「あざとい」と聞くと、女性をイメージする人が多いでしょう。
しかし、現在あざとい男性が増加中。
あざとい男性はちゃっかりしていて、おいしいところを持っていくので注意が必要です。
場合によっては恋愛感情を匂わせて、思わせぶりな態度で女性を利用しようとすることも…。
そこで今回は、あざとい男性の行動と性格の特徴と徹底解説!
あざとい男性との付き合い方と、接するときの注意点も紹介します。
目次
あざとい男性の特徴10個【行動編】
男性のあざとさは巧妙で、ぱっと見は優しい紳士のイメージがあります。
しかし、行動をよく観察すると、端々にあざとさが表れるものです。
まずは、あざとい男性がよくする行動の特徴について解説します。
挨拶が爽やか
自分の印象を上げるための努力を惜しまないのが、あざとい男性の特徴です
誰に対しても、挨拶がとっても爽やか。
清々しい笑顔と良く通る声で、誰に対しても丁寧に挨拶します。
挨拶はコミュニケーションの基本。
素敵な挨拶ができる人は、万人に好印象です。
短い時間で自分のイメージをアップさせる効果的な方法なので、あざとい男性は挨拶をとても大切にしています。
人懐っこく誰にでも話しかける
あざとい男性は社交的で、人懐っこく誰にでも話しかけるのが特徴です。
周囲から敬遠されやすいとっつきにくい相手にも、会話が弾まない口下手な相手にも、にこやかに話しかけます。
そして、「みんなに親切で優しい人」という印象を作り上げるのです。
しかし、良く観察すると、人を選んで話しかけているのに気付くでしょう。
親しくすると得する相手には、とりわけ人懐っこくなり積極的に関わります。
基本的にオシャレで見栄えがよい
あざとい男は自分を演出するテクニックに長けています。
見た目が印象を左右することを良く理解しているため、基本的にオシャレで見栄えがよいのが特徴です。
具体的な見た目の特徴を、いくつか紹介します。
- 清潔感たっぷり
- スキンケアしているのがわかるツヤツヤお肌
- 手入れの行き届いたサラサラヘア
- 流行をほどほどに押さえたファッション
- さりげなくブランド物を投入
あざとい男性は女性だけではなく同性からの印象も気にする巧妙さがあります。
オシャレでも派手なデザインは選ばず、同棲からのウケも上々です。
お世辞と社交辞令が上手
あざとい男性は口が達者で、お世辞と社交辞令が上手です。
お世辞も社交辞令もわざとらしさがなく、言われた相手は嬉しくなり、あざとい男性に好印象を持ちます。
あざとい男性にとって、リップサービスは挨拶やマナーのようなもの。
相手を喜ばせる言葉が口からどんどん紡ぎだされます。
謙遜も上手
あざとい男性は謙遜も上手です。
褒められると一度受け取って喜び、その後に謙遜して相手を立てます。
褒めた相手はあざとい男性が自分の言葉を受け止めてくれたことに満足し、さらに「僕なんてまだまだですよ」と謙遜して相手を褒め返され悦に入ります。
そして、「なんて謙虚なんだ」とあざとい男性の好感度をどんどん上げていくのです。
甘えるのが上手
あざとい男性は誰に対しても人当たりが良くちゃっかりしており、甘えるのが非常に上手です。
特に影響力の強い人を選び、自ら慕って近づき、懐に飛び込んでしまいます。
そして、可愛がられると素直に甘えて、信頼関係を強化。
いざというとき頼れる人、場所を多数確保していきます。
頑張りのアピールが上手
自分が頑張る姿をさりげなく周囲に見せるのが、あざとい男性の巧妙なところ。
頑張りのアピールが上手で、実力以上の評価を得るのは良くあることです。
例えば、人の目があるところで懸命に仕事に打ち込むポーズを取ります。
普段は謙虚ですが、ここぞという場では「実は僕がやりました」というアピールを忘れません。
実は手抜きやサボりが上手
あざとい男性はちゃっかりしていて、実は手抜きやサボりがとても上手。
手抜きしても問題ない部分はガッツリ手抜きし、周囲に気付かれないようにこっそりサボっています。
甘え上手なので、大変なことは人に頼み、自分の負担を軽くします。
それでも「すぐサボる人」「手抜きするダメな人」と思われないのは、内容やタイミングを選んでいるからです。
頑張りが必要な場面ではきちんと行動して評価を得ます。
断るのが上手
「僕にできることがあったらいつでも言ってください!」とアナウンスしつつ、いざ面倒な頼まれごとをされそうになると上手に断るのが、あざとい男性の特徴です。
誰かを悪者にしたり、相手が納得しやすい言い訳を並べたりして、キッパリ断ってしまいます。
「自分が断ったら相手が困る」とわかっていても、自分を優先するのがあざとい男性です。
一方、手間の割に評価が高くなる頼まれ事は、率先して引き受けます。
なんでもやるそぶりを見せつつ、実はきちんと取捨選択しているのです。
相手によって態度を変える
