彼氏が欲しいと思わないのはヤバい?恋人がいらない理由と年代別の対処法

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世の中には恋愛ドラマや恋愛ソングが溢れていますよね。
人生の多様化が進む中、それでも「素敵な恋愛をして結婚するのが幸せ」という価値観は、根強く残っています。

そんな中「彼氏が欲しいと思わない私って…もしかしてヤバい?」と不安に感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、彼氏が欲しいと思わないのは本当にヤバいのか、内閣府のデータを元に分析。
彼氏が欲しいと思わない理由と、そのような思考に陥りやすい女性の特徴を解説します。
彼氏が欲しいと思わないときの、年代別の対象法のアドバイス付きです。

彼氏が欲しいと思わないのはヤバい?

結論から言うと、彼氏が欲しいと思わないのは、特にヤバイことではありません。
恋愛をするか否かは本人の自由。「彼氏が欲しいと思わない」とあなたが思うのも自由です。
近年では若者の恋愛離れが指摘されていますが、内閣府の調査では以下のような結果になっています。

恋人が欲しいですか?

  • 全体;はい(60.8%)、いいえ(37.6%)
  • 20代女性;はい(57.6%)、いいえ(41.1%)
  • 30代女性;はい(64.8%)、いいえ(35.2%)
  • 20代男性;はい(58.1%)、いいえ(39.7%)
  • 30代男性;はい(66.1%)、いいえ(31.6%)

引用:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h26/zentai-pdf/index.html
出典:内閣府「平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)」

なんと、約4割弱が「恋人は欲しくない」と答えているのです。
20代女性では、4割以上が「彼氏が欲しいと思わない」という考えです。
半数以下ではあるものの、決して少数派とは言えない数値です。

内閣府の調査から見ても、「彼氏が欲しいと思わない」というのは、全くヤバくない、むしろ、ごく普通の感覚と言えます。

内閣府の調査結果をもっと深掘りして知りたいなら、以下の記事をチェックしてくださいね!
恋愛したくない若者に潜む自己中な心理と社会への閉塞感…本当の原因とは?

彼氏が欲しいと思わない理由7つ

彼氏が欲しいと思わないのは、特にヤバいことではありません。
しかし、なぜ彼氏が欲しいと思わないのか、理由を考えるのは大切です。
そこで、彼氏が欲しいと思わない良くある理由について解説します。
あなたに思い当たりはないか、考えながら読んでくださいね。

恋愛に時間を取られたくない

「恋愛に時間を取られたくない」というのは、彼氏が欲しいと思わない理由の王道です。
彼氏が欲しいとなると、彼氏を作るために何かと努力が必要になります。
その時間が惜しくて、「だったら彼氏いなくていいや」となります。
また、彼氏ができれば連絡を取り合ったりデートをしたりしますが、その時間がもったいないと感じてしまう人もいます。

内閣府の調査でも、恋人が欲しいと思わない理由に「仕事や勉強に力を入れたい(32.6%)」「自分の趣味に力を入れたい(45.1%)」が挙げられています。
恋愛よりも、もっと別のことに貴重な時間を使いたいのです。

そもそも恋愛に興味がない

彼氏が欲しいと思わないというか、恋愛そのものに興味がない人もいます。
内閣府の調査でも、恋人が欲しいと思わない理由の28%が「恋愛に興味がない」という答えです。

今は情報が豊富で、選択肢はたくさん用意されている時代です。
興味が恋愛以外に向いても、全く不思議はありません。
恋愛に興味がなければ、当然彼氏が欲しいと思わないでしょう。

お金や時間に余裕がない

恋愛に興味がないというよりも、興味を持つ余裕がない層も存在します。
お金や時間に余裕がなく、「恋愛どころではない」というのが本音です。

特にお金の問題は深刻。
内閣府の調査でも、収入の多い少ないで、恋愛への意欲に有意差が見られます。

男性は年収400万円以上で「恋人が欲しい」が79.7%に対して、年収400万円未満は59.9%。
女性は年収200万円以上で「恋人が欲しい」が70.7%に対して、年収400万円未満は52.1%。
お金と恋愛は密接に関係していると言えるでしょう。

過去の恋愛で嫌な目にあっている

過去の恋愛が原因で、彼氏が欲しいと思わなくなるケースもあります。
元彼に酷い仕打ちをされたり、いざ交際したら全くつまらなかったりなど嫌な目にあうと、「もう恋愛はこりごり。彼氏なんかいらない」となりがちです。

