グッドドクター第6話まで観て思う…自閉症設定の不自然さ

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私の息子は湊先生と同じ自閉症スペクトラム(まだ5歳)。

現在療育の真っただ中にいるので、ついグッドドクターを斜め目線で見てしまう私です。

 

グッドドクター第6話は、湊先生の自閉症設定に違和感大爆発!

 

自閉症なのは良いとして、それを全面に押し出す設定と、湊先生の成育歴が不自然過ぎて蕁麻疹でそうっす。

今回は、グッドドクター第6話までを総括し、湊先生の自閉症設定が如何に不自然かを解説します。

グッドドクターの湊先生が2歳で自閉症と診断される意味

湊先生が2歳で自閉症と診断されている事実は、グッドドクター第1話で明確に示されています。

しかし!第6話に登場した父親と、湊先生の幼少期の成育歴では、まず「2歳で自閉症と診断」なんて流れにならないはず!

 

なぜならば、自閉症は親が動かなければ診断には至らないからです。

 

2歳代で診断ということは、かなり自閉度が強い状態。

ぶっちゃけ「言葉が遅い」「目が合わない」程度では、2歳で診断なんてされませんよ。

 

せいぜい1歳半健診でひっかかり、要観察になる程度。

しかも、要観察といっても、親が主体的に動かなければ、その後診断の流れに何てなりません。

 

それは、私自身が息子で体験しているので、良くわかります。その時の経緯は、下の記事を読んでみてくださいね。

1歳半健診で要観察後は?2歳で保健士から電話確認があった時の話

 

このように、1歳半健診でひっかかって要観察になっても、せいぜいが保健士から電話で様子伺いが来る程度。そこから相談に繋げるかどうかは、親次第なんです。

 

あの父親が、目の敵にしている息子を連れて、わざわざ相談に行くなんて考えられない。

 

通常は、3歳児健診まで放置って感じでしょ?

仮に、3歳児健診で再び引っかかっても、やはり親が主体的に動かなければ、自閉症の診断はおりないんですよ。

だって、診断ができるのは医師だけなんだから。

あの父親が、わざわざ専門医を探して連れて行くとは思えない。

 

ついでに言えば、医師が「自閉症」と言っても、親が認めなければ診断にはならないんです。

私、息子の担当医から「自閉症の診断しますか?」と、聞かれましたから!

 

 

はいっ!ここにいますよ!

グッドドクターは、「2歳で自閉症と診断」というドラマを左右する湊先生の設定が、明らかに不自然なんですよ。

 

グッドドクター第6話でわかる湊先生の自閉症度

グッドドクター6話まで観たけど、湊先生は自閉症でも受動型で、他害がなく静かで、恐らく癇癪もなく、いるだけなら迷惑にならないタイプ。

 

言葉を発したのがいつからなのかわからないけど、サヴァンで大学で主席をとり、しかも、医師になろうと思える程度の器用さを持っているのだから、総合的にはIQが高く出るタイプ。

 

また、確かに自閉症スペクトラム的な「思ったことそのまんま話す」という特徴はあるものの、相手の気持ちをきちんと考えて、コミュニケーションがそれなりにとれるタイプ。

 

更には、グッドドクター第6話で、兄が死んだ真相を知った後、自ら「兄は自分に医者になって欲しかったんだ」と結論を出し、自分が生きる意味を見い出した、湊先生の想像力ことイマジネーション力の高さ!

 

いやはや、これ、まじですごいっすよ。これが難しいから自閉症スペクトラムなんじゃないの!?

 

今までの湊先生は、人の気持ちに寄り添って、自分の意見は言いつつ押し付けることはなく、結果的に人と良好な関係を築けています。

それだけではなく、こうやって自分の気持ちに折り合いをつけられるとは!!!

 

明らかに、湊先生の自閉症度は低い!

2歳で診断おりるような、癖の強さ一切なし!

 

なぜ、履歴書にあえて「2歳で自閉症と診断」と書く?必要ある?

 

診断って、一生背負うものじゃないらしいよ。

社会に順応できれば、わざわざ「私は過去自閉症と診断されました」とアナウンスして回らなくてもいいんだよっ!

 

やはり、何があっても湊先生の「2歳で自閉症と診断」は、不自然過ぎるのですよ。

 

グッドドクターの自閉症設定はドラマを盛り上げるエッセンス?

そもそも、グッドドクターの話って、「自閉症」という設定が無くても充分成り立ちます。

障碍がなくても兄弟差別する親はいるし、自閉症じゃなくてもサヴァンのような驚異的な能力を持っている人もいます。

患者や医師との心の通じ合いも、自閉症の有無は関係ないですよね。

 

なのに、そこへあえて「自閉症」という設定を持ってくるのは、もうドラマを盛り上げるためのエッセンスだとしか思えない。

 

エッセンスの為に、自閉症というデリケートな問題、持ってこないでくれよ。

 

湊先生は、別に自閉症じゃなくても、純粋で真っ直ぐで繊細で、でも芯は強くて、足りない部分があっても、努力して良い医師になれる人だよ。

 

それでも「自閉症」って設定ぶっこみたいなら、もう少しリアリティ追求してくれよ。

 

そんなことを思ってしまいます。

 

なんだか、グッドドクターの各話はとても良いお話なので、いたずらに設定された自閉症が返って邪魔に感じてしまいます。

それは、やはり私が自閉症児の親だからでしょうか?

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