自閉症の息子、幼稚園の音楽発表会でがんばる!

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私の息子は自閉症スペクトラム。現在5歳年中さん。

 

先日、息子が通う幼稚園で音楽発表会がありました。

年少の時の音楽発表会では、泣きながら自分のいるべき場所に立っているだけで精一杯だった息子。

 

でも、今年の息子はちょっと違うぞ。

 

今回は、自閉症スペクトラムの息子が多いに頑張ってくれた、幼稚園の音楽発表会をレポートします!

発達障害の息子、幼稚園の音楽発表会はメロディオン担当

自閉症スペクトラムの息子が通う幼稚園では、冬に音楽発表会があり、合唱と合奏をします。

 

担任の先生は楽器担当が決まる前に、私に息子の担当楽器について相談してくれました。

超不器用でOTにも通っている息子ですが、意外にもメロディオンはごく普通の進度でできているようで、「メロディオンはいかがですか?」と。

メロディオンは楽器の中でも最も人数が多く、万が一息子ができなくてもリカバリー可能なので、私は「色々考えて下さってありがとうございます。お任せします!」と答えました。

 

実際に音楽発表会の練習が始まり、週末はメロディオンを持ち帰って、楽譜を見ながら練習です。

 

先生がおっしゃる通り、意外にメロディオンへの抵抗感がない息子。

先生がメロディオンの鍵盤に貼ってくれたドレミシールと、楽譜のドレミフリガナ、そして数字の指番号が、数字大好きの息子にはかなりわかりやすかったようです。

 

練習も面倒臭がるけど嫌がらずにやってくれ、冬休みもバッチリ練習!

 

幼稚園からカードが渡され、練習した数だけ色を塗るのですが(息子は不器用で色塗りが嫌いなので、代わりに私がスタンプを押した)、冬休み明けは「たくさん練習したよ~」と、先生に報告して笑顔でカードを渡したそうです。

 

発達障害の息子、幼稚園の音楽発表会本番がんばった!

さて、音楽発表会当日ですが、息子は「緊張する…」と言っていました。

音楽発表会は幼稚園ではなく、自治体の公会堂を貸し切って行われます。普段の場所と違うというのも緊張の要因だし、年少の時のドキドキ感も覚えているのでしょう。

 

緊張や不安があると食欲がなくなる息子ですが、今年は時間が多少かかったものの、しっかり朝食を食べることができました。

 

公会堂に到着すると、泣くこともなく集合場所に行く息子。

後は先生にお任せで、私と夫は座席で座って待つのみ。

 

ああ…こっちがドキドキする…。

 

娘の時は、泣き虫で人見知りだけど行事が大好きな子だったので、子供の行事で私が緊張する事なんてありませんでしたよ。

 

いよいよ開始、まずは年中の合唱です。

 

幕が開くと、息子は泣かずに立ってました!

 

あんまり口は動いていなかったけど、年少の時とは大違いで、最後まで泣かずにしっかり自分の場所に立って、お辞儀もきちんとできていましたよ~。

 

ああ…ホッとした…。

 

その後、年中の合奏の出番になると、やっぱり幕が上がって泣かずに立っている息子。

しかも、練習の甲斐あって、しっかりメロディオンを演奏できていました!

 

家でいっぱい褒めながらコツコツ練習したことが、息子の自信につながったようです。

 

年少の合奏は、練習ではバッチリと聞いていたトライアングルが、泣いちゃって全然できなかったんですよね。

 

1年で子供ってこんなにも成長するんだ…!

ちょっとウルウルしちゃいそうでしたよ。

 

その後、全学年合同の合唱があり、最後に園長先生から園児たちにご褒美が手渡されます。

この時、各クラス代表1名が受け取るのですが、その代表がなんと息子でした。

 

これも、担任の先生から報告済みだったのですが、最初に代表やると聞いた時は「え?マジ?泣いちゃうんじゃないの?」と思ったのですが、最初の練習の時こそ泣いたけど、その後は泣かずに練習に参加して、「ありがとうございます」もきちんと言えていたとのこと。

 

音楽発表会本番は幼稚園とは雰囲気が違うのでどうなるかとドキドキ。

しかし、その不安は杞憂でした。

 

出番が来たら速やかに前に出てきて、ニッコニコに可愛い笑顔で園長先生からご褒美を受け取り、小さい声ながら「ありがとうございました」と言っていました。

 

くぅぅぅ~!かわいいっ!

 

終わってから、自分の位置に戻る時に、受け取ったご褒美を一度先生に預けるのですが、その時に「なん、なん、何がはいってるのかなぁ?」と、どもりながら「ありがとうございます」より大きな声で先生に聞いている姿がまた、可愛いやらホッとするやら。

 

こうして、年中の息子の音楽発表会は無事終わったのでした。

 

子供の成長を実感できるのが幼稚園の行事です

発達障害の子供にとって、幼稚園の行事はイレギュラーで、とても緊張するし、場合によっては恐怖を伴います。

親としても、子供が辛がっている姿を見るのは心苦しいし、周囲との差を感じて居たたまれなくなることもあり、行事は緊張の連続です。

 

それでも、比べる対象を周囲ではなく1年前の我が子にすれば、「ああ…大きくなったなぁ…」と、成長を実感できるはず!

 

娘の時とは違い、自閉症スペクトラムの息子の幼稚園の行事は、私の方も神経が削れる思いですが、息子の頑張っている姿を見ると、すごーく愛おしくなります。

 

それに、先生やお友達と一緒に練習して1つのことに取り組む時間は、我が子にとっても貴重な経験だと思うんですよね。

優しい先生とお友達に囲まれて、息子は書く実に成長しています。

ありがとう幼稚園!

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