5歳自閉症の息子、来年の療育どうする問題【療育クラス担任編】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私には5歳自閉症スペクトラムの息子がいて、今年は週1で通年療育に通っています。

そして、月末までに「来年度療育を受けたいかどうか」の希望調査票を出さなければなりません。

 

ああ~!どうしよーーー!

 

私としては、幼稚園1本にしたいけど、ここはやはりプロの意見も参考にしたい…。

ってことで、昨日行われた療育クラスの担任の先生との面談で、色々聞いてきました。

 

今回は、5歳自閉症の息子、来年の療育どうする問題第2弾です!

5歳自閉症の息子が通う療育の担任と面談内容

今回の療育の担任との面談では、今期後半の児童発達支援計画書の確認と、来年度の療育をどうするかが議題となります。

まずは、児童発達支援計画書を見ながら、前半までの5歳自閉症の息子の様子と、今後の課題についての説明がありました。

 

児童発達支援計画書は、「集団活動」「コミュニケーション」「成功体験」の3項目別に、支援目標が作成されています。

項目別に、療育の担任の先生から説明されたことをレポートします。

 

5歳自閉症の息子の集団活動について

息子は社会性はある方で、集団活動を乱さないタイプです。

不器用など困難さはあるものの、幼稚園では先生やお友達にフォローしてもらいながら、目立った困り感もなく過ごせています。

 

しかし、療育目線になると、どうやら違うようです。

 

担任から見た息子の様子は、以下の通りでした。

 

  • 一定の流れを繰り返し経験し、一斉指示のキーワードや資格情報を活用することで、集団ルールを1つずつパターン的に獲得している。
  • パターンとキーワードをヒントに、一斉指示に応じて参加する経験を少しずつ積み重ねている。
  • その一方で、本人が目にした場面や記憶、一度本人がとった行動をなぞり、パターン的に行動しようとする様子が見られ、切り替えに時間がかかる。
  • 新規やイレギュラーな場面には極度に緊張し、特に、言語のみの説明では不安が高まりやすい様子が見られる。
  • 見本で視覚的な見通しを伝えることで、安心して取り組む様子が見られる。

 

うう~ん…。

 

正直、息子は幼稚園では作業しながらでも先生の指示に耳を傾け、口頭の指示を理解して動ける場面が非常に多いです(もちろん、聞き逃すことはあるけど、他の子供と変わらないレベル)。

幼稚園ではルーティンワークも多いですが、制作活動や英語、体操などは内容が定期的に変わりますが、それで混乱している様子は、幼稚園の担任からは今まで報告がありません。

 

確かに、視覚的にヒントがあれば、そりゃやりやすいでしょうけど、それって息子に限った話じゃないし…。

 

課題として挙げられた「一斉指示の意図を理解し、周囲の状況を見ながら活動に参加できる」というのは、幼稚園ではできているんですよね。

 

なんだかモヤモヤしました。

 

5歳自閉症の息子のコミュニケーションについて

息子は吃音があるものの、今や語彙は年齢以上となり、結構正しい文法を使います。

言葉と言う点では困難さはなくなりました。

 

ただし、とにかくマイペース。人に興味がないわけではないけど、自分のペースで動きます。

 

そんな息子の友達関係は「来るもの拒まず去る者追わず」。

 

でも、大人とのやり取りに困難さは目だってありません。

ですが、やっぱり療育的目線になると、息子の様子は以下のようになるのです。

 

  • 一斉指示と状況をセットにしてパターン的に獲得している場面では、指示に応じられる。
  • 一方、行動が適切かどうかや本人の状況に関わらず、場面と行動をセットにしてパターン化しやすい。
  • 自分の状況に関わらず一度発信したことが場面とセットで想起され、発信する様子が多くみられる(例えば、前回温いお茶が出て「温い」と発言した翌週のお茶が冷たくても、やっぱり「温い」と言う等)。
  • 構造化された場面ごとに決まっているフレーズは自信を持って発信することができる。
  • 一方「てつだって」などの言葉での的確なヘルプ発信が弱い。

 

なんだか、療育の先生は、息子のことを「記憶で動く」と思っておられるようです。

これは、以前にも指摘されました(その時のお話は下の記事をチェック!)。

5歳自閉症の息子は記憶を頼りに生活してるってマジ?療育3回目

 

まぁ、確かに息子は以前のことを良く覚えていて、前回と同じようなパターンなのに違う流れになると「なんで違うんだろう」という様子を見せます。

でも、子供ってそういうところ、ありますよね。

 

確かに息子は、自分の想定外のことが起こると泣いちゃうくらい不安になるタイプだけど、そこまで頑固に記憶を貫こうという姿勢は、親から見たらないんだけどなぁ。

 

そうそう、ヘルプ発信については、おっしゃる通りって思います。

これができるようになったら、息子は今よりもずっと生きやすくなると思う。これは、就学に向けての息子の課題ですね。

 

5歳自閉症の息子の成功体験について

自閉症スペクトラムの子供にとって、成功体験はとても重要だと療育で勉強した私です。

「自分は出来た」「成功した」という積み重ねが自己肯定感を高め、自信を持って新しいことにチャレンジする勇気を育んでくれるのだそうです。

 

息子の成功体験については、以下のように説明されました。

 

  • 繰り返しの内容や、活動の手順がわかりやすいものは、充分に見通しを持って意欲的に取り組み、達成感を得られている。
  • 一方、見通しと異なった状況に混乱し、受け入れ難い様子が見られる。

 

まぁ、失敗って、誰でも受け入れ難いものですよね…。

 

息子はドマイペースですが、やはり年齢が上がるにつれて、「自分は〇〇が上手ではない」というのがわかってきてしまっている様子。

これが、「できない」→「できないからきらい」にならないように、私も日々気を付けています。

 

でも、やっぱり子供たちには「失敗しても繰り返し頑張ればできるようになる!」という経験を実感してほしい!

