彼女に一途な男性とは？結婚相手に最適？特徴と見極め方

彼氏に浮気されて別れた経験があったり、友達や仕事優先で自分そっちのけにされたりすると、「彼女に一途な男性と付き合いたい！」と思いますよね。
しかし、付き合う前はどんな男性もそれなりに一生懸命アプローチしてくれるので、彼女に一途な男性を見きわめるのはなかなか難しい！
更に、あなたが一途な男性と相性が良いとは限りません。

そこで今回は、彼女の一部な男性の特徴と見極め方を解説！
一途な男性と相性の良い女性のタイプについてもお話します。

そもそも彼女に一途な男性の定義とは？

「一途」は、1つのことに打ち込むひたむきな様子という意味です。
恋愛でも「一途」は良く使われる表現ですよね。

しかし、一途なら何でも良いわけではありません。
一途な性格の男性を彼氏にしても、仕事や友達付き合い、家族に一途で、彼女の優先順位が低いと、大切にされている感が薄くて寂しい思いをする羽目に…。

大事なのは「彼女」に限定して一途なこと。
そして、バランスの良い一途さであることです。

例えば、彼女も含めて全般的に一途だと、時間は1日24時間に限られていますから、どうしたって彼女かける手間暇が限定されます。
「仕事と私、どっちが大切なの！？」は、昭和からあるセリフですが、どっちも選べないのが全般的に一途な男性の特徴です。
だからこそ、彼女に限定した一途さがポイントとなります。

しかし、「彼女のためなら他には何もいらない！」というのも問題です。
彼女のために仕事が疎かになり収入が激減すれば、結果的に彼女を幸せにできなくなりますよね。

また、彼女最優先で家族や友達から信頼ゼロの男性が魅力的かと聞かれれば、回答に困る女性は多いでしょう。

更に、彼女だけに一途だと、全力で最優先するため、結果的に束縛が強くなります。
「本当に一途な男性は見返りを求めない」という説もありますが、そんな男性いたとしても天然記念物レベルの希少さで、しかもM男率高し。

現実的に考えると「彼女だけに一途」な男性は、交際相手として最適ではありません。
そのため、重要なのは「適度に彼女に一途なバランス感覚の良さ」なのです。

普段は責任感を持って仕事に打ち込み、友達も家族もそれなりに大切にするけど、ここぞという時を外さず、絶好のタイミングで彼女を優先してくれる男性が、彼女に一途な男性の理想形です。

彼女に一途な男性8つの特徴

ただ一途なのではなく、彼女に一途な男性にはどんな特徴があるのでしょうか。
詳しく解説します。

交友関係が狭く深い

一途な人は1つに打ち込みます。
人間関係に一途な人は、広く浅い付き合いが苦手です。
結果的に、一途な男性の交友関係は狭く深いのが特徴となります。

ただし、「彼女より友達優先」タイプもいます。
交友関係が狭く深いからといって、彼女にも一途とは限りません。
他の項目にも言えることですが、彼女に一途な男性を見きわめるには、多方面からの観察と総合的な判断が必要です。

物に愛着を持っている

一途な人は、対人だけではなく命のない物にも愛着を持つのが特徴です。
自分が普段使うものに愛着を持ち、丁寧に大切に末永く使います。

面倒で買い替えをサボる男性も、物に愛着があるように見えますが、この場合は無頓着です。
見きわめるのは、いつも使っている物がきちんと手入れされているかどうか。
愛着を持つ一途な男性は、メンテナンスを怠らないので、身の回りのものが綺麗で壊れてもすぐに直します。
一方、無頓着な男は物を雑に扱うので、汚れていたり一部壊れていたりします。

凝り性でこだわりの強い一面がある

「一途」は言い方を変えれば凝り性です。
彼女に一途な男性は、彼女に対してとても凝り性と言えます。
恋愛に限らず、何かに凝るとどっぷりハマり、しかも熱が冷めず長い期間取り組むのが特徴です。

凝り性な男性はこだわりが強いのも特徴です。
物への愛着も、人間関係の狭さも、「自分はそれを大切にする」というこだわりでもあります。
彼女に一途な男性は彼女にはとことん優しく穏やかですが、根底には強いこだわりがあり、譲らないところは頑として譲りません。

