南青山の児童相談所問題!3児の母の発言に過剰反応する人々

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南青山の児童相談所を含む総合施設、「港区子ども家庭総合支援センター(仮)」建設について、住人の反対意見にネット上では「差別だ」「人としてのレベルが低い」と非難囂々!

特に、3児の母の発言は集中的に攻撃されています。

 

そこで、南青山の児童相談所建設問題について考察!

そもそも児童相談所とは何なのか、南青山の総合施設には一体どんな役割があるのかも解説します。

そもそも児童相談所とは?

南青山の児童相談所建設に反対を唱える人の意見の中には、「児童相談所のこと、良くわかってないんじゃないの?」と思わせるものがあります。

児童相談所(港区の場合、東京都児童相談センターという名称)の役割は、港区のHPでは以下のように記載されています。

 

心のこと、からだのこと、環境のこと、教育のことなど児童相談所は、0歳から18歳未満の子どもの成長に伴って生じてくるさまざまな問題についての相談に応じるところです。経験豊かな専門家が、相談内容に応じて調査や診断を行い、助言や援助をします。相談の秘密は守られ、相談や検査は無料です。
また、児童福祉施設への入所、緊急時の一時保護、不登校の児童に対する短期の宿泊治療指導なども行っています。

引用:https://www.city.minato.tokyo.jp/kosodatesien/kodomo/kodomo/sodan/jido.html
出典:港区公式ホームページ

 

テレビの報道を見る限りでは、反対意見の人は「親がロクデナシで保護された子供や、貧困でどうにもならない子供を預かる場所」という認識が強そうだけど、それだけではありません。

 

例えば、私の息子は発達障害ですが、子供の発達の不安や身体的な心配なども、児童相談所で相談できるんです(息子は役所の相談窓口から療育センターに繋がったので、実際には児童相談所は利用していないけど)。

育児をしていれば誰もが感じる不安や困難を無料で相談できるというのも、児童相談所の立派な役割です。

 

これって、収入の多い少ないは全く関係ないんですよね。

どんなに金持ちだって、子供が障害を持つ可能性はゼロじゃないし、教育に熱心な母親だって子育てに行き詰ることもあるのですから。

 

南青山の児童相談所を含む総合施設にはどんな役割がある?

南青山にできるのは、児童相談所を含む複合施設ですが、具体的にはどんな役割があるのでしょうか。

港区HPでは、以下のように説明がされています。

 

区内の家庭が生き生きと子育てを楽しむことができ、多様な文化や人との出会い・交流や学習の場として子育てを応援するとともに、子どもと家庭の状況に応じた支援機能と児童相談所の専門機能を一体化させ、総合的に支援していくため、子ども家庭支援センター、児童相談所、母子生活支援施設の複合施設である(仮称)港区子ども家庭総合支援センターを平成33年4月に開設します。

引用:http://www.city.minato.tokyo.jp/jidousoudanjunbitan/kodomokateisougoushiensenta-.html
出典:港区公式ホームページ

 

う~ん、抽象的でわかり辛い!

 

ちなみに、設備の目的については以下のような一文があります。

 

施設の設置にあたっては、都心港区の家庭が楽しくいきいきと子育てを楽しむことができるよう、多様な文化や人との出会い・交流や学習の場として子育てを応援するとともに、子どもと家庭の状況に応じた支援機能と児童相談所の専門機能とを一体化させ、総合的に支援していくため、子ども家庭支援センター、児童相談所(一時保護所含む)、母子生活支援施設の複合施設として整備します。

また、子ども家庭支援センターには、家庭相談センター機能を統合して家庭支援機能を充実させ、母子生活支援施設とともに、妊娠期から子育て期、思春期、児童の自立まで、切れ目なく対応し、児童虐待等の予防及び再発防止機能を一層強化していきます。

引用:http://www.city.minato.tokyo.jp/jidousoudanjunbitan/kodomokateisougoushiensenta-.html
出典:港区公式ホームページ

 

