に相談すると、発達障害疑いや自閉症グレーの子供は、幼稚園から丁重に入園お断りの意思を伝えられることがあります。

相談とは、「発達に不安がある子供のために、幼稚園にはどんな配慮が必要か」というものではなく、「発達にどれほど不安があって、うちの幼稚園にどれだけ手がかかるのか」を見極めて断りたいがための相談なんです。

 

問い合わせの電話で「発達障害」「自閉症」と口にしただけで、門前払いされることもあるそうです。

 

これを知らずに、「とりあえずプレはやめて、3年保育願書の時期に幼稚園に連絡とってみよう」なんて呑気に構えていると、「発達に遅れがある子供を受け入れてくれる幼稚園が全く見つからなくてマジ焦る!」という状態に陥る危険性があります。

 

ネットには、発達の遅れが原因で幼稚園に入園を断られた嘆きで溢れていますよ…。

 

幼稚園受験、全部断られた。
まだ単語しか話せないんですって面接で言ったら
信じられないって顔で「なぜうちを受けようと思ったの?」だって。
「お母さんの教育が…しつけが…」面接じゃなくて説教受けて3000円の受験料。
療育の他の友達はみんな受かってたから本当に惨め。
4つも受けて全滅なんて笑えない。どんどん取り残されるうちの子。苦しいです。

 

だから、まだ時間に猶予があるうちに「幼稚園プレ」という名目で、発達障害や自閉症に理解がある幼稚園を探した方が良いのです。

 

プレなら無条件で参加できる幼稚園もあるから

プレの時期から子供の発達に目を光らせている幼稚園もあれば、プレならば願書さえ出せば誰でもOKという幼稚園もあります。

息子の幼稚園がそうでした。娘が通っていた幼稚園に息子は通っていますが、プレクラスは定員がいっぱいになるまでは、先着順に「願書を購入して提出する」だけで、プレに参加できたんです。

 

  • 言葉が遅い
  • 多動気味
  • 一斉指示が通らない
  • すぐ輪から飛び出す
  • 癇癪がある
  • 母子分離困難

 

オールOKでした。

 

このような幼稚園は、案外探せばあるものです。

 

ちなみに、息子のプレクラスは全員で8人でしたが、息子も含めた内3人が役所の発達相談をうけていて、1年後2人に自閉症スペクトラムの診断がおりています。

別に「あの幼稚園、プレだったら誰でも参加できるよ」という噂が回って、自閉症グレーが集まったわけではありません。皆第二子以降で、第一子は定型児。本当に、たまたまそんなメンバーが集まっただけなのでした。

 

幼稚園の教育方針を実体験できるから

幼稚園プレ参加のメリットは、実際の幼稚園で活動して、教育方針や縁の雰囲気を体感できることです。

 

自閉症グレー児に関わらず、プレ時代に幼稚園で活動するのには、メリットがたくさんあります。

 

  • 自分と幼稚園の教育方針が合っているかわかる
  • 実際に幼稚園の先生がどのように子供と接しているか見られる
  • 子供が楽しく過ごせるかの見通しが立てやすい
  • 困った子供への対処の仕方を確認できる
  • プレ時代に発達の不安を幼稚園に相談し、対応や考え方を知れる

 

子供には発達の個人差がありますよね。何でも早い子もいれば、全てがのんびりの子もいます。

発達障害や自閉症の有無に関わらず、幼児期の子供は十人十色です。

 

それに対して、子供を型にはめたがるのか、子供の発達を理解し寄り添う形で指導していくのか、幼稚園によって考え方は全然違います。

実勢に我が子や他の園児たちと接する先生を見れば、口コミやHPの情報だけでは知り得ない幼稚園の特色がわかるのです。

 

これは、特別な配慮を時として必要とする自閉症グレーには超重要!

 

あなたが育児や子供の発達の不安を相談した時、先生がどんな回答をくれるのかで、信頼に足る幼稚園かどうかを判断できるのです。

 

小さな内から子供と幼稚園の信頼関係を築けるから

プレなら誰でもウェルカムの幼稚園ですが、私は願書を購入する際、息子が発達相談に通っていることを伝えました。

その時の幼稚園の先生は、こう言って息子に笑いかけてくれました。

 

「大丈夫ですよ。プレは誰でも入れますから。待ってるよ」

 

この時、すごくホッとしたんですよね。

 

上の子は定型児ですが、学年で一番泣き虫なんじゃないのってくらい人見知りのベソかき。ついでに母子分離不安が強く、超恐がりで慎重なタイプでした。

でも、歴代の担任の先生方が、娘が不安な時寄り添ってくれました。

卒園する前、園長先生から「娘さん、変わりましたね。立派になりましたね」と言ってもらったことを思い出しました。

 

「きっと、この幼稚園なら大丈夫」そう思いました。

その予感は見事的中。

 

プレの担任の先生には、息子の発達について伝え、相談していましたが、いつも「大丈夫ですよ。頑張ってますよ」と励ましてくれました。

 

プレは誰でもOKですが、3年保育は面接があり、「もしも落とされたらどうしよう…」と不安でしたが、問題なく合格し、その時担任の先生も一緒に喜んでくれました。

 

また、息子もプレに通うことで、少しずつ幼稚園に慣れ、愛着を持ち、「年少さんになる自分」をイメージすることができました。

 

プレに通うことで、幼稚園との信頼関係が築かれていくんです。これこそが、発達に不安がある自閉症グレーだからこそ、プレに通うべき最大の理由です。

 

発達に不安があるからこそ幼稚園選びは早めに動き出そう

発達に不安があると、「プレでやっていけるだろうか」という不安が過ぎりますよね。

でも、療育的観点からも、自閉症グレータイプの子供は、同年代の子供と触れ合いながら、集団で活動することがプラスに働きます。

 

自閉症グレーではなくても、プレの学年は2~3歳児の集団で、「泣く」「叫ぶ」「ウロウロする」なんて当たり前!

それをド~ンと受け止めてくれるのが幼稚園です。

 

正直、ちょっと多動気味、癇癪が強い、程度で「まだお母様と一緒に過ごす方が、お子さんのためなのではないでしょうか」とか恩着せがましい言い方で、プレ入園を断る幼稚園なんて、器が小さい小さい!

 

そんな幼稚園、こっちから願い下だっつーの。

 

でも、残念ながら「発達に少し遅れがありまして…」と言うだけで、却下する幼稚園があるのも事実です。

だから、幼稚園選びは早めに動き出しましょう!

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