グッドドクター最終話の感想!自閉症は遥か彼方…

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私の息子は湊先生と同じ自閉症スペクトラム

だから、グッドドクターは自閉症目線で観てきました。

 

小児外科の話なので、親からの視点でも見てしまうのですが、グッドドクター最終話は感情移入が全然できませんでした。

 

グッドドクター感動の最終話も、意地悪く突っ込ませていただきますよ。

自閉症の親から見たグッドドクター完結です。

グッドドクター最終話は超お約束の内容

グッドドクター最終話は、医療ドラマでお約束の内容を詰め込んでいましたね。

 

  • 脳死ドナーを待つ葛藤
  • そこへタイミングよく脳死ドナーが現れる
  • ドナーとその親の葛藤
  • 「命をつなぐ」メッセージ
  • 元気になった元患者が医者を目指す

 

台詞もどこぞで聞いたことのあるような感じで、妙に冷めた気分で観てしまいました。

 

基本的にハッピーエンドが大好きな私は、伊代ちゃんが助かって良かったと思っています。

伊代ちゃんが書いたドナーの両親への手紙には、ジーンときました。

 

グッドドクター最終話は母親役が気になって感情移入できず…

だけど、グッドドクター最終話の目玉となる「脳死した子供の両親の葛藤」には、全然感情移入できませんでした。

というのも、美咲ちゃんの母親の演技が気になってたまらなかったからです。

 

まず、今時小学1年生の子供を川に1人残す?

 

これは、脳死ドナーをタイミングよく連れてくるために作られたストーリかと思っちゃいました。

百歩譲って、まぁドラマ進行上この展開を受け入れたとしても、運ばれてきた時の美咲ちゃんの母親が冷静過ぎて、そこが超気になりました。

 

もっと取り乱してもいいんじゃない?

 

というか、美咲ちゃんの母親の女優さんの演技が下手過ぎて、それ以降のシーンも、表情があまり崩れず、とにかく冷静ポーカーフェイスなイメージで、気になって仕方なかったです。

 

直感的に、美咲ちゃんの母親役の女優さんは、意地悪な女役の方がハマりそうって思いました。

夏美先生が渡した「親たちにできること(だっけ?)」を握りつぶしたシーンを観て、それは確信に変わりましたよ。

 

ここで既に、母親役というよりも、意地悪愛人や意地悪女上司のイメージになった私。

その後「川で1人にした私が悪かった!」と自分を責めたシーンも「今更?」と、妙に冷めた目で見てしまいました。

 

こんな気難しそうな母親像をバシッと出しておきながら、パッと見で妙な雰囲気をまとった湊先生を見ても、違和感もなく文句もなく指摘もなく受け入れたご両親。

 

これも違和感たっぷりだよな~。

 

湊先生が意識ある子供と同じように接してくれたのは、両親にとって救いだと思うけど。

 

それから、病気とは違い、事故は心の準備がゼロの状態なのに、良くぞたった一晩で臓器提供を決断したなぁ。

お誕生日会についても、頑張って笑顔で祝って…結局この両親はとても強い心の持ち主だったんだろうか。

 

しかし、お誕生日会で母親が読んだお手紙は、内容がド定番で陳腐で、もう少し何とかならなかっただろうかと思ってしまいましたよ(むしろ白けた)。

 

それとも、人は窮地に立たされると陳腐になるものなのだろうか…。

 

グッドドクターは全体的にストーリー展開が急ぎすぎ

グッドドクターって、結局単なる小児外科のお話ってことでよろしいんでしょうかね?

 

最初に「自閉症!」を全面的に出しておきながら、結局内容を「小児科のお涙頂戴物」に特化した結果、湊先生最終話に近づくにつれ、普通の人になっちゃってるし。

 

グッドドクター第9話の感想で、湊先生の自閉症設定がほぼ不要の根拠を示しています。

グッドドクター第9話…もはや湊先生のどこが自閉症なのか不明な件

 

いや、いいんですよ。最初から普通なら(そういう自閉症の方もいるので)。

 

そうではなく、第1話は非常識&テンパリスト&空気読めないの自閉度バリバリだったじゃない?

 

僅か数ヶ月で、ここまで別人になるのが違和感たっぷりなんですよ。

 

小児外科と自閉症をミックスさせようとして欲張るから、結局不完全燃焼になるんだろうなぁ。

その他、説明不足だと感じた点も多かったです。

 

  • 結局1回しか登場しなかった湊先生の父親は、結局何だったの?
  • 院長先生と湊先生の関係性は?(養子縁組でもしていた?)
  • あれだけ融資先を探すのが困難だったのに副院長の電話1本で解決なの?(2つの同時移植成功で知名度が上がって融資銀行が見つかったと言うなら、それを匂わせて欲しい)
  • 高山先生は弟の死のトラウマを乗り越えたの?

 

なんかねー、複線を色々引いておきながら、結局きちんと着地できてないんだよねー。

 

まぁ、自閉症児の親としては、発達障碍を抱えながらも、周囲の人に恵まれて、自分の仕事にやりがいと誇りを持って働いていく湊先生の姿は目標でもあります。

 

色々と意地悪くツッコミを入れてきましたが、このドラマを観て、障碍の有無を問わず、人が人らしく生きるのは当たり前なのだという認識が広がったらいいなと思います。

な~んて、私も最後に陳腐にまとめてみましたよ。

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