就学相談に行ってきた!自閉症スペクトラムな息子の進路の行方…

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私の息子は自閉症スペクトラム(高機能)。現在6歳年長さん。

ついに、就学相談へ行ってきました。

 

遠かった…(息子は電車に乗れてハッピーだったけど)。

そして疲れた…(2時間強かかった)。

 

今回は、自閉症スペクトラムな息子の就学相談レポートですよ~。

就学相談の流れ

自治体によって就学相談の流れはさまざまですが、私たちの自治体は以下の流れで行われます。

 

  1. まずは個室に案内されて、息子と担当者が雑談(5分程度)
  2. 息子、グループ行動観察へ(30分程度)
  3. 息子、発達検査(田中ビネーで検査員は別の心理士)へ(40分程度)
  4. 私、担当者と面談(息子の発達検査中)(30分程度)
  5. 息子、言語能力チェック(20分程度)
  6. 私、担当者と再び面談(息子は別室で自由遊び)(20分程度)

 

結構待ち時間が長かったです。暇なので、スマホ見たり軽いストレッチしたりして待っていました。

ちなみに、言語に問題がない場合、5~6は割愛されます。

 

自閉症スペクトラムの息子の就学相談の様子

では、早速各項目に分けて、自閉症スペクトラムな息子の就学相談の様子をレポートしていきましょう!

 

まずは個室に案内されて、息子と担当者が雑談

待合室で息子と本を読みながら待っていると、担当者がきて名前を呼ばれ、個室に通されました。就学相談では子供1人につき担当者が1名ついているようです。

 

部屋にある席に座ってあいさつすると、担当者は息子にいくつかの質問をしました。

 

  • どこの幼稚園に通っているの?
    →息子は幼稚園名を伝える。
  • 何組さんかな?
    →息子は自分のクラスを伝える。
  • 他にどんなクラスがある?
    →息子は全学年のクラスを伝える。
  • 昨日は幼稚園で何して遊んだ?
    →お外
  • お外で何して遊んだの?
    →遊具…で遊んだ。
  • どんな遊具?
    →え~と、なんて言えばいいんだろう…。
    (ここで私が、球状になっていて登れる遊具があると説明)
  • ああ、ジャングルジムで遊んだんだね。
    →ジャングルジムじゃないよ。
  • ジャングルジムみたいな遊具で遊んだんだね。
    →ジャングルジムじゃないってばー。四角じゃない。
    (息子、四角で成り立っているものがジャングルジムだと認識している様子)

 

こんな感じで軽く雑談した後に、息子は担当者に連れられてグループ活動の部屋へ移動しました。私は個室でお留守番です。

 

この会話には、息子の特性が良く表れているなぁと思います。「ジャングルジムみたい」というグループ分けが苦手なんでしょうね。

だって、息子にとってのジャングルジムは四角だし、幼稚園ではジャングルジムではなく「遊具」と呼ばれているんだから。

 

息子、グループ行動観察へ

私はグループ活動の部屋には入れませんでしたが、後で担当者から息子の様子の説明がありました。

 

  • 饒舌なタイプで部屋にいた大人に良く話しかけていた
  • おままごとの料理をいろいろな人に渡しに行っていた
  • 入口から中に入れない子供のところへ行ってオモチャを渡そうとした
  • 不器用な様子が見られた

 

息子には前もって「学校ごっこをするよ」と説明しています。

「先生役は誰?」と息子が効いてきたので、「先生役は大人だよ。先生の話を良く聞いて、その通りにするのが偉いんだよ」と教えておきました。

 

指示の通りは全く問題なかったようです。

まぁ、息子は元々言葉に忠実で、指示がものすごく通りやすいタイプなので、その辺は全く心配していませんでしたけどね☆

 

息子、発達検査(田中ビネー)へ

グループ活動が終わると、息子は心理士さんと別の個室に移動し、田中ビネーの発達検査を受けました。

私がいる個室に息子は戻ってきていません。

 

これも、終わってから聞いた話ですが、結果は以下の通り。

 