不器用で同時進行が苦手

彼女に一途な男性は、当然ですが浮気をしません。
また、彼女がいるときは、友達付き合いも控えめに、仕事もそこそこにして、彼女最優先となります。
見方を変えると、一番大事なものと、それ以外を同時進行するのが苦手な不器用さんとなります。

一点集中は得意ですが、マルチタスクは不得意です。
仕事でも同じことが言えるでしょう。
専門知識や技術に特化した仕事では、秀でた才能で評価が高くなりますが、幅広く手掛ける内容は苦手で、本人へのストレスも強くなります。
また、理解のない職場だと、常に彼女優先の男性は「仕事を疎かにする」と、低評価を受けるので注意が必要です。

芯が強く流されない

一途な男性はブレません。
芯が強く流されないのが特徴です。
「彼女が好きだ！」となったら、他の誰が何と言おうとブレずに、彼女を愛し続けます。
もちろん、美女からの誘惑にも負けません。

彼女に一途な男性とは、恋に盲目なのです。
誘惑に流されないだけではなく、重要な助言も受け付けません。
そして、自分が信じた愛し方をします。

「彼女の言うことならなんでも聞いてあげる」というタイプならば良いのですが、「彼女のために何でも尽くす」タイプだと、「彼女のため」の名目の元、モラハラになるリスクを秘めているので気を付けましょう。

大切な人に対して優しくて心配性

彼女に一途な男性の優しさは、とても限定的です。
多方面に器用に気を使うのではなく、大切な人に一点集中となります。
彼女や家族、親友など大切な人に対しては、とても優しく心配性です。

いつでも「大丈夫？」と気遣ってくれ、頼まなくても手を貸そうとしてくれます。
大切すぎて心配になり、過保護で過干渉な傾向です。
失いたくなくて自分の全力で愛し、小さな変化も見逃しません。
酷くなると、強い束縛をしたり、支配的になったりします。
彼女に一途な男性の優しさは、必ずしも彼女にとって嬉しい優しさとは限りません。

親しくない相手にはクール

大切な人には最大限の優しさと気遣いを見せる一方、親しくない相手にはクールです。
自分から話しかけず、必要に迫られない限り頼みごとをされても断ります。
親しくない「どうでも良い相手」とは適度に距離を取り手抜きして、大切な彼女や友達との時間を捻出しているのです。

彼女に一途な男性の一途さは、親しくならないと表に出ません。
相手から一目惚れでもされない限り、彼女に一途な男性は第一印象では判断できないのです。

家事能力が高い

彼女に一途な男性は「彼女のために！」と努力するので、必然的に家事能力が高くなります。
歴代の彼女に尽くしてきたならば、一通りの家事は難なくできるでしょう。
努力失くして、彼女に一途に尽くすことはできません。

家事や料理の腕前は、彼女に一途な男性を見きわめる重要な特徴です。
雑談する機会があったら、さり気なく家事や料理の話題で興味とスキルを計りましょう。

彼女に一途な男性の見極め方

彼女に一途な男性は、好きな相手にしか本当の顔を見せません。
そのため、まだ親しくなる前に見極めるのは、なかなか難しい！
それでも、彼女に一途な傾向を見極める方法を伝授します。

まずは交友関係をチェック！

まずは、気になる男性の交友関係をチェックしましょう。
以下のような男性は、彼女に一途になろうとしても物理的に不可能なので、除外した方が良いでしょう。

一方、派手な交友関係がなく、むしろ友達が少なそうなら、彼女に一途な男性の可能性があります。
ただし、単なるコミュ障かもしれないので、交友関係だけで見極めてはいけません。

恋愛相談をしてみる

男性の恋愛傾向を知りたいなら、恋愛相談をするのが最も確実です。
あなたではなく、あなたの親友が恋愛で悩んでいる設定にして、気になる男性に恋愛相談をしてみましょう。
おすすめの設定を1つ紹介します。

親友が好きな男性は、親友の友達A子と付き合っている。
それを知っていた親友は、好きな男性とは友達として付き合っていた。
しかし、好きな男性から「付き合おう」と告白される。
好きな男性とA子はまだ交際継続中だが、「付き合ってくれるならすぐに彼女と別れる」と言っている。
親友は付き合いたいけど、A子とも友達だから返事に迷っている。
あなたとしては、彼女と別れずに告白する男性が信用できず、親友に何を言ってあげれば良いのか迷っている。

