好きな人に少しは束縛されたいと思うものですが、激しい束縛は嫌ですよね。
しかし、束縛しない彼氏は放し飼いみたいになるし、束縛する彼氏はガッチガチに束縛するもの。
丁度良く束縛してくれる彼氏はなかなかいません。
あなたの彼氏が束縛系なら、自分に合わせてもらうよりも、あなたが彼氏に合わせた方が平和な交際ができる可能性が高いです。
そのためには、束縛彼氏の特徴や心理を理解するのが需要になります。
そこで今回は、束縛彼氏の特徴と心理を徹底解説!
束縛彼氏と上手に付き合うための対処法も紹介します。
目次
束縛彼氏の特徴10つ!
人によって束縛の定義は違いますよね。
特に、恋人関係は比較対象が少ないので、束縛されていても「これが普通」と思っている人も少なくありません。
まずは、束縛彼氏の行動について解説します。
あなたの彼氏に当てはまる項目はないか思い出しながら読んでくださいね
全てにおいてマメ
付き合う前からすごくマメで、交際後も連絡やデートの段取りなど細かいところまで気遣いができるマメさがあるのが、束縛彼氏の特徴です。
特に付き合う前後の束縛彼氏は、マメさに特化しており、他の特徴をあなたに見せないようにしています。
もちろん、マメな部分は束縛彼氏の長所です
束縛彼氏と仲良く付き合うには、長所を認めてあげることがポイントになります。
嫉妬深くすぐ不機嫌になる
束縛彼氏は例外なく嫉妬深い性格をしています。
あなたがちょっと別の男性を褒めただけで、束縛彼氏はすぐに拗ねたり不機嫌になったりするでしょう。
特に、交際前からあなたへの嫉妬心をチラチラと見せるなら、交際後はどんどん嫉妬深く束縛が強くなる可能性大。
小さな嫉妬心はかわいいですが、強い嫉妬は喧嘩の原因になるので、付き合う際は彼氏への気遣いが必要です。
スマホにスケジュール共有アプリを入れたがる
束縛彼氏は彼女の全てを知りたがります。
そのため、なんだかんだ理由をつけて、あなたのスマホにスケジュール共有アプリを入れたがるのが特徴です。
「お互いの予定を知っていた方が、都合をつけやすいよね」と、一見理性的で合理的ですが、本当はあなたの行動を把握するのが目的。
特にGPS機能を使うアプリを彼女のスマホにダウンロードするのは、束縛彼氏の常とう手段。
拒否すると不機嫌になったり、あなたに説教したりするなら、束縛彼氏確定です。
当たり前のようにあなたのスマホを見たがる
「お互い隠し事はなしだよね」というのは、束縛彼氏の基本的思考です。
そのため、当たり前のようにあなたのスマホを見たがります。
まるで天気の話題を出すかのように、ごく自然に「スマホ見せて」と言ってくるのが特徴です。
もちろん、恋人同士だからといって、プライベートの塊であるスマホを見せ合うのは抵抗があるでしょう。
しかし、拒否すると束縛彼氏は怒りだしたり、諦めたように見せてこっそりあなたのスマホを見ようとしたりします。
束縛彼氏はどんな手段を使ってでも、彼女のスマホをチェックしたくて仕方がありません。
LINEの既読返信が遅いと怒る
束縛彼氏は自分がマメなので、当然のように彼女にもマメさを求めます。
それが最も顕著に表れるのがLINEです。
束縛彼氏はあなたのメッセージに即既読即返信、それがどうしてもできない時は、丁寧な理由を添えてくれるでしょう。
その一方で、あなたからのLINEの既読や返信が遅れると、「なぜそんなこともできないのか。愛が足りないのか」とネガティブに考えてしまいうのです。
付き合い始めは優しい声音で「できれば早く見てほしい」「スタンプくらいなら返信できるよね」などとあなたを諭すでしょう。
しかし、それでもあなたの行動が改まらなければ、徐々に口調は強くなり、最終的には怒り出します。
今日の出来事の詳細を聞きたがる
束縛彼氏はあなたの全てを知りたいので、毎日のように「今日なにがあった?」と詳細を聞きたがるのが特徴です。
日中はお互い外にいるのでLINEのメッセージが連絡の基本となりますが、夜は電話で話したがります。
特に、彼女の状態を目視できるテレビ電話やzoomを毎回使いたがる傾向が強いです。
もちろん、普通のカップルでも今日の出来事は良く話題にするでしょう。
しかし、束縛彼氏の場合、起きてから今まで何をしていたか、順を追って細かく知りたがります。
1日の詳細を聞きたがるなら、束縛彼氏確定です。
休日にデートができないと怒る
「休日は当然2人で過ごすもの」と、束縛彼氏は思っています。
