就学相談で小学校の校長面談に行ってきた!私の息子は高機能自閉症

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私の息子は高機能自閉症。現在年長で就学準備真っ盛り!

 

先日は、就学相談申し込み前の校長面談に行ってきました。

 

今回は、小学校の校長面談の内容をレポートします。

就学相談の校長面談って何を話すの?

私が住む自治体では、就学相談に申し込みする前に、学区の小学校の校長面談を先にする流れになっています。

 

就学相談の流れについては、下の記事に詳しく書いてあるので読んでくださいね~☆

就学相談ってなにするところ?相談までの流れを解説!

 

小学校の校長面談では何をするのかは、実はよくわかっていなかった私です。

順番でそうなってるから予約をとっただけなのです(苦笑)。

 

校長面談の予約は、直接小学校に電話をしてアポを取ります。

 

「〇〇と申します。来年入学する息子に発達障害があり、就学相談で校長先生に面談していただきたいのですが…」

 

電話口でそう伝えると、校長先生い取り次がれて、直接予約の日程について話すことができました。

小学校の校長面談では、次の内容について話をしましたよ。

 

  • 子供の基本情報
  • 子供の幼稚園での様子
  • 小学校での心配事
  • 就学先の希望

 

それぞれに項目について、どのような話をしたのかを具体的に解説していきましょう。

 

子供の基本情報

小学校の門にあるインターフォンを押して、「〇時に校長先生と面談を予約した〇〇と申します」と伝えると、校長室に通されました。

校長面談は校長先生と1対1で行われました。小学校によっては副校長先生が同席するケースもあるようです。

 

まず聞かれたのは、息子の氏名と生年月日です。

 

校長先生はメモをとりながら、私に色々な質問をしてくれました。

「何を話せばいいんだ?」という心配は杞憂に終わり、校長先生が会話をリードしてくれたので、それに答える形で会話は進んでいきました。

 

その後、息子の療育履歴を聞かれたので、昨年週1で療育を受けていたことと、吃音と不器用さのため、今は隔週でSTとOTに通っていることを伝えました。

 

子供の幼稚園での様子

次に聞かれたのは息子の幼稚園での様子です。

 

私の記事を読んでくださっている方はご存知かと思いますが、息子は高機能自閉症ですがコミュニケーションや社会性に困難さがない人畜無害タイプ。

しかし、予定がわからなかったり、初めての経験だったりすると、極度に緊張しますし、発達障害ならではの凹凸が激しく、凹の部分ではかなり困難さが目立ちます。

 

私は息子の状態をそのまま校長先生にお伝えしました。

 

  • 先日の個人面談では、担任に先生に「特に困ることはない」と言われたこと
  • 課外の体操教室では、先生の指示をよく聞いてきちんと動けていること
  • 緊張すると食べられなくなるタイプで、年長の初日は朝食もイチゴしか食べれなかったこと
  • 園外保育など場所が変わると、緊張してお弁当が食べられないときがあること
  • 緊張して食べられない時無理に食べさせると吐いてしまうこと
  • 予定がわからないと不安になること
  • 先日の歯科検診では大泣きだったこと
  • お友達とのトラブルはなく仲良く遊んでいるが非常にマイペースであること
  • 正面から呼ばれないと気付かないときがあること
  • 発達の凹凸が激しく、不器用なこと
  • 運動は問題ないがお遊戯がとても苦手なこと
  • 得意分野(数学センス)については、かなり秀でていること
  • 息子のアンバランスさや発達障害の特性を幼稚園が情報共有し、適切なフォローをしてくださっているおかげで、息子は幼稚園で穏やかに楽しく過ごせていること

 

校長先生は親身に聞いてくださいました。

話していて感じたのは、息子が通う小学校の校長先生は、かなり発達の知識が深そうだという点です。

 

ぶっちゃけ息子は周囲は困らないタイプの特性が強く、「大丈夫ですよ~」「良くあることですよ~」と流されやすい困り感が多いのです。でも、校長先生は私の話を決して流さず、1つ1つきちんと受け止めてくださいました。

 

流すことで、子供本人がどれだけ困るのかを理解している人の対応です。

 

だから、私から余計な説明をする手間が全くなく、話がスムーズに進みました。

 

小学校での心配事

幼稚園の様子と並行している部分も多いですが、小学校について私が具体的にどんな心配事があるのかも一緒にお伝えしました。

 

  • 書字障害はなさそうだが、不器用なので板書に苦労するかもしれない。少しでも困り感を減らせるようにOTで訓練してもらっている
  • 今から小学校の運動会のダンスを踊れるかどうか不安
  • 今は小規模の幼稚園で優しく息子を理解しているお友達に囲まれているが、マイペースで呼びかけに気付きづらい特性があるので、入学後は「あいつ無視した」など、誤解されるのではないかと不安
  • 言葉に忠実で比喩は冗談が伝わり辛いので、本人大真面目なのにふざけていると誤解されそうで不安
  • 緊張すると食べられなくなるので、給食を食べられるか不安
  • 吃音について、息子は殆ど自覚がなく、幼稚園では皆が息子について理解してくれているので無用の指摘もなく楽しくのびのびと話せているが、精神が成長して自分の吃音に気付いたり、入学後友達から「変な話し方」と指摘されたりして、急に吃音を意識した時どうなるか不安