この相談の反応によって、男性の一途さを見極めます。

ちなみに、A子がどうするかの答えは関係ありません。
「告白が断られたときの保険として彼女と別れず、しかも場合によっては二股しそうな男性」に対して、何を思うかが重要です。

彼女に一途な男性を結婚相手に最適？

彼女に一途な男性は、交際中は自分だけを見て尽くしてくれるし、浮気の心配もありません。
「彼氏とはいつも一緒にいたい」という女性には、理想的な彼氏と言えるでしょう。

では、結婚相手としてはどうでしょうか。
彼女に一途な男性とそのまま結婚した場合に考えられる、メリットとデメリットを解説します。

彼女に一途な男性を結婚相手にするメリット

彼女に一途な男性を結婚相手にするメリットは、以下の通りです。

結婚後も継続してあなたに尽くしてくれるでしょう。
家事、育児の分担が当たり前なので、あなたの負担は軽くなります。
いつでも家族を最優先してくれ、あなたを愛してくれるので、家庭も円満です。

彼女に一途な男性を結婚相手にするデメリット

メリットを見ると「やっぱり彼女に一途な男性最高」と思いますよね。
だけど、以下のようなデメリットがあります。

子供が生まれると、女性は自動的に赤ちゃん最優先になります。
脳みそがそのようにできています。
産後ホルモンが激変し、自分の赤ちゃんを守るために、あらゆる人を本能的に遠ざける「ガルガル期」という言葉があるほどです。

彼女に一途な男性は、結婚すると自動的に妻に一途な夫となりますが、妻が自分を顧みないとヤキモチを焼き、不機嫌になるケースも…。
あるいは、協力を惜しまない代わりに、結婚前と同様にスキンシップを求めてくるかもしれません。
ガルガル期にこれはキツイ！

また、家庭優先なのは嬉しいですが、その分仕事は手を抜かなければならず、出世が見込めないかもしれません。
一途な男性は基本的に不器用なので、余程能力が高くなければ、家庭優先しつつガンガン出世はかなり難しいでしょう。

更に、愛が強い＝束縛ですから、あなたが「たまには1人時間を満喫したい！」と思っても、「休みの日は家族の時間」と、常に一緒を求められるかも…。

交際時は「常に一緒」が嬉しくても、結婚すると「時には別々の時間が欲しい」と思うし、適度な距離感が夫婦円満の秘訣なので、距離が近すぎてストレスが溜まる可能性が高いです。
また、彼女に一途で、今までそれを求められてきた男性が、結婚後の妻の激変に耐えられるかどうかは謎でしょう。

彼女に一途な男性とあえて別れた体験談

「一途な彼氏が良いに決まってる！」と思いきや、私の友人A子は絵にかいたような一途な彼氏を振ってしまいました。
A子がなぜ、誠意があって優しく真面目で一途な彼氏とあえて別れたのか、体験談を紹介します。

A子と彼氏（B君とする）の出会いは職場でした。
正社員のA子のことを、技術派遣社員のB君が惚れてアプローチ。
一途なアプローチに折れる形で交際が始まります。

B君は本当に一途に尽くす彼氏でした。
私とA子が旅行したとき、帰りの空港でサプライズで待っていたB君。
一緒に飲んでいるときも、どんなに遅い深夜でも心配して迎えに来ていました。
B君は年下彼氏でしたが、結婚願望があり、A子と結婚を前提に真剣に付き合っていました。

しかし、A子はそうではありません。
一途でお姫様のように優しく尽くしてくれるB君を好きではあったものの、心配性で束縛の気があり、それをうっとうしく思っていました。
また、派遣社員という立場も気になっていたようです。
A子はモテるタイプで、「結婚するなら収入が良く安定した人が良い」と公言していたのです。

私はA子と度々飲んでいましたが、心配したB君から電話がかかってくるのは毎回でした。最初こそまんざらでもない様子でしたが、徐々にA子はうっとうしさを隠さなくなりました。
A子が横暴なことを言っても、B君は大好きだからひたすら尽くします。
時には喧嘩もしたようですが、別れたくないB君がすぐに謝って終了する感じでした。
結局3年ほど付き合い、B君では満足できなかったA子が振る形で終わりを迎えました。

A子は自由奔放で交友関係もとても広いタイプ。
B君は心配でたまらなかったでしょう。
だから、いつでも呼ばれれば飛んでいくし、何なら呼ばれなくても迎えに行くし、心から尽くしていました。
あえて悪い言葉を選ぶなら、B君はA子の言いなりです。
それが、A子にとっては物足りなかったのでしょう。