嫌な思いをすると、どうしても次の恋愛に腰が重くなってしまいます。
場合によっては男性不信に陥り、「もう一生恋愛しない」と極論を出してしまうこともあるのです。

彼氏のいる友達を見て大変そうに感じる

自分に恋愛経験がなくても、交際にマイナスイメージを持ってしまうこともあります。
彼氏のいる友達が恋愛で悩んだり苦労したりすり姿を見て、「なんか大変そう。私は彼氏いなくていいや」と思ってしまうのです。
警戒心が強く慎重な女性に良くある、彼氏が欲しいと思わない理由です。

結婚願望ゼロ

恋愛の先に結婚を考える人は多いです。
逆を言えば、結婚願望があるから、目的を達成するために「彼氏が欲しい!」と努力します。

一方、結婚願望ゼロだと、益々恋愛への意欲が減退。
「別に、彼氏いなくてもいいや。変に付き合って結婚求められても困るし」となりがちです。
結婚願望は「彼氏が欲しい!」という原動力になるのです。

本当に好きな人に出会っていない

彼氏が欲しいと思わない根本的な理由は、本当に好きな人に出会っていないことです。
運命の出会いは、どのタイミングで訪れるかわかりません。

あなたはまだ「この人となら付き合いたい。自分の時間を費やしてでも会いたい」と思う相手に出会っていないだけ…かもしれません。
本当に好きな人が現れたら、そして、その人から交際を求められたら、それでも「私、彼氏が欲しいと思わないんで」と断れますか?

彼氏が欲しいと思わない女性の特徴

「私、彼氏が欲しいと思わないんだよね」と言い切ってしまう女性には、共通点や特徴があります。
彼氏が欲しいと思わない女性の特徴を、詳しく解説していきましょう。

面倒臭がり屋

彼氏が欲しいと思わない女性は、面倒くさがり屋が非常に多いです。
内閣府の調査でも、恋人が欲しいと思わない理由に「恋愛が面倒」と答えたのは46.2%で最多です。

彼氏を作るのも、交際をするのも、手間暇がかかりますよね。
「面倒臭い!」という思いが先に立ち、腰が重くなり、「別に彼氏いなくてもいいや」となってしまいます。

コミュ障で自分に自信がない

奥手でコミュニケーション力が弱く、自分に自信がないのも、彼氏が欲しいと思わない女性の特徴です。
コンプレックスが強く、恋愛に積極的になれません。
「私なんかが恋愛なんて恐れ多い」「恋愛以前に男性と上手に話せない」と、恋愛を避けてしまいます。
恋人が欲しいと思わないと言うよりも、自分に恋愛ができるはずないと決めつけた状態です。

友達が多く毎日が充実している

コミュ障とは真逆で、友達が多く毎日が充実している女性も、「充分楽しいから彼氏が欲しいと思わない」と考えがち。
楽しい毎日に忙しく、彼氏との交際時間が入る余地がない状態です。
仲間内でも恋人いない率が高いので、「恋人いなくてもいいじゃん」という集団心理が働きます。

実は挫折に弱い

恋人関係は始まりと終わりが明確です。
これは、他の人間関係にはあまり見られません。

「彼氏が欲しいと思わない」と公言する女性は、無意識に恋人関係の終わりに恐怖心を感じているケースがあります。
「恋人関係の終わり=振られる・失敗・挫折」というイメージがあり、無意識にリスク回避しているのです。

もちろん、交際が終わらず結婚に至るカップルは数多く存在します。
しかし、彼氏が欲しいと思わない女性は恋愛にネガティブなイメージがあり、最悪の事態を考えてしまい「だったら最初からいなくていいや」と思ってしまうのです。
実は、挫折に弱く傷つきやすい繊細さがあります。

彼氏が欲しいと思わないことのデメリット

恋愛は自由ですから、彼氏が欲しと思わないのも自由です。
しかし、「彼氏が欲しいと思わない」という固定概念に捕らわれると、さまざまなデメリットが生じます。
どのようなデメリットなのか、具体的に解説していきましょう。

周囲から変わり者扱いされる

「私、彼氏が欲しいと思わないんだよね」と公言すると、周囲から変わり者扱いされる恐れがあります。
少数派ではないとはいえ、「恋人が欲しい」と思っている人は半数以上。

