自閉症児の親はネガティブ?息子の療育8回目

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳年中さん。今年の4月から週1回通年療育に通っています。

 

今回は完全分離なので、親同士のお喋りタイムがたっぷりありました。

色々な話題があったけど、私がしみじみ思ったのは「自閉症スペクトラムの子供を持つ親って、基本ネガティブだよなー」ということ。

 

そこで、「自閉症児の親はなぜネガティブなのか」を考察してみました。いつも通り、療育の様子もレポートします。

療育7回目のフィードバック

さて、まずは連絡ノートの内容からレポートしていきましょう。

今回の連絡ノートは、書く時間が少ししかとれなくて、かなりどうでも良い内容になってしまいました。

 

私が連絡ノートに書いた内容はコチラ。

幼稚園の課外授業の体験に行きました。アトリエ教室と言って、芸術に触れあう教室です。

体験では、トイレットペーパーと洗濯ノリ、絵の具を使って粘土を作りました。息子はとても楽しそうに参加していました。

 

家庭では算数に目覚め、10までの足し算、引き算の問題を出してと言われます。

オモチャのアンパンマンパソコンにも足し算引き算があり、1人で率先して問題を解いています。

 

療育の先生からのフィードバック

興味がもてることや楽しめることがたくさんあり素敵ですね☆

きっと家庭などで安心や自信を持てるような関わり方をして下さっていることが、元々の好奇心を発揮できるベースになっているのだと思います。

 

足し算引き算、はまりそうですね!クラスでもちょっと問題を出してみますね。また是非様子を教えてください。

 

どうでも良い報告の内容に、こんなに心のこもったお返事を貰いましたよ。

 

「安心や自信を持てるような関わり方」という表現、嬉しかったなぁ…。

 

自閉症児の育児は、かなり楽観的な私ですら「これで良いんだろうか?」と考え込んでしまうこともあるんです。

そんな時、「それで良いんですよ」と言ってもらえると、とても安心できます。

ありがとう!療育の先生!

 

そうそう、サラッと書きましたが、最近息子は算数ブームなんです。

今日も楽し気にアンパンマンパソコンで足し算引き算をしていました。

 

数の概念的には足して10位が今の限界だと思うのですが、何度も同じ問題を解いている内に、答えを暗記してしまっている様子。

まぁ、今はそれで良いでしょう。

 

算数楽しい!お勉強楽しい!という印象を持ってくれれば花丸です。

 

5歳自閉症スペクトラムの息子の療育8回目の様子

今回の療育は前述した通り別室参観でした。

次のような流れで行われました。

 

9:30  入室→お支度→自由遊び
10:00 朝の会(ご挨拶、出席とり、お歌、お楽しみ、お茶)
10:20 本日の活動(サークルゲーム「ボール運び」)
10:40 トイレ→オヤツタイム
11:00 自由遊び→帰りの会
11:30 帰りのお支度して解散

 

サークルゲームのボール遊びは、療育6回目でやったボール運びをチーム制にしたものです。

自閉症児はマイナス思考だから成功体験が大切!息子の療育6回目

 

今回は、2人1組になり、おたまをバトンにして協力して運びます。

 

先生からのフィードバックでは、「ボール運びやったことある~!」と思いきや、やり方が前回と違うことに、子供たちはかなり戸惑っていた様子。

 

自閉症スペクトラムの子供にとって、個人戦からチーム戦への変更は、かなり負荷が強かったようです。

 

負荷がかかった時の様子は子供によって違いますが、皆それぞれストレスを受け流して療育に参加しつづけるよう、様々な行動に出ているようです。

例えば、椅子をガタガタ鳴らしたり、必要以上にお喋りになったり。

これらは集団行動の場では適切じゃない行動ですよね。

だけど、そうすることで子供たちは自分の気持ちに折り合いをつけているケースもあるので、その場合はあえて注意をせず、大きな妨害にならない限りはそのままにしておくのだと先生は言っていました。

 

ここが、療育的観念ですよね。

「その行動が子供にとって必要か不要か」を見極め、子供に合わせた配慮をしてくれるのです。

だから、幼稚園よりもずっと落ち着いた行動をとれる子供が多いらしい。

 

