束縛彼氏が怖い…別れるべきかの判断基準と穏便な別れ方

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「彼氏の束縛が辛いし怖い…。優しいときもあるけど、すぐに怒る彼氏とは別れるべき?」
恋人を好きだからこそ「束縛したい」という気持ちになるものですよね。
しかし、彼氏の束縛を「怖い」と感じて別れが過ぎるなら、自分を誤魔化さずに真剣に考えるべき

そこで今回は、束縛彼氏が怖いときの別れるべきかの判断基準を解説。
束縛彼氏と穏便な別れ方と、それでも別れてくれないときの対処法も紹介します。

束縛彼氏が怖い…別れるべきかの判断基準

彼氏を好きだけど束縛が辛い場合、別れるべきか悩みますよね。
怖いと思うなら、なおさら別れるべきか悩むでしょう。

結論から言うと、彼氏を少しでも「怖い」と思うなら別れるべき。
なぜならば「怖い」というのは心からのSOSだから。
束縛に限らず、特に理由がなくても「怖い」と思った段階で、その人と一緒にいるだけで心理的ストレスを受け続けてしまいます。

そう言われても、関係性が築かれてから怖くなると、「でも好きだし」「いいところもあるし」と、別れを悩むかもしれませんね。
漠然とした「怖い」という感情だけでは別れを決断できないでしょう。

束縛彼氏と別れるべきか迷ったときは、対等な関係を維持できるか、あなたが客観的に自分たちの関係を見直してみましょう。

以下のような場合、別れを真剣に考えるべきです。

  • 彼氏の束縛にあなたが一方的に耐えている関係ができあがっている
  • あなたの主張を彼氏が全く受け入れない
  • 彼氏によってあなたの自由が著しく侵害されている(友達関係や仕事への規制、口出しが酷いなど)
  • 彼氏があなたを孤立させようとする
  • 束縛だけではなくあなたを否定する発言が多い
  • 言葉を含んだ暴力がある

特に、モラハラやデートDVが少しでもあるなら、自分の安全を守るためにも、即刻距離をとり、即座に信頼できる人に相談すべきです。
束縛が当たり前になると感覚がマヒし、モラハラやデートDVをされている事実に気付かないケースもあるため、注意してください。

束縛彼氏との別れ方3ステップ

束縛彼氏と別れを決断しても、簡単に別れられないかもしれません。
なぜならば、束縛と執着は比例するケースが多く、彼氏があなたとの別れを受け入れられず、ストーカー化したり事件に発展したりするリスクがあるからです。

しかも、あなたは束縛彼氏を「怖い」と感じています。
1対1で自分の意見を言うだけでも、かなりの勇気が必要でしょう。

そこで、束縛彼氏との別れ方をステップ方式で解説します。
束縛彼氏の別れ方を実践するために、束縛彼氏の特徴や心理も知っておきましょう。
束縛彼氏の特徴と心理を解説!仲良く付き合う方法も紹介

あえて彼氏が嫌がる行動をして熱を冷ます

まずは、あえて彼氏が嫌がる行動をして、あなたへの熱を冷まし執着をやわらげましょう。
特に、彼氏の束縛にあなたが従っていた場合、依存のように強い執着心があるので、充分な時間をとって、彼氏を幻滅させるのが確実です。

以下のような言動が効果的です。

  • あえて下品な言動をする
  • 彼氏と会うときに不潔を演出する
  • 病弱を演じて「疲れた」「しんどい」「家で休む」「1人で眠りたい」など、常に体調不良を訴える
  • 彼氏が決めたルールを無視し、何か言われたら「疲れていて無理」と断る

今まで頑張って合わせてきたあなたですから、頑張るのを止めるだけでも、随分と彼氏を幻滅させる効果があるでしょう。

彼氏の逆鱗を上手によけながら、束縛から徐々に逃げる準備をしてください。

徐々に距離を取り別れを匂わせる

束縛や執着が強い彼氏と別れるには、「あれ?そろそろ別れを言われるのでは?」と匂わせる期間が必須となります。
心の準備をさせないと、辛い別れの現実を彼氏は受け止められません。
場合によっては、逆ギレして暴言暴力をしてくる可能性もあります。

幻滅行動にある体調不良を全面に出し、徐々に距離をとっていきましょう。
具体例を挙げましょう。

  • LINEの既読まで時間をかけ返信を減らし、文句を言われたら「体調が悪くてスマホチェックできなかった」で通す
  • デートを体調不良でドタキャンする
  • お見舞いは「1人でゆっくり眠りたいから」と断る
  • デート中も笑顔を失くし、何か言われたら「疲れてるみたい…体調がしんどい」と答え早めに切り上げる
  • 「病院へ行こう」と言われたら、「親に頼ってるから大丈夫」で通す

