5歳自閉症の息子が受けた田中ビネーの結果は凹凸がすごい!

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私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳の年中さん。

先日1年ぶりに受けた田中ビネーV発達検査の結果を聞いてきました。

結果から申し上げます。

 

なんと!昨年より23ポイントもIQが伸びました!

 

わ~いわ~い☆

でもね、蓋を開けたら洒落にならない位の凹凸状態よ。てへ!

 

今回は、5歳自閉症の息子が受けた田中ビネーの結果についてレポートします。

 

※田中ビネーなどの発達検査は、練習をしてしまうと子供の本来持つ力が正確に測定できなくなってしまいますので、間違っても子供に練習させないようにしてくださいね!

5歳自閉症の息子が受けた田中ビネーの結果

では、早速5歳自閉症の息子が受けた田中ビネーの結果について詳細を発表します。

 

検査の時の様子は、下記記事を見てくださいね。

5歳自閉症の息子の発達検査!田中ビネーVの内容と結果予測

 

田中ビネーVは年齢階級別に検査が分かれています。1つの階級でできないものが1つでもあれば下の階級に下がり、1つでもできれば上の階級に進みます。

息子ができなかったのは、下記の通りです。

 

  • 3歳級:位置の記憶、円を描く、数の概念(3まで)
  • 4歳級:順序の記憶
  • 5歳級:絵の不合理、三角形模写、絵の欠所発見、模倣によるひも通し
  • 6歳級:絵の不合理、ひし形模写、理解、打数数え

 

×がついた部分は、「惜しい!」という内容も少なくありません。

 

実は、5歳級でも数の概念(10まで)の検査がありますが、こちらは〇です。それなのに、3歳級の数の概念(3まで)は×。

 

ここに、田中ビネーの矛盾がありますよね。

息子は3歳級の時、少し疲れてポケッとしてしまい、指示を聞き逃して応えられなかったんです。でも、どんな理由だろうが×は×。

 

その他、4歳級の順序の記憶は、私的には横で見ていて「できた」と思ったんですよね。

でも、心理士さんからみると、質問されてから即答できず、最初の答えを間違えたので×になったという説明でした。

 

5歳級のひも通しはできたのですが、時間切れで×。

絵の欠所発見は、最後の1つだけ指摘できなくて×でした。

 

一方、できてないと思っていた6歳級の数の比較は、息子があれこれ考えて呟いたのが正解だったので〇がつきました。

 

息子は6歳級の曜日と数の比較に〇がついているので、本来ならば7歳級の項目を全部するべきなのでしょうが、既に1時間が経過していたのと、息子の様子から恐らくやっても難しいと心理士さんが予測したのか、7歳級の問題はやっていません。

 

で、具体的数値なのですが、1年前の4歳の時はIQ75で知的境界領域だったのに対し、今回の結果はこうなりました。

 

検査時の息子の年齢:5歳4ヶ月

検査における精神年齢:5歳3ヶ月

IQ98

 

おおおおーーー!!!伸びた!やっぱり伸びてるよ~!

 

だけど、これは平均値のマジック。

IQが98と健常域に入ったからといって、息子が健常になったわけじゃないんですよね。

 

田中ビネーの検査では、各項目の数値は細かく出せませんが、2歳級から(やってないけど)7歳級まで。

凹凸がひどいことになっていて、5歳の息子の中に2歳児と7歳児が混同している状態です。

 

結果を受けて見えてきた今後の課題

実感はありましたが、息子は4歳から5歳のかけて、素晴らしい成長を見せてくれました。

 

息子のIQが伸びたのは純粋に嬉しいです。

だけど、大事なのは数値だけを見て安心せず、息子にとってどんなフォローが必要なのかを考えることなんですよね。

 

人は「できる」方に注目しがちです。

だから、息子のような凹凸君は「できるのにやらない」「態度が悪い」「やる気がない」と誤解されがち。

息子の発達障碍と能力について、接する人が正しく理解しないと、息子は相当しんどい状況に置かれます。

 

また、理解度が高いのに、できないことはとことん苦手なので、月齢が上がれば上がる程「自分はこれができない」と心折れる心配があります。

 

目先の問題は息子の不器用さ。

あと1年半あるとはいえ、就学までに少しでも書けるようにならないと、入学後にいきなりつまづいて自信を失い、できるものまでできなくなっちゃうかもしれません。

 

とりあえず、苦手が激しい不器用さはOTに繋げることができました!

作業療法(OT)から見た息子の様子は下の記事を読んでくださいね。

作業療法の評価を聞いてきました!5歳自閉症の息子は超不器用

 

その他、田中ビネーVの検査から見えた息子の弱い部分は「推理力」「集中力」「思考の応用力」です。

 

本来、できるはずの内容も、意識が緩んだ時に指示を聞き逃したり、自分が知っている知識を活かして応用したり、この先何が起こるかを予測したりする力が弱いです。

 

これは、恐らく毎日の生活の中で経験値を積んでいけば、伸びていくとは思うのですが…。

息子の弱い部分なのだと自覚して、各所に相談しながら息子のためになることを頑張るしかないですね。

 

良くも悪くも平均を求められる日本の中で凹凸君がどう生きるか

日本って、本当に平均社会ですよね。

人には得意不得意があって当然なのに、何かが著しくできないことを問題視されがちです。

 

だけど、昔と違って随分と便利になった世の中では、とある分野だけが大きく後れをとっていたとしても、いくらでも補えるようになっていると思うのです。

 

例えば、息子は極端に書くのが苦手ですが、今の時代はパソコンもパットもあります。デジカメだってあります。書くのが苦手ならば、それらを活用して学習すればいいんじゃないかと思うのです。

 

幸い息子には自閉症スペクトラムの診断がありますし、適切な支援場所に繋がっているので、それを盾にして合理的配慮を学校側に求めるのも、ありだと思っています。

 

もちろん、まだ息子は5歳なので、書けないと決めつけるわけじゃありませんが、「万が一できなくても、いくらでも方法はある」と、楽観的に考えたいなというのが私の本音です。

 

気楽にいきましょ!

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コメント

  1. きなり より:

    はじめまして。
    グッドドクターの記事から来ました。あのドラマに対する感想が自分と全く同じで笑ってしまいました…ほんと、湊先生自閉症の設定いる?でしたね。お涙ちょうだいの材料に必要だったのかなあ…演技は素晴らしかったですが。
    うちにも先月自閉スペクトラムと診断されたばかりの年中の息子がおり、来月一年ぶりに発達検査を受けます。発達検査…みている方も精神的に疲れますよね。うちも凹凸がすごそうです…いろいろと参考になることをたくさん書いていらっしゃり勉強になりました!

    診断を受けたばかりでしばらく落ち込んでいましたが、わたしも息子のために前を向いて頑張ろうと思います。
    また時々覗かせてくださいね。

    1. kikitadesu より:

      きなり様、コメントありがとうございます。
      息子さんと同じ学年ですね。療育仲間の間では、早くも就学についての話が出ています。
      自閉症スペクトラムは、確かに生きづらさに繋がる障碍ではありますが、環境を整えて理解者に恵まれれば、素敵な人生が送れると信じています。今はニコニコ笑顔を一番大事にして、可愛い盛りを脳裏に焼き付けながら育児を楽しんでいます。
      大変なことも多いけど、楽観的にがんばりましょうね☆また、是非遊びに来てください。

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