付き合うと大変な目に遭うダメな男は、できれば避けて通りたいですよね。
そこで注目するべきは、男性の職業です。
全員とは言いませんが、高い確率でダメな男が多い職業が存在するんですよ。
今回は、派遣社員としてさまざまな業界を渡り歩いてきた私が、警戒すべきダメ男が多い職業をこっそり教えちゃいます。
ダメな男が少ない職業と、結婚相手として狙い目の職業の情報付きです。
目次
ダメな男の職業基準3B・3S・3Cの意味
ダメな男が多い職業を表す「3B」「3S」という言葉を知っていますか?
まずは、3Bと3Sから解説していきましょう。
3Bとは
3Bとは、付き合ってはいけないダメな男が多い職業の頭文字を意味しています。
- バーテンダー
- バンドマン
- 美容師
3つの頭文字がB、略して3Bです。
3Sとは
3Sとは、一見普通のイメージが強いけど、実はチャラくてダメな男が多い職業の頭文字を意味しています。
- 消防士
- スポーツインストラクター
- 整体師
3Bが「いかにもダメ男が多そう…」という職業が多いのに対して、3Sは堅そうでチャラい印象がない職業がそろっています。
3Cとは
3Cとは、最近新たに加わったダメ男が多い職業を表す言葉です。
- カメラマン
- クリエイター
- カレーをスパイスから作る男
なぜか職業以外の男が含まれています。職業的にダメというよりも、意識高い系で付き合うとめんどくさい男性を意味している印象です。
なお、3Cはかつて「女性が結婚したい男性の条件」として注目を浴びた言葉でもあります。
バブル期はいわゆる3高(高学歴、高収入、高身長)が女性にとっても理想でしたが、社会が変わるとともに女性の価値観も変化したのです。
女性が結婚したい男性に求める条件の3Cは、以下の通りです。
- Comfortable:快適な
- Communicative:理解し合える
- Cooperative:協力し合える
3高と比較し、3Cは精神的なつながりを求めているように見えますよね。
しかし、言葉の裏には「快適な(生活に不自由のない経済力を持ち)、理解し合える(価値観が同じで自分の考えを尊重してくれ)、かつ協力し合える(家事育児をバッチリ分担してくれる)男性」という女性の厳しい要求が隠されています。
昭和後期~平成初期の女性は、令和では考えられないくらい理想が高かったのです。
ダメな男が多い職業8つ
「3B」や「3S」は、本当にダメな男が多いのでしょうか。
私が実際に目にしたダメな男が多い職業を教えます。
自称経営者
ダメな男が多いと断言する職業が、自称経営者です。
実は、個人事業主という立場なら、誰でも簡単に経営者になれます。
役所に必要事項を記入した開業届を出せばいいだけ。
私も個人事業主なので、ある意味経営者ということになります(単なるフリーライターですが)。
真面目で謙虚な個人事業主は、自分のことを「経営者」とは言わないでしょう。
と言うか、自分を「オレ、経営者なんだ」と言った時点で、どんな男も怪しさ満載です。
自分を大きく見せたい魂胆見え見え。
女性に経営者を自称する男性は、高確率でダメな男です。
要は、自営業をアピールする男性がダメなのです。
そのため、前項の3Sに含まれる整体師も、雇われではなく自営を強調するなら、気を付けるべき職業と言えます。
自称ミュージシャン
昭和の時代からダメな男の代表的な職業が、自称ミュージシャンです。
3Bのバンドマンも含まれます。
そもそも、ミュージックだけで稼げるのはほんの一握り。
真面目にミュージシャン志している人は、活動資金を集めるためにも、他の仕事をしています。
職業を聞かれたら、最も多く収入を得ている仕事を言うのが普通の感覚です。
収入としては別の仕事の方が多いのに、自称ミュージシャンを名乗る時点でアウト。
「職業は〇〇なんだけど、実はミュージシャンとしても活動してるんだ。収入にはなっていないけどね」と、謙虚な姿勢で音楽活動していることを伝えるのは、ギリギリセーフです。
ちなみに、音楽活動のみで充分な収入がある人は、「自称ミュージシャン」ではなく、真っ当なミュージシャンになります。
自称俳優
自称俳優も、ダメな男の巣窟です。
特に、自称舞台俳優は特別警戒すべき職業。
最近では、3Bに舞台俳優を含めて4Bと呼ばれることもあるそうです。
かなり有名にならない限り、舞台俳優は儲かりません。
それでも食べていくために、一生懸命チケットを売ろうと営業をかけてきます。
