
男性からそっけない態度をとられると、「迷惑なのかな…」と、近寄りがたく感じてしまいますよね。
だけど、男性がそっけない態度の裏には、さまざまな心理が隠されています。
今回は、男性がそっけない態度をとる心理を徹底解説!
そっけない態度をとられたときの対処法と、好き避けの見分け方も伝授します。
目次
そっけない態度をとる男性が脈なしとは限らない
「そっけない」とは、思いやりがない様子や、冷たい態度を意味します。
男性が女性にとるそっけない態度の具体例をいくつか挙げましょう。
- 話しかけても話題をなかなか広げてくれない
- 目が合うと逸らされる
- グループで自分だけ関りが少ない
- 生返事される
- 向こうから話しかけてこない
- なんだか意地悪
- LINEの既読や返信が遅い
- LINEを既読スルー、未読スルーされる
う~ん、なかなか凹む対応です。
でもちょっと待って。
これって、好き避けの特徴でもあるんですよね。
男性はあなたが思っている以上にナイーブ。
そっけない態度でも、脈なしとは言い切れないのが難しいところ。
冷たくされるのは辛いけど、「脈なし」と焦って判断して諦めると、恋のチャンスを逃すかもしれません。
男性がそっけない態度をとる8つの心理

男性がそっけない態度をとるとき、どのような心理状態なのでしょうか。
詳しく解説していきましょう。
シャイで人見知りなだけ
シャイで人見知りなだけというのが、一番可能性が高いケースです。
慣れない人だと恥ずかしくて、ついそっけなくしてしまうのです。
ちなみに、女性限定でシャイで人見知りな男性は割といます。
男子高出身など、女性と関りが少ない環境が長いと、どう接すれば良いのかわからなくて、緊張からそっけなくなってしまうのです。
この場合、「俺ってコミュ障…!またやってしまった!」という心理状態でしょう。
好き避けしている
好き避けとは、好きな人を避けてしまう行為や態度のこと。
ストレートに好意を表すのが苦手で、自分に自信がなく「好きだとバレたらキモイと思われる」とネガティブオーラ全開な男性が良くとる態度です。
男性があなたにだけそっけない態度をとるのに、ときどき優しくしてくれるなら、好き避けの可能性大!
「好きだから近づきたい。でも、キモイと思われたら立ち直れない。だから避ける!」という心理です。
自意識過剰で色々考えてしまう
あなたに特別な好意がなくても、自意識過剰で心配性な男性は、いろいろと考えてしまい、女性にそっけない態度をとってしまいます。
例えば、以下のような心理状態です。
- 適切な距離感がわからないから、とりあえず避けよう
- 好意があると誤解されたら困る
- 女好きと誤解されたら嫌だ
- 周囲から「おまえ何頑張ってんだよ」とか思われたらどうしよう
- セクハラ疑惑をかけられたらヤバイ
「誰もそこまであなたの行動に影響されないってば」とツッコミを入れたくなるような自意識の高さです。
でも、気になるものは仕方ありません。
何かと心配して、そっけなくなってしまうのは、本人にとって不可抗力のようなものでしょう。
駆け引きしている
男性がたまにそっけない態度をとるなら、あなたに恋の駆け引きをしているのかも!
そっけない態度に以下のような特徴があるなら、駆け引きの可能性が高いです。
- そっけない態度にあなたがしょんぼりすると嬉しそう
- そっけない態度の後、ちょっかいをかけてくる
- 小学生の意地悪レベルのそっけなさ
- そっけないと思いきや、すっごく優しくなるときもある
- あなたに対して文句が多いのに、向こうから関りを持ってくる
- 喧嘩をふっかけられているように感じるときがある
押したり引いたりして、あなたの気を惹こうとしているのでしょう。
また、照れからつい意地悪になってしまうケースもあります。
どちらにしても、好きな女の子をいじめて喜ぶ低レベルさです。
あなたに嫌われていると思っている
男性からそっけない態度を取られると「嫌われているのかな?」と考えてしまいますよね。
しかし、男性があなたに嫌われていると思っているケースがあります。
「彼女は自分が嫌いなのだ。関わったら迷惑だから、可能な限り距離を取ろう」という心理状態です。
「嫌っていないし、嫌いと思われる態度もとっていない」と思っても、あなたが無意識に、男性にそっけなくしたときがあったのかもしれません。
あるいは、何気なく発言した言葉に、男性が傷ついた可能性もあります。
どちらにしても、超繊細でガラスのハートの持ち主です。
あなたが苦手
あなたが苦手で、それがそっけない態度に出ている可能性も考えられます。
好き避けの対極にある「嫌い避け」です。
あなたを好ましく思っていないので、そっけなくして距離を取ろうとする心理になります。
取り付く島もないようなそっけなさなら、嫌い避けの可能性が高いです。
嫌いとはいえ、あからさまにそっけない態度をとるのは、かなり大人気ない男性だと言えるでしょう。
あなたに怒っている
今まで感じ良く接してくれていた男性が、急にそっけない態度をとったのなら、あなたに怒っているのかもしれません。
全く身に覚えがなくても、相手には怒りのポイントがあったのでしょう。
もしかしたら、あなたに嫉妬しているのかもしれません。
親しい仲なら「どうして急にそっけなくするの?」と聞いても良いでしょう。
しかし、理由も告げず勝手に怒るような男性なので、答えてくれるとは限りません。
むしろ、勝手に怒ってそっけなくするような男性とは、距離をとることをおすすめします。
別のことに集中しているだけ
