幼稚園の行事で自閉症の息子の成長を実感!【夕涼み会編】

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私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳年中さん。

 

先日、幼稚園の行事で夕涼み会がありました。

 

超朝方の息子は、普段は日が暮れてから外に出ることはまずありません。

その為、年少の時の夕涼み会は、燦々たる結果でした…。

 

でも、今年はちょっと違う!

 

1年間の成長を実感できましたよ~。

ということで、今回は幼稚園の行事、夕涼み会について報告します。

幼稚園の行事は自閉症児にとって大きな恐怖とストレスを伴う…

自閉症児はルーチンには強いけど、イレギュラーには滅法弱い!

だから、「幼稚園の行事は鬼門…」と思っている自閉症児の親は多いはず。

私の息子も例外ではありません。

 

いつもと違う雰囲気は、自閉症児の目には異様な光景に移ります。

いつもと違うスケジュールは、自閉症児に大きな混乱を与えます。

 

だから、自閉症児にとって、幼稚園の行事は大きな恐怖とストレスを伴うブラックな時間…。

幼稚園の行事では、恐怖心から号泣する我が子や、完全にフリーズ状態の我が子、もしくは周囲と比較すると明らかに何か持ってる感が強い我が子を見なければならず、「いっそ幼稚園の行事なんてなくなってしまえ!」と思ったことがありますよね?

 

私はあります。

ちなみに、行事をエスケープしたこともあります…。

 

でもね、自閉症だって、子供には成長する力があるんですよ。

だから、息子の夕涼み会の様子をレポートして、「年少で悲惨な状況に陥り、お先真っ暗状態でも、案外何とかなるもんですよ」と、希望を与えたいのです!

 

幼稚園の行事【夕涼み会】自閉症の息子年少児の様子

息子が通う幼稚園の行事、夕涼み会は、毎年夏休みの終わりごろに開催されます。

集合時間は18時、終了時間は20時と、結構長丁場です。

 

年少の時の息子は、実は今よりも母子分離に困難さがありませんでした。

毎朝にこにこと登園していたんです。

 

だから、夕涼み会も集合時は特に困難さはありませんでした。

私からすっと離れ、列に並んでくれました。

 

だけど、本格的に日が暮れ始めて、夕涼み会の盆踊りが始まると、息子の表情は一変!

 

オドオドとし始めたかと思いきや、ついに泣き出しました。

 

お遊戯壊滅的な息子は、半泣きしながらお遊戯の輪の中で棒立ち。列が前に進んでも棒立ち。

そのため、息子の後ろは渋滞状態…。

 

盆踊りが終わって、ようやく私と一緒になれたのですが、しばらく泣いていました。

 

その後は、常に「早く帰りたい」を連呼。

一応終了時刻までいれたけど、愚図愚図しまくりでした。

 

幼稚園の行事【夕涼み会】年中になった自閉症の息子の様子

息子は年少の冬から、急に母子分離不安が強くなりました。

 

夏休みは思う存分私と一緒にいたところ、「幼稚園の行事、夕涼み会」というワードは、それだけで息子を不安にさせるに十分。

数日前から「何曜日が夕涼み会?」と何度も確認。「ママと何メートル?(離れるの?)」とか、「何時に終わるの?」と、しきりに夕涼み会のスケジュールを気にしていました。

 

前日になると「頭熱い」とか言い出して(でも絶対元気)、遠回しに行きたくないアピール(苦笑)。

 

それでも、根が真面目なので夕涼み会当日は私と一緒にお昼寝し、エネルギーチャージOK!

年中さんは、年長さんがお神輿を担ぐ応援団をするのですが、「練習した?」と聞くと、「しよ~」と答えてくれました。

 

いよいよ時間になると、渋々といった感じで家から幼稚園まで歩いてくれる息子。

 

集合時、最初に整列をするのですが、私と離れる時寂しさと不安で顔が歪んでいました。

だけど、担任の先生が今日の予定を息子に丁寧に説明してくれ、「大丈夫だよ!」と励ましてくれ、私も「そこにいるから」と声をかけ、ギリギリ泣かずに気持ちを立て直す息子。

 

おお!!!これって成長!

 

整列すると、いよいよ夕涼み会開始です。

園長先生のお話が終わると、まずは年少さんと年中さんで盆踊りをします。

 

私は、息子に「Aちゃん(息子の前に並んでいて、いつも息子に優しくしてくれる女の子のお友達)の後ろに、ちゃんとついていくんだよ」と声をかけると、息子はニコニコしながら輪を作っていきました。

そして、盆踊りは踊っていないんだけど、昨年のように泣くこともなく、立ち止まることもなく、きちんとAちゃんについていき、流れを止めることもありませんでした。

更には、身振り手振りはしないけど、配置移動はそれなりにできていましたよ~!

 

すごーい!!!昨年とは雲泥の差!

 

盆踊りが終わると、いよいよ年長さんがお神輿を担ぐ時間です。

年中さんは、年長さんがお神輿をしょって歩くルートの周りをとりかこみ、うちわを仰いで「わっしょい!」と掛け声をかけながら応援します。

お遊戯は出来ないけど、リズム感は悪くない息子。きちんと掛け声をかけながら、うちわも動かしていました。

しかも、最後だけ「わっしょいわっしょいわっしょーい!」とリズムが変わるのですが、それもきちんとできていたんですよ~!

 

ああ!素晴らしい成長を実感!!!

 

日が暮れても恐がることなく、最後まで楽しく参加できました☆

傍から見たら、恐らく「なんだかあの子テンポずれてない?」って感じだろうけど、年少の時の息子と比較したら、ものすごーく成長していたので、感動しちゃいましたよ。

 

幼稚園の行事は子供の成長を実感できる貴重な機会

幼稚園の行事って、自閉症児の親としては、周囲との差を見せつけられて、現実をつきつけられて、辛くなってしまうこともありますよね。

 

だけど、周囲と比べたらダメ!

 

これって、自閉症とか関係ないんですよ。

 

我が子を周囲と比較するのは、一番やってはいけないこと。

なぜならば、大切な我が子の成長を見逃して、下手をすると否定までして、親子で自尊心を傷つけあってしまうから。

 

比較すべきは、昨年の我が子です。

 

現在幼稚園は3年保育が主流。

そして、多くの幼稚園では、3年間行事の流れは変わりません。

同じ行事を何度も繰り返します。

 

でも、この時期の子供にとって、1年間はとても大きなもの。

昨年とは比較にならない程立派な姿を、行事で見せてくれるんです。

 

それが、他人の子と比べたら「まだまだ」な姿だったとしても、確実に昨年の我が子より成長しているはず!

 

その成長を実感できるのが、幼稚園の行事です。

 

「なんでできないの?」と親に言われて、「なにくそ!」と成長する子供は極僅か。

 

多くの子供は「すごいね!」「あなたはこれが上手なのね!」と親に褒められて、「そうか、自分はそんなにすごいのか」「これが得意なのか」と、自信をつけていきます。

 

自閉症の子供は特にそうです。

行事は夕涼み会だけじゃないですよね。

参観日や運動会など、他の行事も全部同じです。

自閉症の息子の幼稚園の参観日レポート!親が凹まない為の心得

 

だから、「幼稚園の行事なんて…」と悲観的にならないでほしいです。

しっかり我が子をこの目で見て、記憶に刻んでください。

そして、昨年の我が子より良くできているところを見つけて、たくさん褒めてあげてくださいね。

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