ちなみに、うちの息子は療育の方が自由です。

幼稚園は毎日通って流れを理解しているし、メリハリがあるので、息子にとってわかりやすい環境なんだろうなぁ。

参観日の時、きちんと指示に従い、余計なこともせず落ち着いている様子を見ることができました。

自閉症の息子の幼稚園の参観日レポート!親が凹まない為の心得

 

その他、普段の流れはすっかり慣れて、特筆すべきことは殆どないようす。

フィードバックはチーム戦で特に戸惑った子供の様子が中心で、息子は名前すら出てきませんでした。

 

と言うことで、今回の療育の様子は、あまり書くことがありません。

 

あしからず。

 

自閉症児の親はネガティブな人が多い?

自閉症児にはマイナス思考タイプが多いと言われています。

マイナス思考、すなわちネガティブなのは、自閉症スペクトラムの代表的な特徴の1つですが、今回「あれ?自閉症児の親も、ネガティブな人が多いのかな?」と感じました。

 

だって、みんな悲観的なんだもん。

 

子供ができないことが気になって、「大丈夫かな?」「この先どうなるのかな?」「やっていけるのかな?」「こんなんじゃダメだ」「やっぱりうちの子は特異だ」と、物凄く心配しているんですよね。

 

一方私は、「男の子はみんなこんなもん」と言ってのける夫程ではないけれど、随分とポジティブだと思います。

 

何より、息子の育児が困難だと感じていないんです。

それは、息子が癇癪なしの穏やか君だからかもしれません。

自閉症スペクトラムだけど癇癪なし!私の息子は穏やか君

 

毎日、息子の言動を「可愛いなぁ…」と、デレデレしながら眺めてしまいます。←バカ親

 

息子には極端にできないことがあるものの、得意なものもあるし、人生意外となんとかなるんじゃないかと割と本気で思っています。

 

でも、みんな子供の将来を悲観してるんですよね。「まだ年中なら、できなくても大丈夫だよ」と私が思うことも、「まだできない」と心配してるんですよ。

 

息子がメンバーの中でデキる方というわけじゃないですよ。

メンバーの中で、通年療育以外にST、OTに通っているのは息子だけ。どれだけ息子が要支援か、わかっていただけますよね。

 

それでも、私がポジティブでいられるのは、息子が第二子だからなのかなぁ。

息子以外、全員第一子なのも、親がネガティブになる理由かなぁ。

 

私の娘はもう小5で、小学校がどんなところかイメージついているし、娘も発達障碍ではないものの、かなり特性が強い部分があって、それでも成長しているのをこの目で見ているから、「なんとかなるさ」とポジティブでいられるのかもしれません。

 

とは言え、それを差し引いても、自閉症児の親がネガティブという傾向は、やっぱり強いと思います。

そして、ネガティブだからこそ子供の発達に不安を持ち、然るべき支援に辿り着けたんじゃないかなとも思うんです。

 

ネガティブ思考は、生きていく上で辛いこともあるけど、最悪の事態を回避するために必要な思考でもあるんですよね。

 

ポジティブな私は、療育センターに繋がるまでずっと、息子の成長に特に不安はなく「多分大丈夫」と思っていました。

でも、「一応念の為」と、発達相談に繋がっていたんです。第二子で適当育児になっている自覚はあったので、専門家と繋がることで、見過ごすリスクを減らしたかったんですよね。

 

あれ?もしかしたら私もネガティブな一面があるのかもしれない。

 

こうやって考えると、ネガティブも案外悪くないなぁと感じました。

 

ただし、ネガティブなだけで行動に起こさない人は、やっぱり然るべき支援に繋がり損ねると思います。

 

発達障碍は、他者から「あなたの子供、発達障碍っぽいからここに行きなさい」と言われるような支援体制じゃないから。

その理由は、発達障碍の定義に曖昧な部分があり、親のメンタルによっては、指摘することで怒りを買ったり、鬱になったりするリスクがあるからです。

 

だから、ネガティブなだけじゃダメ!

 

何事も、行動を起こすことが大切ですよ。

もしも「私の子供、もしかして発達障碍かも…」と思ったら、どうか行動を起こしてください。

それで何事もなければ、安心が残ります。動くことは決して無駄になりませんから。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す


CAPTCHA