  • IQ89(下がってるじゃん!)
  • 検査内容4歳級全て合格、5歳級1つだけ合格、6歳級2つ合格、7歳級全て不合格

 

なんと、5歳級では10の数の概念に×がつきました。いやこれ、絶対できますけどー。

 

報告によると、積み木の色が違ったようで、昨年の検査の記憶を鮮明に覚えている息子は「なぜ色が違うのか」が気になって拘ってしまい、2回目の質問にも答えられなかったそうです。

 

ちなみに、6歳級の数の概念(比較)はクリア。

これねー、田中ビネーってこういうことあるよねー。

 

下の記事は、昨年息子が5歳で受けた田中ビネーの結果の詳細です。

5歳自閉症の息子が受けた田中ビネーの結果は凹凸がすごい!

 

日常的に接していて、息子の数学センスは目を見張るものがあります(繰り上がりの足し算を教えてないのに暗算できる。掛け算全て覚えている。時計分単位で読める上に「〇分後は何時何分?」「〇時まであと何分?」に答えられる、10万の位まで読めるなど、しかも教えてないのに)。

ちなみに、時間の概念もバリッバリにあります。時計を見ながら「〇時までに終わらせる」と計算して行動ができます。曜日も完璧です。更には、明日、明後日、しあさってはもちろん、しししあさってとか、しを増やして何日後かまでわかります。

 

って、負け惜しみ?

 

上の子が小学生なので、息子の能力的には「書くのがベラボーに苦手」ってこと以外は、学習面では実は殆ど心配していない私です。

 

田中ビネーのIQって、本人の実力に比例しないことってあるよね!ね!?

 

私、担当者と面談

さて、話は前後しますが、息子が発達検査を受けている間、私は担当者と面談です。

 

先に郵送で送っている息子の療育歴等が書かれた資料を見ながら、細かく現在の息子の様子や、診断に至った経緯、療育やST、OTの内容をお伝えしました。

グループ行動の様子を聞いたのもこのタイミングです。

 

ぶっちゃけ息子は平和主義者の穏やか君で、しかも敏感なタイプの自閉症スペクトラムなので、周囲の空気を良く読んで行動します。

お友達にオモチャをもっていった行には、担当者も驚いたようで、何となく「本当に自閉症スペクトラム?」というニュアンスで話が進みました。「吃音の子って、不安感が強かったり繊細だったりするタイプが多いんですよ」とか言ってたっけ。

 

また、幼稚園の様子もお伝えしました。

年長の初日は緊張のあまり食欲不振になり、歯科検診では久々に号泣した息子ですが、概ね平和で担任の先生からも、課外の工作教室、体操教室の先生からも、特に問題ないという話を伺っているのでそのままお伝えしました。

 

この時は、担当者も言語通級一択といった様子でした。

 

ちなみに、この面談は30分程度で終了。発達検査が終わるまで、再び待ち時間となりました。

 

息子、言語能力チェック

息子の発達検査は思ったより早く終了!「おお!?早く帰れるかも!?」と期待したけど大間違いでした。

息子が帰ってきた後、担当者が発達検査を担当した心理士さんに検査の詳細を聞きに行きます。この間、私と息子の待ち時間となりますが、結構長かったです(10分以上待ったかも)。

 

で、やっと担当者が帰ってきて、それから息子の言語能力チェックです。

息子の希望は言語通級なので、本当に支援が必要かどうか、吃音や発音のチェックが入ります。

私は同室ですが、少し離れた位置に座っているので、息子の受け答えはわかるけど、渡された資料が何なのかはあまり良く見えません。

 

まず、「これ、読んでくれるかな?」と最初に出されたのは横B5サイズにビッシリ書かれたひらがなの文章。

 

息子、思わず「こんなに…?」とタジタジ。

 

それもそのはず。だって、小1の教科書の後半からようやく出てくるくらい長い文章だったんですもの。

息子、ひらがな読めますが、これだけ長い文章を一気に音読した経験はありません。

それでもがんばって読みましたよ!えらい!