お互い好き同士なのですから、休日には会いたいと思うのが当然だという思考です。
そのため、彼女が自分を最優先にしてくれないと納得ができません。
休日に彼女からデートできないと言われると、怒り出します。
彼氏がいても、時には友達や家族と過ごしたり、1人時間を楽しんだりしたいですよね。
しかし、束縛彼氏にはそれが理解できません。
「好きならば、一時も離れたくないものだろう」と自分の常識を彼女に押し付けます。
あなたの行動に制限をかける
束縛がレベルアップすると、文句だけではなくあなたの行動に制限をかけ始めます。
以下は、束縛彼氏が彼女に良くする行動制限です。
- 交友関係に口出ししたり制限をかけたりする
- 彼氏以外の男性との接触を禁じる
- 勝手に門限を作る
- 仕事のやり方に口を挟み指示を出す
- あなたの趣味に理由をつけてやめさせようとする
要は、自分に都合良くあなたをコントロールしたいのです。
あなたが拒否したり文句を言ったりすると、「心配だから」「僕の気持ちが伝わらないのか」など、屁理屈を並べて従わせようとします。
あなたを自分好みの外見にしたがる
束縛彼氏はあなたの自由をどんどん奪っていきます。
外見に口出しし、強制的にファッションや髪型を変えさせようとするなら、かなり激しい束縛彼氏です。
それでも「デートの時はスカートが良い」など、2人一緒のときの外見の指示ならまだマシ。
ファッションで彼氏を喜ばせたい気持ちは女性にもありますから、お互いが納得しているなら問題ありません。
しかし、「仕事のときは男の目が気になるからパンツスタイル」「肌見せ禁止」など、彼氏がいない場まで指示をだすなら、かなり悪質な束縛です。
あなたのセンスを尊重せず、自分に合わせさせようとするのは、モラハラ一歩手前の行動といっても過言ではありません。
プレゼントを使うことを強要する
束縛彼氏は独占欲が強いため、「彼女は自分の物」という証を作りたがります。
それに良く使われるのがプレゼント。
束縛彼氏は誕生日やクリスマス以外でも、彼女にプレゼントをくれることが多いです。
好きな人からのプレゼントは嬉しいですから、一見問題がないように感じるでしょう。
しかし、束縛彼氏はプレゼントを彼女が使うことを強要するのです。
特に、アクセサリーやバッグ、服など、身に付けるものをプレゼントしたら、普段使いさせたがります。
あなたのセンスに合うか合わないかは関係ありません。
プレゼントは束縛彼氏にとって、彼女へのマーキングなのです。
束縛彼氏の心理とは?
束縛彼氏は、なぜこんなにも彼女を束縛しようとするのでしょうか。
束縛彼氏の心理状態を解説します。
自分に自信がないから不安
束縛彼氏の根底にある心理は不安です。
自分に自信がなく、常に「こんな自分から彼女は離れていくのでは?」という不安が付きまといます。
その不安を払拭するために、彼女を束縛してしまうのです。
束縛に応じてくれることで、彼女からの愛情を感じ、ようやく少しだけ安心できます。
束縛は彼氏にとって、彼女の愛情確認行為なのです。
過去の恋愛にトラウマがあるから不安
過去の恋愛で、彼女からの裏切り行為(浮気、嘘をつかれたなど)でトラウマがある場合も、束縛彼氏になりやすいです。
新しい彼女は元カノと違うと頭でわかっているのですが、どうしてもトラウマがうずき、不安になってしまいます。
そして、元カノと違うことを実感したくて、束縛してしまうのです。
特に、彼女の行動を把握したがる束縛彼氏は、トラウマを抱えているケースが多くなります。
常に彼女を疑ってしまい、そんな自分にうんざりしながらも、嘘をついていないことを確認せずにはおれません。
全てを把握し、彼女の自由時間を奪うことでしか安心できないのです。
プライドが高く独占欲、支配欲が強い
束縛彼氏は不安を抱えながらも、非常に高いプライドを持っています。
そのため、自信のない自分も、過去恋愛に大失敗してトラウマを負った自分も認められません。
不安を彼女に打ち明けられず、束縛という形で支配しようとしてしまうのです。
束縛に彼女が応じてくれる間は、独占欲も支配欲もある程度満たされ、彼氏のプライドは守られます。
しかし、根本的な問題である不安は解消されないため、どんなに彼女が愛情を示してくれても安心できません。
そして、どこまでも束縛が続いていくのです。
質問に答えるだけでわかる束縛彼氏度診断
