好きな人ができない原因7つ!世代別に対処法も解説

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恋愛しくても好きな人がいなければ、頑張りようがないですよね。
スタート地点にも立てない自分に悩む気持ちはとてもわかります。
なぜならば、私もなかなか好きな人ができない性質だったからです。

でも大丈夫!
好きな人ができなくても焦る必要は全くありません。
自分と向き合い、恋愛を諦めなければ、いつか「ああ、これが好きって気持ちなんだな」とわかる日がきます。

今回は、恋愛したいけど好きな人ができない原因を解説!
世代別に好きな人ができないときの対処法と、好きな人ができなくても焦らなくて良い理由をお話します。

好きな人ができない原因

好きな人ができないのは、環境とあなたの持って生まれた気質や考え方に原因が隠れています。
恋愛には前向きなのに、なぜ好きな人ができないのか、原因を詳しく解説していきましょう。

生まれ持った惚れにくい気質

好きな人ができない最大の原因は、あなたが「惚れにくい体質」を持って生まれたからです。
「恋愛体質」とか「惚れっぽい人」とか、常に好きな人がいるようなタイプとは真逆の気質を持っているのでしょう。

実は、私も惚れにくい気質をしています。
思春期は恋愛よりファンタジーやアクション系が大好きでした。
俳優やアイドルにも全く興味なし。
社会人になると恋愛に興味が芽生えましたが、なかなか好きな人ができませんでした。

それなりに出会いがあってもときめく男性が現れないなら、あなたは惚れにくい気質をしているのでしょう。

ストライクゾーンが狭すぎる

恋愛対象の許容範囲は人によって違います。
特に、女性は男性よりも許容範囲が狭い傾向です。
いわゆるストライクゾーンが狭すぎると、当然ですが好きな人はなかなかできません。
対象が狭ければ、好きになれる人と出会える確率も低くなるので、仕方のないことです。

惚れにくいわけではないので、ストライクゾーンにバシッと合う男性が現れれば好きになれるでしょう。
確率を上げるため、出会いの数を増やしましょう。

理想が高いことに気づいていない

好きな人ができないのは、理想の高さも大きな原因です。
問題は、自分の理想が高いことに気づいていない場合。
自分の理想が圧倒的少数派だと気づいていないので、適切な行動ができません。
普段通り行動し「理想が高いわけじゃないのに、普通の人にも出会えない」と嘆いてしまいます。

恋愛や結婚に妥協は必要と言いますが、本当に強くこだわりを持つなら理想が高くても問題ありません。
ただ、理想の高さを自覚し、自分の理想を満たす相手がどこにいるかリサーチして行動しなければ、絶対数が少ない対象群と接触ができません。
普通の人しかいない場所ばかりに出向き、「好きな人ができない」と悩むことになります。

貞操観念が強く性的スキンシップが恐い

恋愛に前向きで恋活や婚活をしているのに、いざ目の前の男性との関係が発展しそうになると、なぜだかわからないけど急に冷めてしまうなら、あなたの強い貞操観念が原因かもしれません。
貞操観念が強すぎて、異性とのスキンシップに恐怖心や嫌悪感があると、恋愛をしたいと思っても、無意識にストッパーが働いてしまうのです。

ストッパーは相手の男性があなたを異性として見た瞬間に働きます。
本当は恋愛を望んでいるのに、急に女性として見られることに強い抵抗を覚え、「これ以上親しくなりたくない」と拒否反応が起こるので、好きな人がなかなかできません。

自信がなさ過ぎて積極的になれない

自分に自信がないと、何事もなかなか積極的になれないものですよね。
恋愛も例外ではありません。
自信がなさ過ぎると「恋愛したい」と思っても、心のどこかで「私に好かれても相手は迷惑だろう」という思いが働いてしまいます。
そのため、「ちょっといいな」と思っても、「どうせ無駄」と自分で恋愛の芽をつんでしまうのです。

自信がないので行動もなかなか起こせません。
そのため、受け身で常に待ちの姿勢になってしまい、相手次第の恋愛になります。

白馬の王子様願望は、女性ならば誰もが一度は抱きますが、待っているだけ理想の男性が現れるのは相当ラッキー。
大抵は男性との接点がなく、好きな人ができないまま時間が過ぎていきます。