あなたは「そっけなくされた!」と思っても、男性にはそのつもりが全くないケースもあります。
何かに集中して、単純にあなたに意識が向かなかっただけというのは、集中力が高い男性あるあるなんですよ。
そっけない態度をとる男性に、自分から声をかけるのは勇気が必要ですが、余裕があるときに再び声をかけて見ても良いでしょう。
この理由でそっけなかったのだとしたら、別のことに集中していないときに声をかければ、普通に対応してくれるはずです。
そっけない態度をとる男性の対処法
そっけない態度をとられると、どう接して良いのかわからず困りますよね。
そこで、そっけない態度をとる男性の対処法を伝授します。
笑顔で礼儀正しく接して様子を見る
そっけない態度をとる男性心理は、どれをとってもお子様なので、こちらが大人になるしかありません。
相手のそっけなく無礼な態度は横へ置き、あなたは笑顔で礼儀正しく接して、しばらく様子を見ましょう。
どのような理由でも、あなたが他の人と同じく、きちんと挨拶をして、必要なことがあればコミュニケーションをとっていれば、大きくこじれることはありません。
冷静に対処すれば、いずれ男性があなたにそっけない態度をとる理由が見えてくるでしょう。
過剰に関わらない
そっけない態度をとる男性にあなたが好意を持っていても、「挽回しなければ!」と過剰に関りを持つのはNG。
そっけない態度には「自分に近づかないで」という思いがあるため、適度に距離をとるのが正解です。
今まで仲が良く、突然そっけない態度をとられた場合も同様。
「集中してたまたま反応できなかった」という理由以外、男性は少なからず冷静さを欠いているので、クールダウンする時間が必要です。
迷惑そうなら距離を置く
しばらく適度な距離を保ちつつ様子を見た結果、あなたが近づくのが迷惑なのだと判断したら、潔く距離を置きましょう。
男性に好意があったとしても、今は離れるのが賢明な判断です。
迷惑に思っているところを、どんなにアプローチしても、更に心象を悪くするだけでしょう。
あなたのことが決定的に嫌いではない限り、時間が解決する可能性があります。
シャイで人見知りなら、徐々にあなたに慣れるでしょう。
恋の駆け引きなら、効果がないことに気付いてくれるでしょう。
勝手に怒ったり「嫌われている」と誤解したりしているなら、時間の経過とともに認識が変わるかもしれません。
自意識過剰君は放っておけば良いです。
もしも、時間がたって男性の態度が変わったら、そこからアプローチの作戦を再構築しましょう。
そっけない態度が好き避けかどうかの見分け方
男性に好意がある場合、そっけない態度が好き避けかどうかは、何としても見極めるべき!
見分け方を教えます。
まずは男性を観察する
好きな男性からそっけない態度をされると凹みますが、まずは冷静になって男性を観察しましょう。
好き避けの場合、以下のような特徴が見られます。
- そっけないけどよく目が合う(そして逸らす)
- そっけないのになぜか近くにいることが多い
- 対面ではそっけないけどLINEだと普通
- 人がいるとそっけなさに磨きがかかる
- 話しかけると挙動不審気味になる
- 2人きりだと少し優しい
また、好き避けの場合、あなたを見る瞳は黒目がちになります。
あなたに好意と興味があるため、瞳孔がしっかり開くからです。
色々なシチュエーションを作って、そっけない男性の反応を観察し、総合的な判断をしてくださいね。
頼みごとをしてみる
好き避けの場合、なんだかんだ言いつつ優しく拒否しないのが特徴ですので、あえて頼みごとをしてみましょう。
仕事や勉強のことを聞くのが、最も自然な方法です。
できれば、「聞いたり頼ったりするのは、男性じゃなくても可」という内容がベスト。
例えば仕事で彼だけしかできないようなことなら、嫌い避けでも応じるしかないので、判断材料になりません。
小さな頼みごとをして、いやいやでも応じてくれれば好き避けの可能性が高いです。
応じてくれたら、小さなお礼の品(コーヒーの差し入れなど)を渡したり、お礼と称してお茶や食事に誘うのも良いでしょう。
それにも応じてくれるなら、ほぼ100%好き避けです。
一方、嫌い避けの場合、「忙しいから、別の人に聞いてくれる?」など、つれない態度でスルーされます。
本当に忙しい場合は、フォローの言葉が入るでしょう。
2人きりのときに好意を匂わす
好き避けする男性は、人目を気にするあまりにそっけなくなる傾向が強いです。
気持ちを確かめたいなら、2人きりのチャンスを狙って好意を匂わしましょう。
好き避けの場合、人気がなければあなたからのアプローチに驚いたり、嬉しさをかくせなかったりする姿が見られるでしょう。
一方、嫌い避けの場合は、冷たい態度を貫かれます。
そもそも、不必要にあなたと2人霧にならないので、アプローチのチャンスすらないでしょう。
嫌い避けする男性は、慈悲もへったくれもありません。
そっけない態度を取る男性は不器用です
どのような心理であれ、そっけない態度を取る男性は不器用。
自分の気持ちを適切に表現するのが苦手ですし、嫌いか感情を綺麗に隠して円滑なコミュニケーションを築くことも苦手です。
男性に好意がなければ、お望み通り距離をとれば解決。
問題なのは、好きな男性にそっけない態度をとられてしまったときですよね。
不器用な男性に「あなたからアプローチして」「あなたから仲良くなるチャンスを作って」「もっと気持ちを聞かせて」と言っても無理なので、あなたが大人になるしかありません。
子供を見守る大人のように、寛容な心で受け止めて、あなたが歩み寄ってあげましょう。