あなたの彼氏の束縛度はどれくらい?次の質問に「はい」「いいえ」で答えて、「はい」の数を数えてくださいね。
- 彼氏はLINEがマメで即既読即返信が多い
- LINEの既読返信が遅れると「どうしたの?」と催促がくる
- 毎日のように「今日何してた?」と聞かれる
- いつもあなたの予定を確認してくる
- 彼氏からスケジュール共有アプリを勧められた
- 彼氏からGPS機能付きの位置情報アプリを勧められた
- 彼氏にスマホを勝手に見られたことがある
- 求めてないのに彼氏が「スマホ見ていいよ」と言う
- あなたのスマホを当たり前のように見たがる
- あなたのスマホに着信があると「誰?」と聞いてくる
- 彼氏が連絡もなくあなたの家に突然やってきたことがある
- 彼氏にサプライズの待ち伏せをされたことがある
- 彼氏からのプレゼントは彼氏が自分のセンスで選ぶ
- 前の会話をあなたが忘れていると彼氏が怒る
- 「スマホを肌身離さないで」と言われたことがある
- あなたが彼氏以外を褒めると不機嫌になる
- あなたの仕事や交友関係に口出しをする
- 休日あなたが自分の予定を優先すると怒る
- 休日デートは朝から晩までが基本
- 彼氏は普段優しく尽くしてくれるが時々恐い
「はい」が16つ以上
あなたの彼氏の束縛度は90%以上。
超束縛彼氏で、しかもモラハラの匂いを含んでいます。
彼氏はあなたのことが大好き過ぎて、常に全てを知りたいのでしょう。
その思いが強すぎて、あなたに支配的になっているようです。
彼氏の束縛を「愛されている証拠」とすべて受け入れると、更にエスカレートする可能性があり、最悪共依存に陥ります。
一方的に彼氏の束縛を受け入れるのではなく、対等な関係を心掛けながら、たくさんの言葉を交わしていきましょう。
「はい」が11~15つ
あなたの彼氏の束縛度は70%。
なかなか束縛の強い彼氏です。
彼氏は不安が強いタイプで、あなたが何をしているかわからないと、ついネガティブな想像をしてしまうのかもしれません。
彼氏と今後も仲良くしたいなら、如何に不安を取り除いてあげるかがカギとなります。
彼氏が束縛するより前に、あなたから情報を発信してあげましょう。
聞かれる前に今日の出来事や今後の予定を知らせ、彼氏にも同じように質問してあげれば、関心の高さがわかりやすく伝わります。
「はい」が6~10つ
あなたの彼氏の束縛度は50%。
人によっては「丁度良い束縛加減」と思うかもしれませんが、束縛嫌いにはキツイ状態と言えます。
非情にあいまいなラインで、「束縛彼氏」と言い切れるほど束縛が強くないからこそ、彼氏に束縛の自覚がないのが厄介です。
あなたが「束縛しないで」と言っても、「これくらい普通」と返される可能性大。
だからこそ、日頃から彼氏とのコミュニケーションをしっかりする必要があります。
嬉しいことも嫌なことも、サボらずに穏やかに丁寧に言葉で伝えましょう。
「はい」が5つ以下
あなたの彼氏の束縛度は30%以下。
「束縛?なにそれ美味しいの?」な自由人タイプです。
あなたも束縛嫌いならば、快適に付き合えるでしょう。
一方、「もっと愛情表現してほしい」と、束縛が弱い彼氏に不満を感じているなら、あなたから積極的に彼氏に「こうしてほしい」と要求を出さないと伝わらないかもしれません。
なお、「はい」が1つもない場合、束縛ゼロの放牧状態。
あなたがしっかり手綱を掴んでおかないと、いつの間にか彼氏を見失い自然消滅する可能性があります。
お互い意識的に愛情確認をするよう努力が必要です。
束縛彼氏への対処法!仲良く付き合う5つのコツ
さて、あなたの彼氏が束縛系だった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
束縛彼氏と仲良く付き合うコツを伝授します。
聞かれる前にあなたから予定や今日の出来事を報告する
束縛彼氏は不安症。
不安が大きくなればなるほど束縛が強くなります。
そのため、彼氏の不安を軽くするのが、仲良く付き合うコツです。
不安を取り除くために、あなたから率先して自分の予定や出来事を報告しましょう。
聞かれる前に「聞いて聞いて。こんなことがあったの」と1日の出来事をざっと報告し、明日以降の予定も伝えるのです。
この時、事務連絡にならないように注意が必要。
「彼氏に私のことを聞いてほしい」という演出がポイントになります。