 

で、次に見せられたのが、1枚の紙に描かれた8つのイラストです。

担当者がランダムに指定して、「どんな絵かな?」と質問します。

 

息子は言語の理解は早いですが、質問に対しての回答能力が弱いです。それが露呈する結果となりました。

 

例えば、象がごはんを食べてる絵を見た時はこうなります。

 

息子「ごはん食べてる」

担当者「誰がかな?」

息子「象…が」

 

自分が話したいことはどもりつつも長文で話すのに、問いかけに対しては2語文程度。苦手だな~、明らかに息子の凹の部分。

 

ちなみに、息子はイラストのライオンを見て「サル?ゴリラ?」と答えていました。

「一体どんなイラストだ?」と思った私は後で見せてもらいました。

ゴリラが自転車をこいでいる横顔で、たてがみが風になびいてオールバック状態でした。

 

ああ…、息子は正面からたてがみフワフワ状態じゃないと、ライオンと認識できないんだなぁ…。

こういうところが、イマジネーションの弱さだなと思わず納得。

 

最後に、たくさんのイラストカードを見せられて、「これは何?」と言う質問に単語で答えていました。発音をチェックしているようです。

一通り終わると、息子は自由遊びができる部屋に移動していきました。

 

私、担当者と再び面談

さて、息子が遊んでいる間に、私は担当者と再び面談です。

ここで、田中ビネーの結果を伝えられます。昨年より数値が下がっていてちょっとショックだったなー…。

 

でも、田中ビネーって息子の凸の部分が反映されにくく、凹の部分が出やすい内容になっているので、もう気にしないことにしました。一応健常域だし。

 

だけど、担当者はそう思ってくれなかったようです。

 

発達検査前は言語一択な雰囲気でしたが、検査の様子が息子の小さな拘りからの×や、イマジネーション力の弱さが露呈した形なので、情緒通級の選択肢も浮上してきたようです。

 

でも、私の希望は言語通級一択!!!

 

ってことで、希望を思いっきり伝えた上で、ソーシャルスキルトレーニングについては既に放課後デイを押さえていることをお伝えしました。

 

また、就学先の小学校の校長先生との面談内容も伝えました。息子のわかりづらい発達障害ゆえの特性と吃音について、校長先生は「担任の先生と連携をとれば対応できます」とおっしゃってくれています。これもそのまんま伝えました。

校長面談の詳細は下の記事をチェック!

就学相談で小学校の校長面談に行ってきた!私の息子は高機能自閉症

 

正直、息子は集団行動には困ってないんだよー。

むしろ、言語に忠実な分、良く先生の話を聞いて真面目に行動できるタイプなんだよー。頼んます~!ってな感じです。

 

ちなみに、言語能力チェックで息子の新たな問題が発覚しました。

 

なんと、息子「ら行」が言えてませんでした。微妙に「だ行」が混じっているそうです。

しかも、「さ行」の舌の使い方が普通とは違うそうです。いよっ!THE!オリジナル!

 

舌の動きが不器用で、口の周りの筋肉が弱いらしい…。

 

確かに、良く喋るようになってきて、最近息子の発音が不明瞭になってきた感じはありました。「え?何で言ったの?」と、吃音以外で聞き返すことも増えました。

はぁ~、それでもビックリ!だって4歳の時は発音に問題ないと言われ、月2回ST受けてるのに、そこでの指摘はなかったから。

 

自閉症スペクトラムの息子の就学相談の結果は…

放課後デイでSSTを受けられるように動いていること、校長面談の内容、幼稚園で困っていない事実、そしてグループ活動での様子、更には息子の吃音や発音の支援の必要性が高いことから…

 

無事!希望の言語通級をGET致しました~!

 

しかも、言語通級でもコミュニケーション力もみてくれて、小学校の担任と連携してくれるそうです!

私の自治体では言語と情緒の掛け持ち通級はできないため、本当にありがたい!

 

この後は、手続きが終われば通級の小学校から連絡があり面談(他校通級なので)。息子が就学する方の小学校校長と今度は親子面談です。

 

とりあえず、一山超えた気分!ホッとしました。

 

息子の就学準備は着々と進んでいます。

まだランドセルは買っていないけどね~。

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