ママ友は育児をするうえで心強い存在ですが、いざ接してみたら「ヤバい」と感じるママ友と出会うこともあります。
しかし、ママ友は子どもなど横のつながりがありますから、ヤバいと気づいても関係を終了させるのは難しいですよね。
逃げられない状況になる前にママ友のヤバさに気づいて一定の距離を取ることが重要です。
そこでこの記事では、ヤバいママ友の特徴と対処法を詳しく解説!
私が出会ったヤバいママ友の体験談も紹介します。
目次
ヤバいママ友の特徴7つ
まずは、ヤバいママ友の特徴から解説していきましょう。
ヤバいママ友には割とわかりやすいサインがあるので、見逃さないでくださいね。
共通のママ友の悪口を言う
誰でも愚痴や悪口をつい言いたくなるときがあるでしょう。
しかし「共通のママ友」の悪口を平気で言うママ友はマジでヤバいです。
単なるストレス発散ではなく「悪口の対象であるママ友」の悪評判を広げ、孤立させたうえで自分に同情してもらおうという姑息な考え方をしています。
この手のママ友は悪口や批判を口にすることが日常的です。
何かトラブルや不満があると、すぐに愚痴や悪口を言って「私って可哀そう」と悲劇のヒロインになりたがります。
面倒なことから逃げる傾向も強く、深く関わると厄介ごとに巻き込まれるリスクが高いです。
相手によって態度を変える
親しいママ友の前では笑顔で楽しそうなのに、大して関りがないママ友には知らんぷりするタイプっていますよね。
相手によって態度を変えるママ友は「自分さえ楽しければOK」という利己的な一面があります。
自分の得になる行動しかしないのです。
仲良くなると楽しい時間が過ごせますが、損切にためらいがないので要注意。
あなたより楽しいママ友、自分が得するママ友が現れれば、あっさり乗り換えるでしょう。
策略的に親しいふりをすることもあるため、裏であなたの悪口を言っている可能性もあります。
用がないのに頻繁に連絡してくる
用がないのに頻繁に連絡してくるママ友は、寂しがりやで依存体質傾向です。
育児中は忙しいものですが、相手の都合や自分のやるべきことよりも「寂しさを埋めたい」という感情を優先します。
誰かとつながっていないと不安で、毎日のように他愛もない連絡をしてくるのです。
優しく対応していると、ガッツリ頼られて依存されるリスクがあります。
とくに、夜中でも平気でメッセージを送ってくるママ友は要注意。
「朝読んでもらえばいいと思って」と言うかもしれませんが、着信音で相手の安眠妨害をする可能性を考えられない自己中心的な性格をしているかもしれません。
ロックオンされたら「なんでも一緒♡」と付きまとわれる恐れがあります。
大して親しくないのに誘ってくる
大して親しくないのに「ランチ行こう」「お茶しよう」と誘ってくるママ友がいるなら、警戒したほうが良いかもしれません。
相手をよく知らないうちから誘うママ友は「自分の仲間を集めたい」「誰かと親しくなって安心したい」と考えている可能性があるからです。
1人行動が苦手で精神的に自立していないママ友によく見られる傾向です。
グループ意識が強く、いざ親しい人ができるといきなり排他的になることもあります。
なお、本当に社交的で親切な場合もあるため、見極めが重要です。
育児の考え方が大らかすぎる
育児の考え方が非常に大らかなママ友は、子どもに対するルールや制限が少ない傾向があります。
子どものしつけが甘く、悪さをしても笑顔で見守るだけ。
子どもが何かをしでかしても責任を取らず、周囲を困らせてしまいます。
しかも「大らかな子育ては素晴らしい」と考えているため、周囲から子どもの言動を注意されても改めようとしません。
周囲が自分の育児方針を受け止めて当然だと思っているため、逆ギレすることもあります。
お金について質問してくる
親しき中にも礼儀ありで、ママ友同士でも暗黙の了解で「触れてはいけない話題」はあるものです。
とくにお金の話題は非常にデリケートなので、常識的なママ友は話題に出しません。
もしも、お金についてズカズカと質問してくるママ友がいるなら、かなりヤバいです。
具体的な質問例をいくつか挙げましょう。
- あなたや夫の職業だけではなく勤め先を聞いてくる→年収が知りたい
- 持ち家かどうか聞いてくる→家の金額を予想し経済状況を知りたい
- 「お小遣いいくら?」「習い事の月謝は?」など、具体的なお金の質問をしてくる
- 新しいアイテムを身に着けていくと「いくらしたの?」と金額を聞いてくる
お金について質問するママ友がヤバいのは、マウンティング気質だからです。
相手の経済状況で上限関係を勝手に判断し、張り合ったり見下したりする傾向があります。
また、デリカシーに欠けており、会話をしていて不快に感じることも多いでしょう。
ためらいなく「貸して」「ちょうだい」と言ってくる
親しくなれば貸し借りをすることもあるでしょう。
しかし、ためらいなくすぐに「貸して」「ちょうだい」と言ってくるママ友はかなりヤバい寸借ママの可能性があります。
自分が得することしか考えないテイカー気質です。
とくにヤバいのは「お金貸して」と頼んでくるママ友。
財布を忘れたなどうっかりすることは誰でもあるので、否応ないケースのなら1回は許容範囲です。
しかし、2回以上お金を借りようとしたり、前に借りたお金や物を返す前にまた「貸して」と言ったりするママ友はだらしない性格をしています。
他人への気遣いや配慮がなく、自分の利益を優先してばかりのトラブルメーカーです。
「このママ友ヤバイ…」と思ったときの対処法