 

娘はそれがピアノでした。

息子は、今やっている体操教室がそれに相当するかな。

最初はできなかった跳び箱が、この前初めて綺麗に飛べた時、息子は家に帰ってきてからも「今日跳び箱飛べたね!」と、嬉しそうに何度も噛みしめていました。

 

保険として療育に通う価値はあるかを考える

さて、息子の様子と後半の児童発達支援計画書の説明を受けた後、来年度の療育についての話を聞くことになりました。

 

ちなみに、先日受診した小児神経科の担当医からは、「今の様子ならば来年度は幼稚園だけでも大丈夫だと思われるが、就学の大切な年なので、それについてのフォロー体制の確認は必須」と言われています。

詳しくは、下の記事をどうぞ!

5歳自閉症の息子、来年の療育どうする問題【小児神経科の場合】

 

ですが、療育側は、「来年度も療育に通うのが望ましい」という結論。

 

私は、これについてかなりストレートに突っ込んで説明しました。

 

  • 息子は現在幼稚園で大きな困り感もなく過ごせているが、それでも療育は必要なのか。
  • 社会性のあるタイプで、集団行動ができていても療育は必要なのか。
  • 正直、療育に通わせたことで目に見えた結果を実感できていない。
  • 来年度は年長なので、週1幼稚園を休んで行事の練習に遅れてしまうのも不安だ。
  • 専門知識のある方(療育の先生や心理士)と、そうではない方(幼稚園の先生や家族)では、息子の人物像が大きく変わる。私はどうしてもそうではない方に共感したくなる。

 

あ、一応言葉は選んで穏便に言いましたよ。

でも、このモヤモヤは、ずっと私が抱えてきたことでもありました。

受け入れているようで、私はまだ本当には息子の発達障害を受け入れていないのかもしれません。

 

これについて、療育の担任の先生は一生懸命説明してくれました。

 

  • 集団生活で困り感が少なく、紛れてしまうタイプだからこそ、小集団で確実に「わかる」と思って活動することが自信につながる。
  • 正直来年幼稚園1本にしても息子君は大崩れはしないと思うが、より安心して過ごせるように、療育に参加した方が良い。
  • 息子君は賢いので、恐らく徐々に周囲との違いに気付き、「自分は出来ない」と自信喪失してしまうかもしれない。それを防ぐ為にも成功体験を療育で積み上げた方が良い。

 

うん。わかるよ。でも、それって療育じゃないとできないこと?

 

なんだか、「今後大崩れしない保険として、通えるなら療育に通った方が無難」という風に聞こえてしまった私です。

 

もちろん、療育の担任はそんなつもりはなく、誠心誠意息子のことを考えて言ってくれているのだとは頭ではわかっているのです。

でも、私の中ではどうしても、週にたった2時間の療育よりも、先生やお友達に囲まれて過ごす幼稚園の方が価値があると感じてしまいます。

 

今回の療育の担任との面談で、来年度幼稚園を休んでまで療育に行く意味を、私は見い出せませんでした。

 

来年は療育ではなく幼稚園1本に決めました!

ってことで、私、決めました!

 

来年度は療育はやめて幼稚園1本にします!

 

は~、スッキリした☆

 

と言っても、STとOTは続けるので、月3ペース位で来年度も療育センターには通うのですが。

というか、STとOTに繋がったから、「療育もういいや」と思ったところもあります。

 

それから、療育の担任の先生が心配していた成功体験については、今の幼稚園でかなり土台ができています。

 

息子はTHE!凹凸君なので、幼稚園ではできないこともあるけれど、実はできることもあるんです。

そして、できないことが息子の特性だと、幼稚園側は共通認識を持ってくれている為、的確なフォローを受けられています。

 

加えて、年中から始めた体操教室では、息子の特性を知っている先生が教えて下さり、できるお友達もいれば、できないお友達もいるという環境の中で、息子は「頑張ったらできた!」という成功体験を少しずつ積み上げています。

 

更には、新しい美術系の幼稚園の課外授業では、不器用で書くのが超苦手な息子が、すっごく楽しく芸術に触れて、作成や絵画(と言っても自由に絵の具を使って塗るとか)を経験しています。しかも、人気がないので年中さんは息子1人で先生とマンツーマン!

 

家でも週末息子が好きなアスレチックに連れて行って、全体運動をしながら「できた」を実感させているぞ~!

 

何分私はハードルの低い育児をしているので、自閉症児の母親あるある「なぜできない」という悩みが殆どないんです。こんな息子なのに!

 

どうだ!これでも成功体験足りないか!?自己肯定感下がるか!?

(って誰に対して言っているんだろう私…)

 

いやいや、ここまで環境に恵まれているんだから、きっと療育がなくても息子は大丈夫さ!

むしろ、年長時代をしっかり過ごして、きっと更に成長してくれるはず!

 

そう信じて、「専門家に進められた療育を蹴る!」を、やってのけますよ。

 

これは、私の決意表明なのです!(強がりとも言う)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す


CAPTCHA