自閉症児の親も特性あり?不器用な息子の療育9回目

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私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳年中さん。週1回通年療育に通っています。

4月から通年療育が始まって、早4か月目。すっかり療育に慣れた息子です。

 

しかし、今回の療育の活動は工作。不器用な息子は、少々苦戦しておりました。

その時の様子をバッチリレポートします。

 

そして、毎度毎度のママ同士のお喋りの内容も、おまけで報告しちゃいます。

療育8回目のフィードバック

さて、いつも通り、連絡ノートのフィードバックからいきましょう。

 

私が連絡ノートに書いた内容はコチラ。

幼稚園の参観日がありました。息子は先生の話を聞いて、お友達と楽しく参加できていました。

苦手な工作は先生の説明だけでは少しわからなかった様子で、きょろきょろと周りを見ながらやっていましたが、途中で手順を間違えてしまい、最終的には隣の席のお友達に手伝ってもらう形で、無事完成させていました。

 

参観中、息子は手足をぴんと伸ばすのが苦手な様子がうかがえました。肘や膝がすぐグニャっと曲がってしまいます。

 

週末本屋で迷路ドリルを見つけ、5歳要だと簡単すぎたので、6歳用を買い、毎日楽しく取り組んでいます。

ただし、鉛筆が下手なので、指なぞりで遊んでいます。

 

息子の参観日の様子は、下の記事に詳しく書いてありますよ。

自閉症の息子の幼稚園の参観日レポート!親が凹まない為の心得

 

療育の先生からのフィードバック

参観日があったのですね!お母様もお疲れさまでした。

工程が多かったり、口頭のみの指示だとわかり辛いですよね。お友達に手伝ってもらうことは、嫌ではなさそうでしたか?

 

療育のクラスでも、机の位置がズレやすかったり、姿勢がグニャっとしていたりする様子が見られるので、もしかすると体幹の保持や1つの姿勢を保ち続けるのが大変なのかもしれません。

それで注目がそれている様子がなければ、今は見守っても良いかもしれません。

6歳用の迷路をするんですね。すごいですね!毎日楽しくがとても大切ですね。

 

最近お勉強系に目覚めた息子は、迷路にハマっています。

5歳用だとあまりにも簡単にクリアしてしまうので、少々ハードルを上げて6歳用を購入しました。

 

これがもう、息子にピタッとハマったようで、1人で迷路ドリルを開いて、指なぞりで遊んでいます。

6歳用でも後半の細かいものは、流石にまだできませんが、前半は1人で楽しそうに取り組んでいます。

思えば、私も迷路が好きな子供でした。ごくまれに買ってもらえた時は、1日でやりきっちゃうくらい好きでした。自作の迷路を作ったりもしたっけな~。

 

体幹の弱さについては、指摘されずとも感じておりました。

実は娘もそうなのですが、私の子供たちは首座りも腰座りものんびりだったんです。一応健診にひっかからないギリギリラインで座ってくれましたが、どちらもふにゃっとしていました。

 

5歳自閉症スペクトラムの息子の療育9回目の様子

今回の療育は同室参観。朝の会と本日の活動を参観しました。

療育は、いつも通りの流れで行われます。

 

9:30  入室→お支度→自由遊び
10:00 朝の会(ご挨拶、出席とり、お歌、お楽しみ、お茶)
10:20 本日の活動(工作「ちょうちん作り」)
10:40 トイレ→オヤツタイム
11:00 自由遊び→帰りの会
11:30 帰りのお支度して解散

 

朝の会のお茶、息子は最初「温い」と言って飲みませんでしたが、暑くなって喉がかわくようになったのか、それとも飲んだ方が先生が喜ぶとでも思ったのか、今日はグイっと飲み干して、おかわりまでしていました。

息子を含め、全メンバーは朝の会にもすっかり慣れて、滞りなく終了。

 