 

校長先生は授業に関わる困り感については、例えば板書が困難ならデジカメを使ったり、必要な部分だけを書き写せば良いようにマークしてもらったりという対応が可能だと説明してくださいました。合理的配慮ってやつですね。

 

運動会のダンスについては、発達障害がなくても1年生の中にはダンスが苦手な子供がいるので、先生がダンスをした姿を録画したDVDを作って渡し、家庭で自主練できるようサポートしてくださっているようです。うん。これもありがたい。

 

また、特性ならではの不安点については、担任の先生と情報共有して、お友達から誤解されないよう説明してもらいながらコミュニケーションしていきましょうとおっしゃってくれました。

 

ほんっと、話が早い!感動の神対応!!!

 

そんな臨機応変で知識豊富な校長先生でしたが、緊張すると食べられない息子の度合いを説明した時には流石に驚いていました。

無理に食べさせると吐いちゃうし、私としては「一応一言勧める程度にして、後は息子の食欲に任せる」という対応で充分なのですが、やっぱり午後の授業を考えると少しは食べて欲しいのでしょうね。どうすれば良いのかの妙案は思いつかないけど。

 

就学先の希望

さて、最後は就学先の希望です。就学相談説明会では、校長先生に希望をきちんと伝えるように説明されています。

 

私は吃音の流れで、言語通級希望であることを校長先生にお伝えしました。

 

吃音は訓練すれば完治する類のものではありません。発達障害に分類されている所謂特性の1つなんですね。

自然と消失する可能性もありますが、息子の様子を見ると、なんとなく一生吃音と付き合っていくのかなという予感があります。

 

私が言語通級に求めるのは、息子が自分の吃音に気付いた時や、お友達から指摘されていじりからイジメにつながりそうな時、通級と一般級の担任の先生とが連携をとって、「色々な喋り方があるんだ」というのを説明しながら、拗れないよう調整です。

 

言語専門の先生にいつでも相談できる状態を、せめて息子が自分の吃音に完全に気付くまでは保っていたいのです。

 

今は吃音は連発で落ち着いていますが、小学校入学という大きな環境変化によって一気にこじれる可能性は、かなり高いと思っている私です。

息子は酷いとブロックまで出てしまうので、その時に言語フォローゼロは怖すぎます。私自身も不安です。

 

ということで、その点を最大の目的に、言語通級を希望しますとキッパリ伝えてきました。

 

私たち家族は息子の吃音について、実は何とも思っていないと言ったら変ですが、コミュニケーションに困難さがないので、「かわいいなぁ」くらいの認識です。

 

でも、本人にとっては今後大問題になるかもしれないんですよね。

だからこそ、「吃音だからって全然問題なし!」という自信と、話し方のコントロールを覚えて安心材料を増やしてあげたい!

 

私が住む自治体では通級は狭き門らしいのですが、今後行われる就学相談でも、熱意を持って「絶対言語通級!」で押していきたいと思います!

 

就学相談の有無は別として心配事があるなら校長面談してみよう!

小学校の校長面談をしてみて、「こんなすばらしい制度はもっと皆知るべきだ」と感じました。

 

校長面談は就学相談しなくても、親の希望で行えます。

不安材料があれば、事前に相談しておくことで、子供が安心して過ごせる環境の準備ができます。

 

小学校にとっても、子供の困り感を解決できた方がやりやすいのです。

 

私が「息子は言わなければバレないタイプ(の発達障害)だから、見過ごされないか、誤解されないか不安なんです」と伝えると、校長先生は次のようにおっしゃっていました。

 

「愛情たっぷりで、こうやってお子さんについて小学校に相談してくださる家庭は大丈夫なんですよ。こちらも必要なフォローをしっかりしてあげられますから。
むしろ『うちの子は大丈夫』と、相談にこられないご家庭の方が大変なんですよね…」

 

発達障害の息子を持って思うのは、診断のラインのあいまいさ。

健診全てスルーしたのに、小学校入学と同時に一気に困り感が爆発するケースも実は結構あるのです。

 

だけど「今まで何でもなかった」という実績が、返って親の判断を狂わせるんでしょうね。

「大丈夫だと思う」「この程度で相談したら返って迷惑だろう」と、具体的対策をとらずに現状維持しようとします。

 

すると、誰よりも大切な我が子が困るんですよね。そして、子供が困れば結果的に小学校も困った事態に陥ります。

 

だから、何か心配事があったら、遠慮せずに小学校と積極的にコミュニケーションをとってほしいです。

校長面談、意外とハードルが低いので、発達の指摘がなくても、就学相談を考えていなくても、就学の際不安な点があるなら、一度アポとってみるのもありだと思います。

 

昔とは違い、今は親が動けば小学校は対応してくれる時代です!

 

ちなみに、その後就学相談に行き、無事言語通級をゲットしてまいりました!詳しい内容は下の記事を読んでくださいね。

就学相談に行ってきた!自閉症スペクトラムな息子の進路の行方…

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