忙しくて恋愛感度が鈍っている

環境も好きな人ができない大きな因子になります。

非情にシンプルな原因の1つが「多忙」です。
忙しすぎると目の前の課題をこなすのに必死で、恋愛に目を向ける余裕がありません。
「恋愛したい!」と思っても、それどこではない状況。
「ちょっと素敵」と思った程度では、余裕がないのでその先に進む気にはなかなかなれません。

忙しさも一時的なら良いのですが、慢性繁忙期みたいな環境だと、恋愛を後回しにしている内に、どんどん恋愛感度が鈍ってしまいます。
「あれ?好きってどんな感じだったっけ…?」という状態になり、恋愛へのハードルが高まってしまうのです。

好きな人ができないだけではなく、恋愛がめんどくさいと感じるなら、心がお疲れ気味かも。
彼氏は欲しいけどめんどくさい理由5つとあなたが最初にやるべきこと

自分の行動エリアに好きなタイプがいない

普段あなたが日常的に行動している範囲内に好きなタイプがいない場合も、当然ですが好きな人ができません。
「イイ男がいない!」という状況です。

恋愛感情に発展しない人と長期間一緒に過ごしても、なかなか好きにはなれないものです。
この場合、自分の行動エリアの外に出て好きな人を探すしかありません。

世代別に好きな人ができない原因と対処法を解説

好きな人ができない理由は、世代によって傾向が変わります。
そこで、世代別に好きな人ができない原因と対処法を解説していきましょう。

中学生で好きな人ができない原因

中学生は自分が他者からどう見られているのか強く意識する時期。
好きな人ができない原因は、注目の対象が自分にあるからです。
強くコンプレックスを持ちやすく、恋愛に興味があっても走り出す自信がなかなか持てません。
精神的にも成長途中なので、恋心がわからず好きな人ができないのは、実はごく普通のことです。

とは言え、友達が好きな人のことではしゃいでいると、羨ましくなったり焦ったりするかもしれませんね。
恋愛をしたい気持ちがあるなら、まずは目の前にいる相手に興味を持ちましょう。
「どんな人かな?」「もっと知りたいな」という気持ちから、恋愛感情は生まれます。
相手が何をすると嬉しいのか、どんなことが好きで、何をしているときに楽しいと感じるのかに注目してくださいね。

高校生で好きな人ができない原因

高校生で好きな人ができない原因は、大きく分けて2つあります。

  • 恋愛が身近になった分、交際に実は抵抗感を持っている
  • 興味の対象が多く、なかなか恋愛に意識が向かない

高校生になると彼氏や彼女がいる友達が増えますよね。
中学生よりも恋愛は身近になります。
その分、「自分も誰かと付き合うかも」とリアルに感じるようになり、恋愛のスキンシップを想像することに。
ここで貞操観念が強かったり、まだ恋愛に潔癖だったりすると、興味があっても嫌悪感が勝ってしまいます。
恋愛に強く憧れつつ、本気で好きな人ができることに恐れを感じてしまうのです。

また、高校生は興味の幅がぐっと広がる時期でもあります。
学校生活、部活動、受験や就職など将来設計、場合によってはアルバイトや課外活動、ボランティアなど、日々の活動だけでも大忙し。
自分の好きなものがわかってきて、趣味にのめり込み始める時期でもあります。
すると、恋愛したい気持ちがあっても、実際はなかなか意識が向きません。
恋愛の優先順位が低いので、気持ちも乗らずに好きな人ができないのです。

高校生で好きな人ができない場合は、無理に作ろうとしない方が良いでしょう。
あえて恋愛よりも自分の確立に集中するのです。
「今、自分は過渡期なのだ」と、やりたいことに注力し、自然に好きな人ができるのを待ちましょう。