真逆の考え方はなかなか理解が難しく、相手によっては「変わってる人」と思われてしまうかもしれません。
恋人が欲しいと思わないのは自由ですが、気持ちを伝える相手は選んだ方が良いでしょう。

良い出会いを見逃しやすくなる

生活していれば、人と接する機会は多いですよね。
もしかしたら、その中に運命の相手がいるかもしれません。

しかし、「彼氏が欲しいと思わない」と決めてしまうと、「男性から異性として意識されるのは困る」と、過剰に構えてしまいます。
また、直感的に「ちょっといいな」と思っても、「私は彼氏欲しくないし」と、自分の気持ちを否定してしまうことも…。

結果的に、良い出会いを見逃しやすくなります。
これは、非常に大きなデメリットです。

結婚が遠のく

「彼氏が欲しいと思わない」と言いつつ、「結婚はしたい」と考える女性は多いです。
内閣府の調査では、「結婚するつもりはない」と言い切ったのは、たったの7%。
恋人は欲しくないのに、将来的には結婚したいと思うのは、人間の本能なのかもしれません。

しかし、「結婚したくなったら恋愛頑張る」と思っていても、そう都合良くいくとは限らないのが人生の難しいところ。
彼氏を欲しいと思わず過ごしていると、前述した通り良い出会いを見逃し、結果的に結婚が遠のいてしまいます。

運命の人はいつ現れるかわかりません。
あなたに結婚願望があるなら、例え「今は」という枕詞がついても、「彼氏が欲しいと思わない」と言い切らない方が良いでしょう。

年代別!彼氏が欲しいと思わないときの対処法

彼氏が欲しいと思わないときの対処法は、年齢によって少し変わります。
そこで、年代別に対処法を伝授します。

10代で彼氏が欲しいと思わないときの対処法

10代で彼氏が欲しいと思わなくても、焦る必要はありません。
あなたにはこれからたくさんの出会いがあります。
まだ、「付き合いたいな」と思える男性にめぐり合っていないだけです。

恋愛に興味がないなら、そのままでも大丈夫!
今は、あなたが興味のあることに没頭しましょう。

20代で彼氏が欲しいと思わないときの対処法

20代は自由になるお金と時間が増えて、彼氏がいなくても毎日が楽しくて忙しいかもしれません。
「彼氏が欲しいと思わない」と思っていても、男性からの誘いもあり、精神的にも余裕があって楽な年代でもあります。
あなたが日々楽しく過ごせているなら、それが一番です。

しかし、20代後半から友人や同僚の結婚ラッシュが始まります。
もしかしたら、今あなたと一緒に楽しく過ごしている友達が、こっそりと恋活や婚活をして、ある日突然結婚発表をするかもしれません。
そのような将来を想像したとき、自分がどんな気持ちになるか考えてみましょう。
今の環境があるから彼氏が欲しいと思わないのか、環境や年齢が変わっても同じ気持ちなのか、自分と向き合うのはとても大切です。

30代で彼氏が欲しいと思わないときの対処法

30代で彼氏が欲しいと思わない上に、結婚願望もないならば、将来のライフプランをそろそろ本格的に考えましょう。
私の周りで、自分用にマンションを購入した友人が最も多かったのは30代です。
30代は既婚未婚問わず、人生のターニングポイント。
無計画に突き進むと、行き詰るリスクが高くなります。

また、40歳が近づくと「私は子供を産まずに一生を終えるのか」という問題に直面することも、頭に入れておきましょう。
これは、結婚願望とは実はあまり関係のないことです。
女性には出産のタイムリミットがあります。
医学の進歩で、人によっては40代でも元気に妊娠、出産していますが、確率は確実に下がります。

もちろん、40歳以降でも恋愛や結婚のチャンスはあります。
若くして結婚しても、望むように妊娠できないケースもあります。
それでも、一度は真剣に考えておくべき問題です。

少しだけ心を柔軟にしてみよう!

「彼氏が欲しいと思わない」という気持ちは、私にもわかります。
20代で特に忙しかったとき、私もそう思う時期がありました。

しかし、頑なになるのはとてももったいないことです。
恋愛に限らず、人との出会いは縁とタイミングが運んでくるもの。
「彼氏が欲しいと思わない」と考えるより、「素敵な出会いがあればラッキー」と気楽に構えていた方が、人とのコミュニケーションも楽しめます。

さまざまな理由があるでしょうが、少しだけ心を柔軟にしてみましょう。
もしかしたら、意外と近くに運命の相手がいるかもしれませんよ。

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