あざとい女性は相手によって態度を変えますが、男性も同じです。
一見誰に対してもフレンドリーですが、周囲にバレないように態度を変えています。
立場が強い人には柔順に従い、気が弱い人には笑顔で無理難題を押し付けるのは、あざとい男性あるあるです。
自分の環境を良くするためなら、あざとい男性は利用できる人をとことん利用します。
あざとい男性の特徴4個【性格編】
「あざとい」と聞くと、ずる賢く性格が悪い人をイメージするかもしれません。
しかし、あざとい男性は社会性を重視し、人間関係の輪を大切にする傾向があります。
確かにズルイ部分はあるものの、決して性悪ではありません。
あざとい男性の性格的な特徴を詳しく解説していきましょう。
優しい平和主義者
あざとい男性は基本的に優しい性格をしています。
争いごとが嫌いな平和主義者で、意味もなく人間関係を掻きまわしません。
人間関係が険悪だと自分にもデメリットがあるので、雰囲気を良くしようと周囲に気配りをします。
社交的で人懐っこい行動も、場を明るくするための手段なのです。
向上心が高く努力家
向上心が高く、周囲からの評価を得るために努力を惜しまないのも、あざとい男性の特徴です。
オシャレで清潔感がある外見も、日々努力を積み重ねた結果になります。
自分の環境を良くするために、あざとい男性は工夫と努力を惜しみません。
広い人脈もキャラクターで獲得しているのではなく、きちんと考えて努力して獲得するのです。
計算高く慎重
あざとい男性は計算高く慎重な性格をしています。
がむしゃらに努力するのではなく、効率を考えて最小のエネルギーで結果を出そうとするのが特徴です。
人間関係についても同じで、付き合う相手をきちんと選んでいます。
一見人が良さそうですが、実は警戒心が強いので、人に利用されたり騙されたりはしません。
冷酷な一面あり
あざとい男性の基本は優しいですが、自分にとってマイナスになると判断した相手をアッサリ切り捨てる冷酷な一面があります。
表面上は社交的でニコニコ接しますが、頭の中では「自分にとってプラスかマイナスか」を常に考えているのです。
「マイナス」と判断するとバシッと切り捨てますが、毛嫌いして自分の人間性を疑われるような行動はしません。
笑顔で相手から逃げて、いつの間にかフェイドアウトします。
昨日まであんなに優しかったのに、突然一線引いてその先に踏み込むのを許してくれなくなるのがあざとい男性なのです。
あざとい男性の心理とは?
あざとい男性の鮮やか過ぎる豹変や割り切った行動を見ると「なぜそこまでできるのか」と理解しがたい部分があるでしょう。
そこで、あざとい男性の心理について解説します。
要領よく渡る自信がある
あざとい男性があっちこっちで良い顔を見せて、相手によって態度を変えるのは、「自分は人間関係を要領よく渡っていける」という自信があるから。
あざとい男性は人たらしなので、自分の思惑通りに相手を動かす経験を何度もしているから、きわどい行動もとれるのです。
「利用できる人」「利用しようとすると見透かされてしまう人」を見極め、相手を選んで行動するのが、あざとい男性の恐いところ。
「自分は選択を間違えない」という思いが、あざとい男の自信の根拠になっています。
かわいいほうが好まれると思っている
あざとい男性は、男女問わず「かわいく素直な態度が好まれる」と思っています。
「かわいい」は、もはや女性だけに向けられる言葉ではありません。
「かわいい男子」「かわいい後輩」を好む層があることを、あざとい男性は知っているのです。
かわいく素直な自分を演じるのはお手の物。
周囲の警戒心を解き、利用価値の高い相手に狙いを定め、あざとく懐に飛び込みます。
また、かわいく素直な男子を演じることは、敵の攻撃からの防御法でもあります。
多くの人に、「彼は素直で優しい人。彼に強く怒る人は酷い」というイメージを擦り込ませる作戦です。
あざとい女にも言えることですが、「かわいいは免罪符になる」という心理です。
周囲の人を舐めている
人をコントロールして得しようとするのは、周囲の人を舐めているからに他なりません。
「この程度の相手なら騙せる」「かわいくしてれば責めてこない」「結局かわいい自分には弱い」と、周りにいる人を甘く見ているのです。
確かに、「かわいいから許す」というタイプもいるでしょう。
しかし、態度やイメージに誤魔化されない人は意外と多く、あざとい男性の本質を見抜きながら無難に対応しているのはあるあるです。
あざとい男性もピンキリで、詰めが甘いタイプは自分だけが空かれていると勘違いし、裏では嫌われてしまいます。
あざとい男性との付き合い方のコツ
あざとい男性が職場や学校など身近にいた場合、付き合い方がわからず悩む人もいるでしょう。
しかし、あざとい男性は基本的に優しい性格をしているので、コツを押さえれば平和に付き合えます。