ポイントは体調不良を理由にするだけではなく、言葉の端々に「あなたといるとしんどい」というメッセージを込めること。
間違っても「本当はあなたに会いたいのに、体調が悪くて本当に残念」みたいな社交辞令を言ってはいけません。

「(あなたと一緒にいる)疲れとストレスで体調不良」「あなた以外に頼る人がいる」「あなたと会うより1人でいたい」「あなたといない方が快適」を、段階的に匂わせましょう。

コミュニケーションはできるだけLINEのみにするのも重要です。
面と向かっての発言はあなたも辛いでしょうし、束縛彼氏に言いくるめられるリスクもああるので気をつけてくださいね。

キッパリと別れを伝える

別れを充分匂わせたら、いよいよ別れ話です。
「あなたに話したいことがある」と、彼氏を呼び出しましょう。
この時、場所は喫茶店など人目のある場所を選ぶのがポイント。
理性的に話をするには、他人の目が合った方が良いのです。

彼氏を呼び出したら、「あなたを好きではなくなったから別れましょう」と、短くわかりやすく、そして相談ではなく決定事項の報告として伝えましょう。
別れを匂わせていても、彼氏は詳しく理由を聞いてくるでしょう。
この時、「あなたの〇〇が嫌だから」だと、「直すから」と平行線になるので、「恋愛感情が冷めたから」で通すのがポイントです。

別れを伝えたらさっさと離れたいところですが、不完全燃焼だとストーカー化しやすくなるので、彼氏が納得するまで話に付き合いましょう。
充分な時間をかけて、あなたの揺るぎない決意を理解してもらうのです。

もしも、彼氏にモラハラやDVの気があるなら、最初からあなたが信頼できる第三者に立ち合いをお願いすると良いでしょう。

束縛彼氏が別れてくれないときの対処法

それでも束縛彼氏が別れてくれないときは、周囲の力を全面的に借りるしかありません。
なるべく多くの人に「別れを告げても彼氏が別れてくれない」と相談しましょう。
自分とあなたの情報が公になればなるほど、束縛彼氏は行動をとりづらくなります。
場合によっては、周囲が束縛彼氏を説得してくれるかもしれません。

一番効果的なのは、束縛彼氏が頭の上がらない人に立ち会ってもらうこと。
束縛する男性は精神的に弱いので、立場が強い人が出てくるとスッと身を引くことが少なくありません。

なお、束縛彼氏がつきまとい行為をしてきた場合は、証拠をしっかり確保して警察に相談しましょう。
あなたが申し出れば、警察は束縛彼氏に「ストーカを止めるように」と警告、それに従わない場合は禁止命令を出すことができます。

警察署では、あなたを守ることを最優先に考えて相談体制を整えています。つきまとい等を受けたら、すぐに最寄りの警察署にご相談ください。あなたの申出に応じて、相手方に警察署長等から「ストーカー行為をやめなさい」と警告することができます。
また、「その行為はやめなさい」と禁止命令を行うこともできます。
あなたが「ストーカー行為」の被害にあっている場合は、警告や禁止命令以外に、処罰を求めることもできます。
これらの他にも警察は、あなたからの申出により、ストーカー被害を防止するための教示等も行っております。

出典:警視庁
引用:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/dv/kiseho.html

束縛彼氏がストーカー化した場合は、身の危険があるかもしれないので、1人行動も控えた方が良いでしょう。

束縛彼氏が怖いなら別れるために動き出そう

彼氏からの強い束縛に怖さを感じているなら、別れるために動き出しましょう。

束縛彼氏は「苦しいけど、この苦しさこそ愛なのだ」と思い込ませようとするので、別れを先延ばしにしていると共依存に陥り、不幸な関係に拍車がかかってしまいます。

愛の形はそれぞれですが、心があったかくほんわかするのが幸せです。
狂おしい愛と怖さや苦しさを混同しないように、自分をしっかり保って気を付けなければなりません。

一方的な束縛は「自分に選択権がない」と錯覚させますが、それこそ彼氏の思うつぼ。
いつだってあなたの人生の選択権はあなたにあります。
束縛彼氏との関係をどうするのか、決めるのは自分であることを忘れないでくださいね。

束縛彼氏から結婚をほのめかされて別れを悩んでいるなら、なおさら別れを決断すべき。
交際中に「怖い」と思っているのですから、結婚後はさらに支配が強まり辛い結婚生活になる可能性大です。

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