幼稚園の参観日で5歳自閉症の息子の様子【体育参観】

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発達障害の子供を持つ親にとって、幼稚園の参観日は鬼門かもしれません。

 

私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳年中さん。先日、幼稚園の参観日がありました。

今回は体育の時間が参観に含まれています。息子は幼稚園の課外の体操教室に通っているので、張り切って跳び箱を飛んでいましたよ~!

 

もちろん、自閉症スペクトラム故の「あれれ?」な部分はあるものの、昨年と比べるとググっと成長している息子です。

 

今回は、5歳自閉症スペクトラムの息子の、幼稚園の体育参観の様子をレポートします!

幼稚園の参観日!体育参観で跳び箱を頑張る息子

さて、今回の幼稚園の参観日のメインは体操の時間です。クラスごとに約40分、幼稚園のホールで体育専属の先生が教えてくれます。

 

外遊びから部屋に戻ると、早速体操の準備です。

トイレに行った後、先生の号令で背の順に並ぶ子供たち。

息子はスムーズに行動できていました。

そして、お隣のお友達と手をつないでホールに移動。

 

ホールにつくと、まずは並んで体育の先生からのお話を聞き、軽い準備体操をします。しゃがんだり立ったりジャンプしたり。

 

しかし、息子はこの程度ならできるはずなんだけど、何となくダンス要素があるからか直立不動(汗)。

 

担任の先生に「しゃがんでね~」と言われ、「え?」って顔をした次の瞬間にはもう立つの動作に入っています。テンポについていけないのかしら。

 

でも、踊れない幼児ですっかり名の通っている息子は、お遊戯しない時に叱られたりはしないのです。

「まぁ、息子君だから仕方ないよね」って感じで、皆良い意味でスルー(笑)

 

そして、今回の体育参観のメインイベント、跳び箱が始まりました。

 

踊れない、最近は踊らない節もある息子ですが、体操は大好きだし、跳び箱は体操教室で何度もやっています。

先生の指示通りにきちんとならんで、先生の号令に合わせて自分の番にしっかり跳び箱を飛べました!

 

まぁ、日頃から体操教室を見ているので、見慣れた姿なんですけどね。でも、参加日の姿はまた別の感慨深いものがあります。

先生の指導を受けながら、子供たちは跳び箱を飛んだりマット運動をしたりして、40分間がつつがなく終了しました。

 

体操の時間が終わると、最後に体育の先生からまとめのお話があり、教室に戻ります。

 

最近息子の幼稚園はダパンプのUSAがブームなのですが、なぜか退場はUSAの「カーモンベイビーアメリカ♪」の歌に乗って、片足ケンケンで退場って流れになり、子供たちはニコニコと可愛らしい笑顔を見せながら、ノリノリでケンケンで退場!…している中、息子はニコニコしながら普通に歩いて退場していました。

 

家では「カーモンベイビーアメリカ」って自分で歌いながらケンケンやってるくせに~!

 

幼稚園でもやってよ~~!!

 

幼稚園の参観日!工作や毎日の活動は安定感バッチリ

体育参観とは言うものの、参観日の日は1日どの場面でも参観OKで、大体皆さん朝の活動からお昼ご飯までいるのが基本の流れで、私も例外ではありません。

体育参観以外の息子の様子はこんな感じでした。

 

まずは朝の会の様子(園庭で毎日行われる活動)です。

 

  • 相変わらず音楽に乗った準備体操を全くしない息子だけど、向いている方向だけは皆に合わせていた。
  • 息子の後ろに並んでいるお友達が、息子が前に詰めない時などは優しく促してくれた(ありがとう!)
  • お遊戯系は一切やらないものの、集団行動に問題なし

 

教室の朝の活動の様子はこんな感じでした。

 

  • リトミックは踊れるものと踊れないものがある
  • お友達とペアになる活動では、声をかけてもらって楽しそうにペアでできていた
  • 自分から積極的にお友達には関わっていないけど、相手からのアクションには笑顔で応えていた

 

その他、体育参観後の活動(絵本読みや工作等)の様子です。

 

  • ペアの子と机といすの準備をするのは、協力して上手にできていた
  • フラッシュカードはあまり発声はしていないが、集中して見ていた
  • 先生の指示で必要など具をきちんと用意できている
  • 絵本読みも、先生の「次のページ」にきちんと反応してめくれている
  • 工作では、先生の説明を集中して聞いて、指示通りにできていた
  • 作業中でも先生からの話があると、手を止めてきちんと話を集中して聞けていた
  • 不器用さゆえの作業の困難さはあるものの、工程はバッチリできていた
  • 先生の指示だけではなく、普段の流れをきちんと理解し、指示前でも毎日とるべき行動をきちんととれていた

 

おおおおおーーー!すごいじゃなーい!