恐らく、建設に反対している人たちは、「一時保護」「母子生活支援」「虐待」という言葉に過剰反応しているのでしょう。

「そのような野蛮な人達が集まるような施設を作らないでっ!」とか、思ってるんじゃないかなぁ…。

 

児童相談所複合施設が南青山に建設される理由

個人的には、港区が建設する複合施設のようなものは、とっても必要だと思うのですが、「なぜ、わざわざ南青山なんぞという高級な街に作るのか」というのは、私も甚だ疑問です。

 

だって、高いじゃん。

 

税金使うのに、なぜわざわざあんな一等地に100億円もの予算を使ってまで建設するのか。

港区HPでは、その理由について以下のように説明しています。

 

(仮称)港区子ども家庭総合支援センターは、乳幼児親子や児童が利用する施設であることから中低層の施設であることが望ましく、また、少なくとも5,000平方メートル程度の延床面積を必要とします。

区は、平成28年8月の国からの情報提供に基づき、当該用地について「児童相談所ほか関連施設」の整備地として国に売払を要望し、国の審査を経て、平成28年12月に国から相手方決定通知を受け、平成29年11月に当該用地を購入しました。

施設の計画予定地は、敷地面積約3,200平方メートルの土地であり、閑静な立地で、親子連れが安心して相談や各種サービスを利用することができ、保護を必要とする児童や母子が生活するにも良好な環境であると考えています。

引用:http://www.city.minato.tokyo.jp/jidousoudanjunbitan/kodomokateisougoushiensenta-.html
出典:港区公式ホームページ

 

ん?よくわからんけど、結局買っちゃったから建設するんですってことだよね?

 

実際に今療育センターを利用している身としては、エレベーターがあれば低中層である必要性はないし(だって2階建でも階段があればエレベーターつけないと、身体的な障碍がある子供が利用するには無理がある)、閑静な住宅街に作る必要性も感じない。

 

まぁ、こんな理由じゃ住人を納得させるのは難しいよね、と私は思うのです。

 

ちなみに、南青山の児童相談所複合施設の場所はコチラ!

※港区公式ホームページより引用

 

南青山の児童相談所建設に反対する人たちの意見

さて、現在メディアで取り上げられ、ネット上で炎上しているのが、南青山住人からの児童相談所建設反対意見です。

 

  • お金で環境を買っているのに、児童相談所を作るなんて住民に対する愚弄だ!
  • 高額納税者の私から見ると、南青山以外にも適切な場所はたくさんある
  • 南青山は子供のレベルが高いから、不幸な子供がそんな場所で過ごすと返って辛いのではないか
  • 静かで環境が良いから高いお金を出して南青山の土地を選んだのに、児童相談所に連れてこられた子供が泣き叫んだ時の騒音問題にいて、どう考えているのか

 

説明会では、このような意見が反対住人から飛び交っているのですよ。

建設予定地の近くには、保育園や幼稚園、小学校もあるんですけどね…。

 

彼らが思い描く児童相談所とは、「貧乏人のロクデナシの親に育てられた不良の子供が集まる場」みたいな感じなんでしょうか…。

あるいは「癇癪が酷い発達障害児のたむろする場所」とか…?

まぁ、どちらにしろ酷い偏見ですよね。

 

南青山の特権意識(一部住民)に反発する意見続出!

南青山住人からの児童相談所建設反対意見に、今世間が大きく反発しています。

Twitterでは、「特権階級かよっ!」という怒りのツッコミが多発中。

https://twitter.com/yu_011213ayk/status/1074474613218762752

 

でも、反対意見ばかりクローズアップされているけど、実は賛成派の意見もあるんです。

今日テレビで見た南青山に何十年も住む奥様は「ブランド意識なんて考えたこともなかった」と言っています。

 

恐らく、ブランドブランドと騒ぐ人は、南青山のブランドに憧れて新しく入ってきた人たちなのでしょうね。

 

本当のお金持ちとは、人をねたまず、うらやまず、欲しがらないものです。

 