次は本日の活動です。今回は工作で、今までで一番工程が多いものでした。

工作で作るのは、「ちょうちん」。8月に療育センターで行われるお祭の飾りにします。

 

ちょうちんの材料は以下の3つです。

 

  • 透明のプラスチックコップ2個
  • 銀紙10枚
  • とってになる厚紙

 

工作の工程は、4つに分けられていました。

 

  1. 銀紙を丸めてコップに入れる
  2. 銀紙が入った2つのコップをセロテープでくっつける
  3. 厚紙に貼られた両面テープでとってを作る
  4. 完成したら「先生できました!」と報告する

 

う~む、不器用な息子に、果たしてこれができるんだろうか。特に、工程2のセロテープでくっつけるのは、息子にはハードルが高いような気がするぞ。

 

セロテープは先生が適切な長さに切って、それぞれの子供の机にペタッと貼り付けて準備してくれます。

しかし、まず2つのコップを合わせる段階で、「絶対銀紙落とすよな~」と思った私です。

更に、2つのコップを片手で抑え、片手でセロテープを貼るというのが、息子には絶対難しいと感じました。

 

で、実際どうなったかと言うと…。

 

やっぱり銀紙落としてました(苦笑)

 

慎重さが足りないんだよな~。

どうするか理解して、その形にしようとしたのは良かったけど、完全に1つの紙コップを逆さにして合わせようとしてるんだもん。そりゃ銀紙落ちるよね。

 

「わぁ、落ちた~」と言い、一瞬硬直した息子です。

この時、先生に目でサインを送ったようですが、先生が策略的にスルーしたので、自分で拾っていました。

そして、今度は零さずコップを合わせることに成功。

だけど、やっぱりその体制からセロテープを貼るのは少々困難で、先生にコップを抑えてもらって、息子がセロテープを貼っていました。

 

3の工程については、両面テープのシールを上手にはがしたまでは良かったけど、テープを貼る位置が奥に入り過ぎて、とってが物凄く短いことに…。

先生がそれに気付いて適切な位置を指導し、貼り直していました。

 

4の「先生できました」は、結局上手に言えなかったなぁ~。

できた喜びで「見て見て~」となっちゃって、先生に「先生できました」と耳元でささやかれても、息子は「それを自分が言う」ということに気付けなかったみたいです。

「先生できましたって言ってね」と言わないと、理解できなかったんだなぁ。あるいは「おわったら何て言う?」と聞いてくれても良かったかも。

 

療育の先生から説明がありましたが、今回の工作はあえて曖昧な部分をそのままにしているとのことでした。

 

  • 銀紙をどれだけ潰すかで体積が変わる
  • セロテープととっての貼る位置はあえて印をつけない

 

この2つから、子供たちがどのようなアクションをとるのか注目していたそうです。

自閉症の子供たちは、「曖昧」に弱いので、どれだけ対応できるか見るのが目的でした。

 

銀紙の潰し方は、個性に溢れていました。ギュギュっと小さくしてコップがスカスカの子供もいれば、ふわっと潰して溢れてしまう子供もいました。でも、特に正解はなく、どちらでも良いのです。

 

一方、セロテープの位置はある程度正解が決まっています。

息子の場合、セロテープを密集させて貼ってしまいそうになり、すると固定できないので、先生が適正な位置に誘導していました。とってもそうだったよね。

 

数学的センスに溢れているかと思いきや、「どこにどう貼ると良いか」の正解がわからなかった息子です。

 

う~む、さすがTHE!凹凸君。

 

この不器用さ、今後どうにかなるんでしょうか。

思えば旦那もすんげぇ不器用です。私も実は器用な方ではありません。そして娘も…。

 

おっと~!不器用なのは自閉症スペクトラム因子じゃなくて、もしや単なる遺伝!?

 

まぁ、それは作業療法士さんに見てもらえば、きっと答えがわかることでしょう…。

 

おまけ:自閉症は遺伝する?親も自閉要素の特性あり?