あざとい男性との付き合い方のコツを紹介していきましょう。
友達の場合
あざとい男性は気遣い上手でムードメーカーの役割を買って出てくれます。
しかし、「それが当たり前」と思って頼り過ぎてはいけません。
友達だとつい甘えてしまいますが、「気を使ってくれてありがたい」という感謝の気持ちをきちんと伝えて、周囲にも「いい奴だ」と伝えましょう。
そして、あなたもあざとい男友達にとって頼りになる存在でいられるように、行動で示すのです。
あざとい男性は友達関係も損得勘定で考えます。
自分だけが一方的に頼られる関係だと、ある日急にフェイドアウトするかもしれません。
あるいは「友達じゃなくて利用するための駒」に格下げされる可能性もあります。
「あいつにとって価値ある友達のポジション」を意識的にキープするのが、あざとい男性と友達関係を続けるコツです。
職場の場合
友達とは違い、職場は楽しさを追求する関係ではありません。
仕事の遂行が目的であり、職場で自分の評価を高めるのも必要です。
あざとい男性は職場の人を利用して自分の評価を高めようと画策するかもしれません。
ですので、あざとい男性が職場にいる場合は、巻き込まれないように自衛が必要です。
あざとい男性に巻き込まれないための方法をいくつか紹介します。
- 上司も含めて情報共有する
- 役割分担を明確する
- メールなどでやり取りの証拠を残す
- 安易に自分の仕事を手伝わせない
- 公私混同せず礼儀を守って接する
あざとい男性が厄介なタイプではない限り、自分の手柄のために職場を引っ掻き回すことはないでしょう。
しかし、「人の成果を横取りする」「自分のミスを擦り付ける」など、個人間であざとく立ち回る可能性はあります。
そうならないためにも、チームで情報共有を徹底し、誰が何をしているのか目に見える仕事の進め方を心がけましょう。
あざとい男は社交的で口が達者なので、友達感覚にならないように注意が必要です。
相手に乗せられてフレンドリーな対応をすると、「この人は流されやすい」と判断されてしまいます。
また、つい気を許してしまい、あざとい男に乗せられて失言してしまうかもしれません。
あざとい男性に巻き込まれたくないなら、一定の距離感を保ちましょう。
あざとい男性と接するときの注意点
あざとい男性は人が喜ぶ発言をするのが上手。
しかし、簡単に心を許すと利用される恐れがあります。
また、あざとい男性に邪魔者だと思われると、罠にはめられてしまうかもしれません。
あざとい男性とは一定の距離を保つのが基本ですが、それだけではありません。
あざとい男性と接するときの注意点を紹介します。
思わせぶりなセリフや態度を本気にしない
あざとい男性は思わせぶりなセリフを言う天才です。
女性が「私に好意あるかも」と思わせるようなセリフが、ごく自然に口から出てきます。
いくつか例を紹介しましょう。
- 「髪切ったでしょう?とってもかわいい」など、小さな変化に気付いて褒める
- 「〇〇さん、モテるだろうな」と、恋愛的な角度で褒めてくる
- 「〇〇さんに教えてもらうと、すごく良くわかります」と、仕事面でも褒める
- 「今日デートですか?なんだか焼けちゃうな」ど、かわいい嫉妬心を見せる
しかし、あざとい男性が思わせぶりなセリフを言うのは、女性が自分に好意を抱いていた方が好都合だからです。
本気でアプローチしている可能性は低いでしょう。
勘違いするとあなたの好意を利用される恐れがあります。
あざとい男性からの思わせぶりなセリフは、本気にせずに「リップサービス」「お世辞」として受け取りましょう。
あざとい既婚男性とは1対1で会わない
困ったことに、既婚者の中にもあざとい男性は存在します。
あざとい既婚男性には一部不倫を狙っている人がいるので注意が必要です。
愛妻家のフリをして近づき、口が堅くて流されやすい女性を探しています。
もしも、あざとい既婚男性から誘われたら、理由を作って断りましょう。
1対1で会ってはいけません。
隙を見せると付け込んでくるので、きっちり線引きしましょう。
気持ち悪いと思っても顔に出さない
「あざとい男子かわいい♡」と思う人もいますが、反対に受け付けない人もいるものです。
男性のあざとさを見たとき「気持ち悪い…」と引いてしまうかもしれません。
しかし、気持ち悪さを顔に出さないように気を付けましょう。
嫌悪感があざとい男性にバレると、あなたを邪魔者として認識するかもしれません。
あざとい男は自分の正体を見抜かれたくないのです。
そのため、あざとさに気付いた人を警戒し、場合によっては排除しようと企みます。
あざとい男性とは一定の距離を保とう
あざとい男性は社交的で話題も豊富、基本的には楽しい人です。
しかし、かわいくて素直な様子に心を許すと、利用されてしまうかもしれません。
現時点で「彼はあざとい」と感じるなら、一定の距離を保つのが賢明です。