遅刻する人の特徴と心理!置いていく?付き合い方も伝授

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遅刻する人がいると、本当にイライラしますよね。
毎回当たり前のように遅刻されると、付き合いそのものを考えてしまうでしょう。
特に、時間を大切にし、人を待たせると心苦しくなる真面目なタイプは、遅刻する人が理解できなくて苦しいかもしれません。

そこで今回は、遅刻する人の特徴と心理を徹底解説!
遅刻する人との付き合い方も伝授します。

遅刻する人は嫌い!信用できない!

最初に言いますが、私は遅刻する人が大嫌いです。
人を平気で待たせる神経がわかりません。
遅刻する人が何を考えているか知ったとき、とても愕然としました。
そして、「相容れない」と悟りました。

私は時間に正確なタイプ。
タイムイズマネーで、仕事も効率を重視します。
学生時代は真面目な優等生で、仕事も課題も納期を破ったことがありません。
だから、遅刻する人は信用できないと思います。

しかし、昭和の時代は今ほど遅刻する人が存在しませんでした。
まだ携帯電話がなかった頃、待ち合わせですれ違うと、もう二度と会えない可能性大。
そのため「遅刻してはいけない」「時間も場所も正確に設定して行くべき」という意識が高かったのです。

携帯電話が当たり前になった今の時代「ちょっとくらい遅れても大丈夫だろう」という心理が働く人と働かない人がいます。
「ちょっとくらい」のさじ加減も人によって大きく違います。
そのため、遅刻する人と時間にきっちりした人の間で、考え方や意識の違いが大きく生じるのです。

私は「なぜちょっとくらいの調整ができないのか」とイライラするタイプ。
小さな努力で改善できるのに、それをしない遅刻する人は大の苦手です。
しかし、「嫌い」の感情を表に出すと、人間関係はうまくいきません。
だからこそ、遅刻する人の特徴と心理を知って、自分がダメージを受けない付き合い方を会得するのが重要です。

遅刻する人の特徴8つ


遅刻する人に振り回されずに付き合うには、彼らの特徴をしっかり理解する必要があります。
その上で、付き合うべきか、いっそ切るべきかを判断すると良いでしょう。
まずは、遅刻する人の特徴を解説します。

明るくて社交的

遅刻する人は明るくて社交的な性格をしている人が多いです。
遅刻しても明るい雰囲気で周囲の空気を和らげます。
周囲から憎まれることが少ないので、「遅刻をしても大丈夫」と考えて遅刻常習犯になるのです。

また、遅刻する人は交友範囲が広いのも特徴です。
たくさんの人とつながっているため、特定の人への執着がありません。
「遅刻して嫌われたら人生終わる」という危機感がなく、また、多くの人と交流があり忙しいため、遅刻が多くなります。

調子が良くちゃっかりしている

お調子者の性格も遅刻する人の特徴です。
遅刻を責められても「ごめんごめん」と調子良く謝って、自分のペースにしてしまいます。
下手に自分を正当化しないので、遅行を責める人も毒気を抜かれてしまい、最終的には「あの人に何を言っても響かない」と、諦めて受け入れてしまうのです。

しかも、ちゃっかりしているので、周囲の善意と好意を甘んじて受け入れます。
周囲が遅刻を許してくれれば、「ありがとう」とどんどん甘えてしまうのです。
「なんて優しい仲間たち。遅刻しても大丈夫なんだな」と、自分の楽な方へ流れていきます。
「仲間を大切にしなければ。次は遅刻しないぞ」とは考えません。

想像力が乏しく鈍感

遅刻する人は想像力に乏しく「自分が遅刻すると、相手の貴重な時間を無駄にさせてしまう」という発想に至りません。
相手が遅刻を受け入れれば、「困ってないから許してくれるのだろう」と考えてしまうのです。

また、鈍感なので、相手が自分の遅刻にイライラしていても気づきません。
「許してくれた」「また会ってくれる」という現実だけを見ています。
周囲のイライラを察して自主的に遅刻を減らすような気配りはできません。

自分に甘く自己中心的

本人は否定しますが、遅刻する人は根底が自己中心的です。
周囲に迷惑をかけている自覚があっても、自分に甘いので「遅れてしまうのは仕方ない」と本気で思っています。

もっと努力して遅刻を減らそうとは考えません。
なぜならば、遅刻をしても遅刻する人は致命的には困っていないから。
遅刻しない努力をする方が、遅刻する人にとっては苦痛で不利益が大きいのでしょう。
自分を優先させる自己中的な思考なので、遅刻する人になるのです。

損得勘定で物事を考える

仕事では遅刻をしなかったり、遅刻する相手を選んだりするタイプは、損得勘定で物事を考えています。
「自分にとって利益を得られるか」を基準に考え、遅刻するかしないかを決めているのです。