ヤバいママ友への対処法のポイントは2つ。
- 弱みを見せない
- さり気なく距離を取る
具体的にどうするべきか、ヤバいママ友への対処法を詳しく解説します。
接するときは笑顔で感じよく
ヤバいママ友と接するときは「笑顔で感じよく」を心がけることが大切です。
笑顔は相手に親しみや好意を感じさせるので「敵ではない」というアピールになります。
一方、苦手だからと笑顔なしで対応すると、ヤバいママ友に付け入る隙を与える可能性も。
「あの人が私に冷たい」「意地悪された」など、悪口を言われるリスクが増えてしまいます。
ですので、大人の常識だと思って、どんなママ友にも笑顔で接しましょう。
雑談しないように立ち止まらない
ヤバいママ友は、自分の話を聞いてくれる相手にロックオンします。
「このママ友ヤバいかも」と思う相手とは、じっくり雑談できない環境づくりが重要です。
バッタリ会ったときは笑顔で挨拶しつつ、決して立ち止まらずにササッと通り過ぎましょう。
もしも、ママ友が引き留めようとしてきたら「急いでるから今度ゆっくり」など、適当に言い訳して去るのがおすすめ。
とにかく、ヤバそうなママ友とは深く関わらないよう心掛けてくださいね。
連絡がきても時間をあけてから返信する
ヤバいママ友からの連絡があった場合、すぐに返信するのではなく、時間をあけてから返信することがポイントです。
即座に返信すると、相手に依存される可能性が高まります。
とは言え、返信が遅すぎると悪評の原因になり兼ねません。
至急ではない限り、ヤバいママ友からの連絡は2時間前後あけて返信しましょう。
誘いは丁重にあいまいに断る
ママ友からの誘いに対しては、丁寧かつあいまいに断ることが良いでしょう。
「その日は予定があって」など、明確な理由で断ると代案を出されてしまいます。
誘われたら「声かけてくれてありがとう」とお礼を言いつつ「子どもとの予定が入っていて難しそう…」と言葉を濁すのがポイントです。
ヤバいママ友ほどベッタリとした関係を望む傾向があるので、あなたが何度か断れば別の相手にターゲットを変えてくれるでしょう。
ターゲットが変わるまでは、丁寧に誠実に断りつつ、徐々に距離を取ってくださいね。
以下の記事ではママ友からの誘いの断り方について、例文付きで解説しています。
ママ友からの誘いの断り方と例文【12のシチュエーション別】
私が出会ったヤバいママ友体験談
私には娘と息子がいますが、育児歴が長いと複数のヤバいママ友に出会うものです。
私が出会ったヤバいママ友体験談を聞いてください。
親しかったのに突然掌返しママ友
長女が年少のときに、夫の転勤で引っ越し&転園することになりました。
年少の秋に転園したため、周囲のママ友関係はすでに出来上がっている状態。
そんな中、新参者の私に優しく声をかけてくれたのがママ友Aさんです。
Aさんの第一印象は笑顔が多く朗らかで優しい人。
まだ出会って間もないのに、私を含んだママ友を自宅に招待してくれました。
そこからAさんと個人的に付き合いが始まったのですが、娘が年長になり私が第二子出産で忙しく会わない期間が長くなると、いきなり掌返しが始まります。
幼稚園で顔を合わせても無視され、私から挨拶してもつれない態度。
ようやこ第二子の息子の首が座ったころに誘うと応じてくれたのですが、笑顔もなく話題を振っても話が続かず、今までとは全く違い冷たい態度を取られ続けました。
「ああ、彼女はもう私と親しくする気がないんだ」と察した私は、その後は挨拶だけで誘うことも雑談することもしなくなり疎遠に。
思えば、彼女は最初の集まりのときにいきなり同じ幼稚園のママ友の悪口を言っていました。
もしかしたら、私が彼女を怒らせる何かをしたのかもしれません(心当たりはない)。
なお、私もサッと引いたので、Aさんとは大きなトラブルもなく自然消滅で終わりました。
笑顔でちゃっかり搾取ママ友
意外と多いのが図々しいことも笑顔で要求してくるちゃっかり搾取ママ友。
- 車がないという理由で当然のように送迎を頼みお礼は言葉だけ
- 自分で調べず「教えて」となんでも頼ってくる
- お古を「いらないならちょうだい」とストレートに欲しがる
- 何かを決めるとき他人任せで案が出ると乗っかってくるけど労力は惜しむ
この辺は普通にいました。
かわいそうなのは、人がよく気が小さくて断れないママ友。
搾取ママ友にロックオンされ、時間も労力も、ときには物までも搾取されていました…。
「私そういうのできない!」仕事丸投げママ友
役員活動でよくいるのが、仕事丸投げママ友。
私はパソコンが得意なので、役員になるとこの手の輩に「私できないからお願い♡」と仕事をよく投げられていました。
大した手間じゃなければ引き受けますが、あまりにも全て投げてくる相手には「大丈夫♡今までの人たちもわからないなりにやってきたから♡」と仕事を投げ返しましたけど。
被害者のママ友もたくさん見てきました。
本人が喜んで引き受けているなら良いのですが「できない」を理由に平気でサボろうとするママ友は確実にヤバいです。
ヤバいママ友からはさり気なくフェイドアウトしよう
ヤバいママ友と親交を深めるのは、メリットよりデメリットが上回るケースが多いです。
ヤバいママ友とは距離を取るのが賢明な判断と言えるでしょう。
とは言え、あからさまに距離を取ろうとすると、ヤバいママ友が攻撃してくるかもしれません。
弱みを見せず大人の対応をしてさり気なくフェイドアウトするのが良いでしょう。
ヤバいママ友とは適度な距離を保って、ロックオンされないように注意してくださいね。