その後、A子はフリーで楽しそうに独身生活を謳歌。
30代後半で、年収1000万円超えの男性を共通の友人から紹介され電撃結婚！
仕事ができて、自分の主張もしっかりするし、お互い別々の時間も有意義に過ごせる、B君とは全く別のタイプです。
「浮気をしない」という点では一途ですが、仕事を優先することも多々あります。

自分だけに集中しないバランスの良さが、A子にとっては快適なのでしょうね。
今も幸せに夫婦生活を送っています。

彼女に一途な男性と相性の良い女性の条件

A子のように、一途な男性だと窮屈で物足りなく感じるタイプもいます。
「一途な男性を彼氏にしたい！」と思っていても、いざ付き合ったらあなたも「あれ？違った？」と思うかもしれません。

そこで、彼女に一途な男性と相性の良い女性の条件を解説します。
自分に当てはまるかどうか、考えながら読んでくださいね。

恋愛至上主義で彼氏を優先できる

一途な彼氏は彼女からの一途な愛情を求めます。
一途同士の恋愛は、相性最高です。
ですので、彼女に一途な男性と相性の良い女性は、彼氏に一途となります。

恋愛至上主義なら申し分ありません。
彼氏に求められること全てが嬉しくて、愛情を同じ量だけ返せるような女性です。
「仕事より友達より家族より、何より彼氏が大切！」という女性なら、一途な男性とどこまでの愛の世界を追求できるでしょう。

甘え上手で保護欲をそそる可憐なタイプ

彼女に一途な男性は、彼女の役に立つことに何より幸せを感じます。
そのため、自立心旺盛な女性との相性はイマイチ。
なぜならば、自分がいなくても1人で何でもやってしまうため、男性の活躍シーンが少なくなるからです。
「君は一人でも生きていける」と男性に言われそうな女性は、一途な男性の好みではありません。

相性が良いのは、甘え上手で少々うっかりした保護欲をそそる可憐なタイプ。
「全く、心配で目が離せないなぁ」と言いながら、彼女のナイトのように尽くしたいのが一途な男性です。
彼氏には大いに甘えて、「ありがとう」「大好き」とリップサービス満載の、素直で可愛げのある女性ならば、需要と供給がピッタリな関係になれます。

1人の時間がなくても全然平気

「ずっと一緒にいたい。本当は片時も離れたくない」というのが、彼女に一途な男性の心理です。
彼女が自由人で、休日なのにデートをしてくれないと、大きな不満を持ちます。
不満ですが、彼女が大事で別れたくないので強気には出れませんが…。

と言うわけで、彼女に一途な男性が満足できる女性は、1人の時間がなくても全然平気な女性です。
彼女に一途な男性は仙人ではないので、やはり彼女からの愛情のお返しが欲しいのです。
お互い「恋人と一緒にいる時間が至福」「少しも離れたくない」「常に恋人のことを考えてしまう」というタイプなら、満足いくまで求め合えます。

「一途な男性＝幸せな恋愛」とは限りません

私は恋愛至上主義ではないし、どこへ行っても「仕事ができるしっかり者」という評価を得ていました。
しかも、1人の時間が必要なタイプです。

当然ですが、彼女に一途で「片時も離れたくない」という男性は苦手でした。
付き合う前のデートで、ベッタリ恋愛好きそうな雰囲気を感じると、次の誘いは断っていましたね…。

必然的に、私が最終的に選んだ夫は「浮気はしない」という点では一途ですが、ものすごくマイペース。
私の優先順位はどれくらいだろう…。
趣味や仕事が優先で、後回しにされたこと多数です。
でも、私もそういうところがありましたから、バランスが良かったんですよね。

元彼に浮気された経験があると「何が何でも一途な彼氏がほしい！」となりがちですが、安易に一途さだけで選ぶのは危険です。
そもそも、浮気する男性と付き合っている時点で、「実は追われるより追いたいタイプ」「全力で愛情を示されるより、ミステリアスな方が萌えるタイプ」の可能性があります。

もちろん、一途な男性と出会って、今までにないくらい最高に幸せな恋愛をする可能性もありますが、恋愛が上手くいかない時は、一度相手ではなく自分と向き合った方が良いでしょう。