下手に美形でイケメンの自覚がある男性が多いのも厄介です。
社交的で第一印象も見栄えも良いので、コロッと騙されてしまう女性は多いです。
出会いも多い職業なので、付き合っても浮気される確率は高くなります。
自称芸人
自称芸人も、ダメな男が多いです。
「自称」がつく職業は、概ねダメな男が多いと思った方が良いでしょう。
芸人を目指す人の中には、一般社会に馴染めずお笑いの世界に辿り着いたタイプが少なくありません。
「え!?」とビックリするような、非常識な言動をするので要注意です。
また、お笑いライブが増えて、駆け出し無名な芸人でも、今はファンがつく時代。
当然女性の影が多く、外見の印象とは裏腹に浮気男が多いのも、ダメなレッテルを貼る要因の1つになります。
美容師
3Bに含まれる美容師も、やはりダメな男がチラホラ存在します。
特に、「大学に行くほどの学力もないし、とりあえず美容師の専門学校に行こう」と、深く考えずに美容師になった男性のダメ男率が高いです。
適度に美意識が高く学生時代はモテるタイプですが、いざ美容師として社会に出ると、志がないのでドロップアウトするケースが少なくありません。
美容師は技術職でありながら、実は収入は低いです。
令和元年の賃金構造基本統計調査によると、特に20代前半では月収が20万程度のところも多く、目標を持って強い意志で成長する努力をしなければ厳しい業界。
何となく美容師になった男性は、収入の低さと技術を磨く厳しさに挫折しやすく、「将来が不安」という意味でのダメな男が多いのです。
プログラマー
プログラマーと聞くと、専門技術を持ったスペシャリストのイメージがあるかもしれません。
しかし、プログラマーは意外と早く技能の習得が可能で、フリーターやニートからでも転職可能な職業の1つ。
IT業界は技術の進歩が早いので、常に知識の更新が必要ですが、だからこそ初心者がなりやすい職業なのです。
また、私が「プログラマーはダメな男率が高い」と思う第一の理由は、メンタルを崩す人が多いから。
これは、実際にプログラマーとして働いていた人から聞いた話です。
納期に追われた過酷な職場が多く、しかも技術についていくために常に勉強が必要で、追い詰められて病む人が多いのだそうです。
「遊び人」という意味のダメさはありませんが、何かと心配な点が多いという意味で、警戒すべき職業と言えます。
福祉関係
福祉関係は「離職率が高く継続して働ける人が少ない」という意味で、ダメな男が多い職業です。
一時期職業訓練に通っていたことがあるのですが、福祉関係は過酷で希望すれば就職しやすい職業ですが、「過酷さに耐えられずすぐ辞める人が多いから、絶対に職業経験をしてから就職を考えろ」と言われていました。
正直、それでも福祉を選ぶ人は、「他に選択肢がない」「あまり考えていない」人が多かったです。
また、高い志を持って福祉関係に務めている人は、「熱血すぎる」「信念が強すぎて付き合い辛い」というダメ要素を持っているケースが少なくありません。
合コンで出会った福祉関係の男性は、初対面の私に「自分が将来福祉でやりたいこと」を熱く語ってくれました。
一方的に聞かされて、とても疲れました…。
志が高いのは素晴らしいですが、視野が狭くてゴーイングマイウェイな困ったタイプには要注意です。
建築関係
建築関係は「女性の扱いが下手」「男尊女卑が多い」という意味で、ダメ男率が高い印象です。
まだまだ男社会の業界で、「男らしくリードしてくれる」と言えば聞こえは良いですが、女性の扱いが下手で横暴なタイプが多いです。
上下関係にも厳しく、建築系企業で働いた際、理不尽に私が怒られているのに、誰も助けてくれませんでした。
一度建築関係の人と合コンしたのですが、女性よりも男性陣の先輩後輩で気を遣いまくり、「私たち、いなくても良くない?」と、白けてしまいました…。
上の発言は絶対で、先輩後輩意識も強く、付き合っても彼女は後回しにされそうな匂いんがプンプンします。
男尊女卑傾向があり、縦社会という意味では、3Sの消防士も似ているかもしれませんね。
ダメな男が少ない職業3つ
派遣社員としてさまざまな職場で働いた中で、ダメな男が比較的少ないと感じた職業を紹介します。
理系業界
理系業界の企業は、真面目で堅実な男性が多いイメージです。
私はいくつかの理系企業で働きましたが、計画性があり、理性的な判断ができる人が多かったです。