彼氏は自分から聞く前にあなたが聞きたいことを話してくれるだけで、ストレスが軽減され不安も解消できます。
更に、「聞いて聞いて」のおねだり演出は、「彼女が自分を求めている!」という実感を彼氏が持てるので、大きな安心につながるでしょう。
甘え上手おねだり上手になる
束縛彼氏はあなたが離れることに対して、過敏に反応します。
一方、あなたから求められることには、「それが愛情の証」とポジティブに受け取り、一生懸命応えようと努力するのが特徴です。
ですので「話を聞いて」に関わらず、全般的に甘え上手、おねだり丈夫になるのが、束縛彼氏と仲良く付き合うコツです。
具体例をいくつか挙げましょう。
- 「ここに行きたい」など、デートのリクエストをする
- 「一緒に〇〇して」と、具体的なお願いをする
- 「わからないから教えて」と、彼氏を頼る
- 「ギュッとしてほしいな」と、スキンシップのおねだりをかわいくする
彼氏があなたの甘えやおねだりに応えてくれたら、最高の笑顔で喜びましょう。
それが彼氏への報酬になります。
束縛彼氏が「ちょっと待って。要求多過ぎ」となるくらいが丁度良いです。
束縛する必要性がなくなれば、彼氏はあなたに対して過剰なコントロールをしなくなります。
彼氏と一緒のときは彼氏だけを見つめる
束縛彼氏は例外なく嫉妬深い性格をしています。
しかも、嫉妬をすればするほど、束縛は強くなるのが特徴です。
強い束縛であなたが苦しくならないためには、可能な限り嫉妬の原因を取り除くのがコツになります。
以下のように、彼氏と一緒のときは彼氏だけを見つめましょう。
- 彼氏を見つめるように目を合わせてコミュニケーションをする
- デート中スマホを触らないように心がける
- 一緒にいる時の話題は彼氏中心にする
意識的に彼氏の名前を呼ぶ回数を増やすのも効果的です。
彼氏と一緒にいる時は、「私はあなたの虜」とわかりやすくアピールしましょう。
余所見は厳禁です。
普段から愛情を言葉と態度で伝える
彼氏が束縛するタイプならば、普段から愛情を言葉と態度で伝え、たっぷり愛のシャワーを注いであげるのも重要です。
照れくさくても、以下のようにわかりやすい愛情表現を心掛けましょう。
- 彼氏の良いところはどんどん具体的に誉める
- 「一緒にいて幸せ」「あなたがいるとすごく楽しい」など、あなたが喜んでいる気持ちを言葉に出す
- 「会えなくて寂しかった」「もっと一緒にいたい」など、彼氏があなたにとって不可欠であることも伝える
- 2人きりのときは、あなたから大いにイチャイチャを仕掛ける
- 「あなたが疲れていると心配だから」と、マッサージをしたり手料理を作ったりする
恋人関係は束縛する方が愛情が大きく、束縛される方はそれに安心して、つい愛情表現が疎かになりがち。
意識的に彼氏との愛情バランスを意識し、大きな愛情で包み込んであげましょう。
具体的な束縛方法を指摘して「嫌だ」と伝える
あなただけが束縛彼氏に合わせる必要はありません。
そんなことをしたら、あなたばかりに負担が偏り疲れてしまいます。
恋人関係は対等でなければ、歪が生まれていつか破綻します。
上手に愛情を伝えながら彼氏の不安を解消しつつ、あなたが「嫌だ」と感じることは、わかりやすく伝えて止めてもらいましょう。
この時、「束縛しないで」といった漠然とした表現では伝わりません。
もっと具体的に「〇〇は嫌だからしないで」と、ストレートに伝えるのが重要です。
例えば、「勝手にスマホを見るのは止めて。見たい時は必ず私と一緒に見て」「恋人でもプライベートは守りたいから、スマホはあなたに見せたくない」といった感じになります。
感情的にならず、冷静に理性的に言いましょう。
束縛彼氏は愛し甲斐がある存在です
何かと面倒な束縛彼氏ですが、愛情を注げば注ぐほど喜んでくれる「愛し甲斐がある彼氏」です。
束縛彼氏と今後も交際していきたいなら、仲良く付き合うポイントをしっかり押さえて、充分なコミュニケーションをとっていきましょう。
もちろん、束縛彼氏に愛想を尽かして別れる選択肢もあります。
「束縛彼氏にうんざり。別れて新しい恋愛がしたい」と思うなら、ネットなどを利用して出会いを増やすのも良いでしょう。
束縛彼氏と別れるべきか悩んだときは、以下の記事を参考にしてくださいね。
束縛彼氏が怖い…別れるべきかの判断基準と穏便な別れ方
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