南青山3児の母の意見に実は同感の私「環境はお金で買う」

テレビで3児の母が「子供のことを考えて南青山に家を買った。この辺の子供たちは習い事や塾通いをするのが普通でレベルが高い。児童相談所の子供が通うとしても、きっとついてこれないからむしろ可哀想」という意見を述べていました。

 

私、これ、実はわかります。

 

環境はお金で買うものなんですよね。

意識高い母親程、子供の教育を考えて住む場所を選んでいます。

 

レベル高い子供に貧困の子供が混じったら、格差を感じて惨めに思う可能性もあると思います。

子供だって、妬み僻みの感情があるのですから、自分より明らかに経済的に恵まれた子供たちをみて、「どうして?」って羨ましくなっても不思議じゃないです。

 

それに、こんな一等地に税金投下するよりも、もっと場所を選べば予算削減できて使いやすい施設ができるんじゃなかろうか。

だから、私は下の人の意見に超同意なのです。

この施設には障害を持つ子供の利用も想定されていています。車移動必須の子供も多いでしょう。ならば、もっと駐車場のスペースをとりやすい場所がいいと思います。

 

3児の母への異常なバッシングこそ妬み僻み

今、説明会で発言した3児の母へのバッシングがネット上で酷いことになっています。

中には「顔を晒せ」という意見もあり、他人事ながら恐怖を感じるくらいです。

 

3児の母をバッシングする人たちは、「自分は子供のことを考えているから正義」みたいな態度で、正論の剣を躊躇なく突き刺していますが、そこまで過剰反応する感情こそ、妬み僻みではないかと思うのです。

 

子供のことを思うなら、バッシングされる3児の母の子供の気持ちを考えて欲しい。

それをしない時点で、正論ではなく単なるひがみ根性丸出しの悪口雑言でしかない。

 

子供のことを思えばこその暴走って、母親ならあると思うのです。母親でも失言するし、判断を間違うこともあります。

3児の母は明らかに勉強不足ではありますが、それをここまでバッシングする人は、果たしてどれほどエライのでしょうか?

 

人の気持ちを考えられないのは、バッシングしている人も同じでしょう。

 

 

南青山にいる児童相談所不勉強の人たちに物申す!

私も、児童相談所の類の複合施設を表参道駅徒歩圏に作る意義はないと感じています。

だけど、それと「南青山のブランド力が落ちる」というのは別の話。

 

環境をお金で買っているからこそ、「余計な施設作って価値を落とすな」という思考になるのはわかるけど、そう思っている人はもっと勉強して欲しい。

 

虐待や貧困以外でも、子供が助けを求めるケースはたくさんあるのだということを。

 

反対する人は、きっと今のところ子供は優秀で順風満帆なのでしょう。

まさか、自分が子育ての悩みで公的機関に相談するなんて思ってもいないのでしょう。

 

もちろん、そういった相談機関に関わる人の方が、数としては少ないと思います。

それでも、今の時代、いつどこで子供が心折れるか、もしくはいつ発達障害の兆しが見えるかなんて、わからないんだよ。

 

私の息子は1歳半健診でひっかかって自閉症スペクトラムという発達障害の診断がついているけど、世の中には小学校、中学校、高校、大学、大人になってから自分の生きづらさに気付いて診断につながる人だって結構いるんです。

それなのに、親が「児童相談所に相談?そんなことありえない。努力すればできるでしょ」という考えだったら、子供はしんどいだろうなぁ。

親が「あんなところに相談に来る親子は、私たちとは生きる世界が違うのよ」と思っていたら、子供はどんな価値観を持った大人になるんだろう…。

 

児童損談所の役割はとても重要で、建設予定地が適切かどうかは別として、どんな子供でも助けを求められる場所。

それを、「うちには関係ございません」と言い切れる母親は、ちょっと気を付けた方が良いと思うぞ。

 

子供に問題が出る可能性は等しく誰にでもあるのだということを、肝に銘じておくと良いと思います。

 

 

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