派手な魅力はありませんが、安心してやり取りができました。
仕事上のトラブルも少なく、会議もサクサク進み、輪を乱したり脱線したりすることも少なかったです。
もちろん、私が知らないところでは遊んでいる人もいたでしょう。
それでも、メーカーや広告代理店に勤めた時に聞いたような「うそでしょ?」という悪い意味での武勇伝は耳に入ってきませんでした。
好みによっては面白みに欠けるでしょうが、トンデモ案件のダメダメ男がいない安心感は大きいです。
経理関係
経理関係は数字を正確に扱う仕事なので、いい加減系のダメな男はいません。
約束をしっかりまもる、律儀で真面目な男性が多いです。
しかも、辛抱強く情緒が安定しています。
経理の仕事をしていると、必ず支払処理の締め切りを破るダメ男がいますが、そういう厄介な人に対応しているため、忍耐力が鍛えられるのでしょう。
経理関係の人が持つ平常心を保つ人間力は、ダントツだと思います。
また、意外と人との関わりが多いので、社交的で話しやすいのも長所です。
営業職
チャラそうなイメージが強い営業職ですが、実はコミュニケーション力が高く、臨機応変で生きる力が強い男性が多いです。
「経費を自由に使いたい放題。遊びたい放題」という営業は、今や絶滅危惧種。
どこの企業も限られた経費と制限の中で、営業活動を頑張っています。
むしろ、苦労人が多いです。
常に相手の立場とニーズを考える営業は、恋愛でも女性の気持ちを考えるのが上手です。
優しい気遣い上手でサービス精神旺盛な男性が多く、ダメな男率は低くなります。
職業関係なくダメな男性の仕事面での共通点
仕事面から見えるダメな男の共通点は、実は職業以外の要素が大きいです。
どんな職業でも、一定数ダメ系な男性はいるものです。
その比率がわずかに高いか否かが、今回紹介した「ダメな男が多い職業・少ない職業」になります。
では、本当にダメな男を見極めるには、何に着目すべきなのでしょうか。
その答えは、ズバリ勤続年数です。
どんな職業でも会社でも、勤続年数が3年以上ならば、1つの場所で長期間働ける程度のコミュニケーション力や忍耐力、仕事のスキルを持っています。
考え方も冷静で慎重なので、大冒険して壮大に人生を踏み外すリスクも低いです。
3Bも3Sも例外ではありません。
一方、勤続年数1年未満の男性は要注意。
年齢が若ければ仕方がないですが、30代以上で勤続年数1年未満は、転職を繰り返りながら収入を減らしていくダメ男の可能性が高まります。
仕事でダメな男を見極めたいなら、勤続年数を聞き出すべき。
しかし「何年くらい今の会社にお勤めなんですか?」という質問は露骨すぎます。
ですので、仕事の話を聞き出し、「すごいですね。ベテランなんですね!後輩もたくさんいるんじゃないですか?」的な流れで聞き出しましょう。
そして、勤続年数が短い場合は、「転職に興味がある」的なことを匂わし、前職やその前に何をしていたのか、上手に聞き出してくださいね。
結婚相手として狙い目の職業は?
結婚相手を探すために婚活しているなら、職業欄はチェック必須項目ですよね。
では、どのような職業が結婚相手として狙い目なのでしょうか。
結婚相手に関しても、前述した通り職業より勤続年数が重要です。
結婚後に夫が頻繁に転職を繰り返すと、気苦労が絶えません。
また、転職が多い人は、結婚そのものへの耐性も低い可能性があります。
1つの場所にじっくり腰を据えるスキルは、結婚でも不可欠なのです。
それも踏まえた上で、あえて結婚相手として狙い目の職業を上げるとすれば、以下になります。
- 地方公務員
- ライフラインを支える仕事(電気・水道・ガスなど)
- 医療業界(製薬会社、医療機器会社など)
公務員は安定の代名詞ですが、国家公務員だと転勤の可能性が高いため、引っ越しをしたくないなら地方公務員がおすすめです。
また、ライフラインや医療業界は不況に左右されないため、安定という意味でおすすめになります。
ただし、こちらは大手企業になる程、転勤の可能性が高まります。
うちの旦那も医療業界ですが、転勤の経験ありです。
「転勤は絶対嫌だ!」という場合は、規模が小さくても地域密着企業が良いでしょう。
ダメな男は職業以外の要素にも注目しよう
3B、3Sなどと言われて揶揄される職業でも、高い志でしっかり働いている人はたくさんいます。
重要なのは、職業だけで判断しないこと。
職業や仕事の話題を通しながら、男性の本質を見極めてくださいね。