大学生で好きな人ができない原因

大学生は恋愛が最も盛んになる時期。
周囲は同年代に溢れ、行動半径も一気に広がって出会いも多くなります。
恋愛するのに適した環境が整っている状態です。

それでも好きな人ができないのは、失敗を恐れている気持ちが大きいから。
特に大学入学まで受験勉強に励み、コツコツと積み上げてきた人ほど、恋愛での失敗を恐れる傾向にあります。
好きな人ができなければ、恋愛での失敗はあり得ません。
大学生で「ちょっといいな」と思う人もいない状態なら、「自分は恋愛で失敗したくないのでは?」と考えてみましょう。

「若気の至り」という言葉がありますが、若いうちの失敗は笑って許されることが多いです。
自分へのダメージも少ないので、失敗を恐れてチャレンジしないのは非常にもったいない!
恋愛したい気持ちがあるなら「顔が好み」「性格が合う」「話が弾んだ」など、小さなプラス要因がある相手に、失敗を恐れずあなたから積極的に関わりましょう。

社会人で好きな人ができない原因

社会人で好きな人ができない大きな原因は、職場環境に出会いがないことです。
「異性がいない」「同年代がいない」「それどころか独身者がいない」など、毎日長時間過ごす職場で出会いがなければ、好きな人ができないのは当たり前です。

毎日顔を合わせるメンバーとの恋愛が考えられない社会人は、とにかく外に出会いを求めましょう。
友達に紹介や合コンを頼んだり、社会人サークルや習い事を始めたりするのもよいでしょう。
恋愛アプリや婚活パーティーの利用もおすすめです。
学生時代とは違い同年代が少ない社会人は、自力で出会いを増やすしかありません。

アラサーで好きな人ができない原因

今までは好きな人ができていたのに、アラサーになって好きな人ができなくなるのは、結婚を強く意識し過ぎるのが原因です。
「好きだな」と思っても、次の瞬間に「結婚相手として相応しいか」を無意識に考えてしまいます。
純粋な恋愛感情ではなく、生活のパートナーとして相手を査定してしまうのです。

特に結婚願望が強い人は、「次の交際は結婚につなげたい」という思いが強くなります。
すると、あらゆるフィルターがかかってしまい、「付き合いたい」というステージになかなか上がれません。
好きな人ができないと言うよりも、恋愛感情と結婚を満たす相手が現れない状態です。

好きな人ができないアラサーの解決策は2つ。

  • 結婚はとりあえず横に置き、もう一度純粋に好きな人を追い求める
  • 結婚を最優先にして、今までの条件を見直し結婚相手を探す

要は、恋愛か結婚か、2拓を自分に迫るのです。
恋愛を優先すれば、好きな人は見つかるでしょう。
交際してから「この人と結婚するか否か」を考えれば良いのです。

一方「早く結婚したい」と強い意志があるなら、結婚を前提とした出会いに絞りましょう。
結婚相談所や婚活アプリを利用し、自分の条件を明確にして取捨選択してくださいね。

アラフォーで好きな人ができない原因

アラフォーで好きな人ができないのは、アラサーとは逆に結婚願望が弱まるのが原因の1つです。
令和4年版男女共同参画白書では、年代別の結婚願望を調査しています。
男女共に結婚願望のピークは20代で、年齢が上がるについれて結婚願望は下がっていく結果です。
結婚願望があるのは、40代女性31.7%、40代男性36.0%となっています。

結婚は恋愛の大きな動機付けになります。
結婚するために好きな人を探し、交際しようと考える人は多いです。

しかし、アラフォーになると自分の生活が確立され「もう結婚しなくてもいいか」と思うようになります。
無理に恋人を作らなくても、楽しく充実した生活が送れてしまうのです。

あなたも今の生活にはそれなりに満足しているのではないでしょうか。
それでも好きな人がほしいなら、「結婚はしなくてもいいかな」と決めつけず、もっと臨機応変に柔軟な気持ちを持ちましょう。
「この先、運命的な出会いがあるかも」と、未来に小さな期待感を持つだけで、人との出会いが楽しくなるでしょう。

