自閉症の息子が受けた作業療法1回目の内容と感想

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私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳年長さんで通年療育に通っています。

 

先日、ついに念願の作業療法(OT)を受けることができました!

 

息子の不器用さは、私がず~っと心配していたこと。

ようやく専門家である作業療法士さんに、息子の体の動きを見てもらうことができるぞ!やったー!

 

ということで、今回は自閉症スペクトラムの息子が受けた作業療法第1回目の内容をレポート!感想もお伝えします。

作業療法(OT)とは?

そもそも、作業療法とはどういったものなのでしょうか?

 

実は私、この記事を作るまで全くの無知でした。

息子の発達相談をして初めて「作業療法」という言葉を聞いた私は、「発達障碍で極端に不器用な子供に対して、手先の訓練や体の使い方を教えてくれる」程度にしか認識していなかったんです。

 

でも、よくよく調べてみると、作業療法が必要なのは「単なる不器用レベル」ではありませんでした。

 

「生活に支障が出るレベルの困難さ」を抱えた人が、作業を通じて日常生活への不便さや、社会生活の困難さを改善するのが作業療法なのです。

作業療法を受ける対象は多岐に渡ります。

 

  • 脳卒中などが原因で脳に障害があり動作に不自由がある人
  • 総合失調症や鬱など、心の問題で動作に不自由がある人
  • 先天性疾患(脳性まひ、ダウン症、発達障碍等)で動作の発達が遅れている人
  • 認知症や関節の痛みなどで動作に不自由がある人

 

一応発達障碍でも作業療法を受けるケースはあるようですが、どうやら主流ではないようです。

息子が通っている療育センターでは、同じ自閉症スペクトラム仲間で作業療法を受けている人はいません。療育センターでは脳性まひなど、肢体不自由な子供がメインで作業療法を受けているようです。

 

な、なるほど…。医師が息子の作業療法を渋るワケだわ…。

 

自閉症の息子が作業療法を受けるまでの流れ

主流は肢体に不自由がある人が受ける作業療法を、なぜ自閉症の息子が受けるようになったのか。

 

それは、私の熱意を、息子の激しい発達の凹凸が理由ではないかと推測します。

 

1歳半健診で要観察となった時からずっと、息子の不器用さを心配していた私です。

今の療育センターに繋がり、最初に医師と診察した時にも、不器用さを訴えて作業療法の必要性について質問しています。

しかし、医師から見ると「そこまでではない」という判断だったようです。

 

が、前回の診察で、ついに担当医は息子の作業療法を決断してくれました。

診察時、最初に医師は息子に色々な質問や動作をさせるのですが、恐らくその時息子に書かせた記号(×、△、□)があまりにも酷過ぎて、流石にオーダーを出す気になったのだと思われます。

この時の診察の詳細は、下の記事を読んでくださいね。

5歳自閉症な息子の診察時の様子!医師の質問の答えに思わず苦笑

 

息子は発達超凹凸君なのですが、手先の不器用さの中でも、特に「書く」という動作が著しく遅れています。

文字や形の認知力は年齢相応にあるのに、それを書くのがマジでできないんです(涙)

 

再来年には小学生になる息子。

最近真剣に「息子は黒板をノートに書き写すことができるだろうか」という心配をしている私です。

だから、医師から「作業療法やってみましょうか」という言葉を聞いた時、私は心の中で飛び跳ねるくらい喜んでしまいました。

 

自閉症の息子が受けた作業療法1回目の内容

通っている療育センターでは、作業療法士さんの数が足りていないようで、医師から「オーダーはしますが、もしかしたら3ヶ月ほど待つかもしれません」と言われていました。

でも、医師の診察から2ヶ月弱で、第1回目の作業療法を受けることができましたよ。

 

初回の作業療法の内容は、息子の状態確認でした。

 

最初の20分は、作業療法士さんが私から息子の様子を聞き取りする時間でした。この時、おもちゃで遊ぶ息子の様子も観察していたようです。

私は次のことを作業療法士さんに伝えました。

 

  • ずっと不器用さが気になっていること
  • まだ箸が持てないこと
  • 利き手が決まらず、最近左利きに統一したこと
  • とにかく書くのが下手で線がヨレヨレになってしまうこと
  • 小学生になって果たして黒板をノートに写せるのか今から心配している事
  • 昨年末担当の心理士から「指先に神経が到達していないかも」と言われたこと
  • お遊戯が壊滅的にできないこと
  • 幼稚園の担任からも不器用さの指摘があったこと

 

作業療法士さんからの質問を受けながら、息子の不器用さについてお話しました。

 

聞き取りが終わると、作業療法士さんが持ってきた手作り玩具のようなもので遊びながら、息子の動作を見る時間になりました。

作業療法士さんが持ってきた課題は、こんな感じです。

 

  • 3色の洗濯ばさみがあり、それを段ボールに挟んでいく(段ボールには洗濯ばさみと同じテープが貼ってあり、その場所に挟んでいく)
  • 小指の爪程度のビーズが20個程あり、それをヒモに通していく
  • プラスチックのコインがあり、それがギリギリ入るような切り口をしている入れ物に1枚ずつ入れていく
  • ちいさなポンポンみたいなものをスプーンですくい、人形の口に入れていく

 

他にもいくつか課題があったのですが、ここで時間切れとなってしまいました。

 

自閉症の息子が受けた作業療法1回目の感想

初回と言うこともあり、作業療法士さんとの会話は「今息子がどんな感じか」という内容になりました。しかし、短い時間でも専門家の目から見ると、息子の問題点が色々と見えてきているようです。

以下のようなことを言われました。

 

  • 不器用さも気になるが、道具を見て使い方をイメージする力が弱いのではないか?
  • 今回の作業では左右どちらの手も満遍なく使っていた
  • 定期的に様子を見ていく必要がある

 

ああ~、ほらほら!

やっぱり作業療法士さんから見ても、息子の不器用さって、かなりすごいんだわ~。

 

次回、約1ヶ月後に2回目の作業療法を予約することになりました。

超絶不器用な息子と作業療法をつなげることができて、とりあえずホッとしています。

 

ちなみに、息子の反応ですが、作業療法はとても楽しかったようです。

特に、スプーンでポンポンすくって人形に食べさせる作業は、ものすごく気に入った様子。作業療法士さんも息子に合わせて楽しくやってくれるので、ケタケタ笑っていました。

 

楽しいのはいいんだけどね…真面目にやってくれよ、息子よ…。

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