 

相変わらず踊れない踊らないという点では、息子はずば抜けて目立つできなさだけど、それ以外の困難さや遅れは、全然気になりませんでしたよ。

 

息子の幼稚園はお勉強系で、フラッシュカードを始め、結構難しいことをやっています。

これは、会得を目的としているわけではなく、言葉を重んじて、日常的に漢字や日本の文化に触れることで、情緒の成長を促すのが目的なのですが、やはり、できる子とできない子の差は激しいですね。

 

息子はできる子ではないし、わかっていることでも手を挙げることはなかったですが、それでも全体を見ると、息子の様子は担任の先生がおっしゃるように「お友達と助け合いながら、周りを見ながらできている」という状況でした。

ぶっちゃけ、息子よりわかっていない子、遅い子も割と結構いて「ああ、年中さんってこんなもんだったかしら」と思ったくらいです。

 

1学期の時と比較しても、かなり成長している息子です。

1学期の幼稚園の参観日の様子はコチラ!

自閉症の息子の幼稚園の参観日レポート!親が凹まない為の心得

 

幼稚園の給食の時間に突然泣き出す息子の謎…

順調だった幼稚園の参観日ですが、やはり息子は自閉症スペクトラム。

踊れない踊らない以外にも、謎の行動があったのです。

 

今回は、それが給食の時間でした。

 

息子の幼稚園は給食とお弁当の日があるのですが、参観日は給食の日。給食の日は、机で大きな四角の形をつくり、皆で向かい合って食べるのですが、どこの席に座るのかは、子供たちの自由です。

席が自由だと「どこに座れば良いのかわからない」という子供が必ず出てくるのですが、そんな時、お友達に声をかけて誘えばよいのだというのを教えるためにも、どうやら自由ということにしているっぽいです。

 

息子はドマイペースに、誰を誘うこともなく、誘われることもなく、ささっと席について黙々と給食の準備を始めました。

毎日やっていることなので、とってもスムーズです。

 

だけど、準備が終わるとなんだか目をシバシバさせている様子。

私が「どうしたの?」と声をかけると「目がチカチカする」と。でも、ゴミが入っている様子はありません。「大丈夫だから、触らないようにね」と声をかけて、息子から離れました。

 

だけど、いただきますのご挨拶を当番さんがしている間に、息子の表情がみるみる変化し、ウルウルし始めたのです。

「え?何事?」と思い、「どうしたの?」とまた声をかけると、「わからない…」と息子。

 

わ、わからないって…。

 

すると、担任の先生がきてくれて、「息子君、最近給食の時間になると寂しくなっちゃうみたいなんです。必ず時計が見えるこの席に座るのですが、時計と給食がセットになると、なんだか涙が出るみたいで…。お弁当の日は席が決まっていて、時計も見えないので大丈夫なのですが…」と、説明してくれました。

ええ!?最近お昼に泣いてたの!?知らなかった…。

 

っつーか、時計と給食がセットになると涙が出るって謎なんですけどー!

 

時計は息子の拘りの1つです。

と言っても、困った拘りというよりも、数字が好きで、予定がわかっていると安心する息子は、時計を頼りにしている感じ。だから、時計の正面に必ず座るという行動は納得です。

 

でも、なぜ泣く?

 

とりあえず、その場は「そうですか。ご迷惑おかけしてすみません。宜しくお願いします」と、頭を下げて退室したけれど、理由もなく泣くってのが気になるなぁ…。

 

その後、帰宅した息子に給食で泣いてしまうことについて色々聞いてみました。

 

「ママが帰っちゃうから寂しくなっちゃった?」→「違う」

「時計の前は好きだから座ってるの?」→「そう」

「給食になると、なんだか良くわからないけど涙が出ちゃうの?」→「そう」

 

「お弁当の日は?」と聞くと、息子はこう答えました。

「ママが作ってくれたお弁当の日は、美味しいから泣かないよ。ママありがとう」

 

くーーー!!!か、可愛すぎるじゃないかっ!←アホ

 

結局、給食で泣く理由は息子もわからないってことで謎のままなのですが、先生もついてくれているし、その後寂しい気分を引きずることもないようなので、気にしないことにしました。

子供の問題は、大抵時間が解決するものです!

 

幼稚園の参観日で確信!5歳自閉症の息子に来年の療育は不要

幼稚園の参観日では、息子は自閉症スペクトラムという発達障害が目立つのは踊らないこと一点につき、それ以外は全く問題なしと言って良い程上々でした。

 

何と言っても、落ち着いて行動できているのが安心しました。

療育よりもずっとわかってる感を持って生活できている感じ。

 

これって、毎日の積み重ねが大きいんだろうなぁ。

 

療育では、内容は簡単だし手厚いけど、所詮週1の活動なので、息子にとっては毎回新しい場面なのと、幼稚園とのルールが違うので混乱しやすいのでしょう。

一方、幼稚園はやっている内容が高度でも、毎日経験値を積み重ねて、息子の中では「こういうこと」と確信を持って行動できているみたい。

 

お友達も優しい子が多く、息子から積極的に関わることはなさそうだけど、助けてもらいながらマイペースに笑顔で過ごせています。

 

今回の幼稚園の参観日で、益々「来年度の療育は不要」という気持ちが固まりました。

 

療育の先生は、息子は来年度も療育が必要という判断です(その件については下の記事をチェック!)。

5歳自閉症の息子、来年の療育どうする問題【療育クラス担任編】

 

でも、私は幼稚園で過ごす時間を優先した方が、息子の成長に繋がると思います。

毎回毎回思うのですが、幼稚園には感謝しかありません!

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