好きな人ができない気質度診断

好きな人ができないのは、あなたの気質が大きく関わっています。
そこで、好きな人ができない気質診断を作りました。

以下の項目で当てはまる数が多いほど、好きな人ができない気質度は高くなります。

  • 出会いがあるのに好きな人ができない
  • 異性の友達はできるけど特別な感情に発展しない
  • 芸能人やアイドルにときめいたことが少ない、もしくはない
  • 恋愛ドラマや恋愛小説、恋愛漫画にハマった経験が少ない、もしくはない
  • 好きな人の理想像が自分でもわからない
  • 忙しさに追われるのが好き
  • 強いコンプレックスがある
  • もともと1人で過ごすのが苦にならない
  • 人見知りで初対面が苦手
  • 友達や家族でもスキンシップがあまり好きではない

多くの項目に当てはまるなら、「自分は惚れにくいのだ」と自覚し、開き直ってしまうのもあり。
惚れにくいとわかっていれば、逆に異性と気楽に交流できるものです。
意識せずに接しているうちに、相手と深く理解し合えば、恋愛に発展する可能性が広がります。

好きな人ができないのは病気が原因?

「好きな人ができないのは、病気や障害が隠れているのでは…」と心配する人もいるでしょう。
しかし、多くは杞憂に終わります。
ずっと好きな人ができないのは、たまたま好きな人と出会えていないだけのケースが圧倒的に多いです。
深刻に考えず、相手に興味を持ちながら出会いを楽しめば、いつか好きな人ができるでしょう。

もちろん、あなたがアセクシャルやアロマンティックの可能性は否定できません。
誰に対しても性的欲求が湧かないならば、アセクシャルの要素が関係しているかもしれません。
恋愛漫画や恋愛ドラマ、友達の恋愛話が全く理解できないなら、アロマンティック要素を持っている可能性も考えられます。

恋愛の時期を迎えていないだけなのか、別の原因が隠されているのかは、簡単には判断できません。
不安ならば時間をかけて自分と向き合い、場合によっては然るべき相手に相談するのが良いでしょう。

好きな人ができなくても焦る必要がない理由

恋愛したい人にとって、好きな人ができないのは非常事態ですよね。
「好きな人さえできれば、そこからいくらでも努力するのに!」と、もどかしい気持になるでしょう。
あるいは、「ずっと好きな人ができなくて、生涯孤独なのかも…」と落ち込む日もあるかもしれません。
好きな人ができないと、焦ってしまうのは普通のことです。

私も焦りました。
「ちょっといいかも」と思った男性とデートしても、「違った…」となるし、職場や習い事で男性から好意を見せられると心のシャッター閉まるし、「自分は何したいのか」とかなり悩みました。

結婚願望が強かったので「結婚相談所に行くべきなのか…」と、真面目にリサーチしたことも…。
惚れにくくストライクゾーンも狭く貞操観念も強い私には、結婚相談所のようなスピーディーな決断を求められる場は全く合わないと今ならわかるのですが、当時はそれくらい追い詰められていたんですよね。

だけど、諦めず出会いを広げている内に、出会いました。
今までが嘘のように、とんとん拍子に親しくなって、交際に発展しました。
好きな人と出会えれば、自然な流れで進むものなのです。

「好きな人ができない=恋愛できない欠陥人間」ではありません。

私の友達や同僚にも、好きな人ができず恋人いない歴を更新し続けるタイプが何人もいました。
しかし、好きな人と出会うと、やはりあっという間に距離を縮め、強い絆で結ばれたカップルになりました。
そのままゴールインするカップルを何組も祝福しましたよ。

だから、好きな人ができないことに焦ったり悲観したりする必要はありません。
むしろ、「自分はこの先出会う運命の人のために、選別中なのだ」と考えましょう。
出会いの努力を続け、誠意を持って人と関わり続ければ、いつかきっと好きな人ができます。

好きな人ができない理由は千差万別

好きな人ができない理由は、人によってさまざまです。
恋愛は感情の問題なので、勉学のように答えがないのも、好きな人がなかなかできない原因になります。

恋愛したいのに好きな人ができないのは、運命の出会いがまだ訪れていないだけの可能性が高いです。
焦ったり悲観したりせず、縁の力を信じて人との出会いを楽しんでくださいね。
「なぜ、自分は好きな人ができないのか」を真剣に考え、自分と向き合うきっかけにするのもおすすめです。

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