療育は、同室参観でもずっと母子一緒ではありません。2時間の療育時間の中、参観時間は約30分。

だから、今回も母親同士でたっぷりお喋りに興じましたよ~。

 

今回盛り上がった、自閉症児の親である自分にも、そして旦那にも、発達障害的特性があるのではないかということ。

 

皆が皆ってわけじゃないけど、「私、注意欠損っぽい」とか「旦那の沸点が低すぎる」とか、色々と思い当たる点が出てきました。

 

実は、私にも「これって特性?」と思い当たる点が結構あります。

 

  • 記憶力が偏っている(人の顔と名前を覚えるのが極度に苦手。一方音楽の旋律はすぐに覚えて、しかも忘れない)。
  • 思えば思春期、全く空気が読めていなかった(だからクラスで浮いた存在だった)。
  • 旦那と話が噛み合わなくてビックリすることがある(旦那がおかしいと思っていたけど、もしや自分に問題あり?)。
  • 興味の幅が狭く、ついでに視野も狭かった(今は経験値を積んで平均より広い視野を手に入れたと思っています)。

 

特に、人の顔と名前を覚えるのが苦手というのが、発達障碍レベルと言ってもいいんじゃないかと思ってしまうんです。

 

  • 知り合いだと思って声をかけたら、全く知らな人だった
  • Aさんだと思い込んで話していたら、Bさんだった

 

こんなことが、1回や2回ではない頻度で起こります。

だから、最近は知り合いがいると思っても、自分から声をかけなくなりました。や、やばいよね?

 

そのくせ、音楽の旋律はすぐに覚えてしまいます。元々絶対音感があるので、娘がピアノの練習をしていると、その音を聞いて旋律を覚え、娘が間違うとすぐわかってしまいます。

しかも、娘が1曲合格するまでに要する期間は2週間~6週間ですが、合格した娘は曲を忘れているのに、私はいつまでも覚えているんです。

で、娘が忘れて、おぼつかない手で楽譜を見ながら弾いていると、「そこ違うってば」と、思わずイライラしてしまいます。

 

ああ、人生の役に全く立たない記憶力…。うれしくな~い!

 

そうそう、自閉症スペクトラムも息子は、IQ75で知的境界領域ですが、数学的センスにはキラリと光るものがあります。

数の概念と計算能力は年齢以上のものを持っていそうだし、最近ハマった迷路も、どちらかと言えば理系ですよね。

 

迷路は私も幼少期はまりました。年齢以上のものをやっていた記憶があります。算数も数学も得意でした。

 

と言うことは、息子の数学センスは私譲りかな。ついでに、息子のアスペっぽい特性も私譲りなのかもしれない…。

 

何せ、外見的遺伝子は100%旦那だなってくらいパパ似の息子。

しかし人は両親から遺伝子を半分ずつ貰っているはず!ってことは、外に見えない部分の遺伝子が私ってこと?

 

やばいなー。息子の発達障碍の由来って、私?

 

ま、まぁ…私はちょっと変わった人ではあったけど、苦労しつつも社会適応できたから、やはり特性ではなく個性の範囲内なのでしょう。と、自分を慰めてみる。

 

私に限らず、子供が自閉症スペクトラムの場合、親はきっと、自分の特性についても考えるんだと思います。

 

発達障碍の原因については解明されていないけど、やはり親子である限り「遺伝」の可能性を考えてしまいますからね。

 

そうなのです!親なら当然の心理ですよ。

その後、自閉症と遺伝についてググってみたら、興味深い文献を見つけてしまいました。

自閉症は遺伝する?私の家族について考えてみた

 

でも、もしも自分に自閉的特性があったとしても、落ち込む必要はないと思うのです。

 

だって、特性があるのに自力で社会適応して結婚して子供に恵まれた。

これって、ある意味成功モデルじゃない?

特性があっても幸せになれるんだと、自分が立証したと思えばいいんですよ。

 

私は、そう思うことにしています。

だって、ポジティブキングだもん!

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