仕事での遅刻は損失が大きいため、努力して時間通りに行動するのでしょう。
遅刻する友達としない友達がいる場合、遅刻しない友達と関係が切れるとデメリットが大きいので、遅刻しないよう努力するのです。

一方、遅刻する相手は、遅刻する人にとってその他大勢の1人に過ぎません。
遅刻が原因で関係を切られても、痛くもかゆくもないと思っています。

欲張りで計算できない

「出発前にあれこれしてしまう」という理由の遅刻する人は少なくありません。
時間に正確な人は、「出発前にあれこれするなよ」と思うでしょう。
しかし、遅刻する人は自分の時間を無駄にしたくありません。
1分1秒でも、できることがあるならやってしまいたいと思っています。
非情に欲張りなのです。

それでも、計算できるタイプならば、時間を効率的に使うので遅刻しません。
遅刻する人は読みが甘いのです。
時間の計算ができないため、本気で「遅刻しないぞ」と思っていても、時間が足りなくなってしまいます。

優柔不断

遅刻する人で常に行動がギリギリなタイプは、優柔不断な性格をしています。
前もって決めることが苦手で、いつも時間ギリギリ、もしくは時間オーバーまで決断ができません。
そのため、全ての行動が遅くなり、頻繁に遅刻してしまうのです。

優柔不断はあらゆる場面でも見られます。
「メニューをなかなか決められない」「買い物に時間がかかる」は、遅刻する人によく見られる行動です。

気が散りやすい

「遅刻したくない!」と思っているのに遅刻する人には、気が散りやすい特性を持っている可能性があります。
「遅刻しないように出発しよう」と本気で決意しているのに、別の何かが目に入ると気が散ってしまうのです。
結局目の前のことに手を出してしまい、気付けば間に合わない時間になってしまいます。

時間に正確な人には、信じられないことでしょう。
しかし、気が散りやすい人は、次々と興味が移り、全てが中途半端で散らかった状態になります。
決められた時間通りに行動するのが、とても難しい人もいるのです。

遅刻する人の心理7つ

遅刻する人の心理を知ったのは、とある掲示板でした。
遅刻する人に対して「なぜ頻繁に遅刻するのか?」と疑問を投げかけた掲示板に、遅刻する人たちが次々と自分の心理を暴露し始めたのです。
その内容は、時間に正確な私にとって、かなり衝撃でした。
遅刻する人ならではの思考は、時間に正確な人には理解不能でしょう。

それでも、「なぜ遅刻する人は遅刻を繰り返すのか」の原因を知ることで、今後の付き合い方の参考にできます。
遅刻する人の心理を詳しく解説していきましょう。

遅刻しても仕方ない

遅刻する人最大の心理は「遅刻しても仕方ない」です。
時間に正確な人は「仕方ない」と聞けば、「急なトラブル」「交通機関の遅延」などを考えるでしょう。
しかし、遅刻する人の「仕方ない」は違います。

「出かける前に家の片づけをしたから遅刻しても仕方ない」
「出かける服がなかなか決まらなかったから遅刻しても仕方ない」

このような理由で、本気で「仕方ない」と思っているのです。
時間に正確な人なら、「出かける前にわざわざ片づけをしない」「出かける準備万端にしてから、出る時間まで片づけをして、途中でも時間が来たら諦めて出発する」「服は前日に決めておく」など、さまざまな解決策が思いつきますよね。
遅刻する人はそれをしません。
常に目先の問題に目を優先してしまいます。
遅刻する人にとって、遅刻しないことは目の前の問題を片付けることより優先順位が低いのです。

遅刻が迷惑だと思っていない

遅刻する人は「待っている時間、その辺で楽しく時間つぶしてればいいじゃん」と思っています。
「遅刻しても、その間自由に過ごせるんだから、時間は無駄になってないでしょ」と考えているのです。
そのため、遅刻をそれほど迷惑行為だとは捉えていません。

確かに、携帯電話があれば、「今着いたからここで落ち合おう」ということも可能です。
しかし、とりあえず待ち合わせ時間と場所が決まっているのですから、多くの人は時間に合わせて自分の行動を調整します。
遅刻する人は調整時間まで深く考えられないため、「遅刻というけど待たせているわけではない」と本気で思っているのです。

待っていてほしいと思っていない

遅刻する人は「私は遅刻するけど、先に始めてていいから」と本気で思っています。
既に始まって出来上がっている場に、自分だけ遅れて行くことに抵抗がありません。
「待ってほしい」と相手に求めていないので、平気で遅刻できるのです。
遅刻を迷惑だと感じない理由にもつながっています。

仲間が全員集合を全く気にせず、「集まったメンバーで先に始めておくね」というタイプならば、遅刻する人とも上手く付き合えるでしょう。
しかし、「ちゃんと揃うまで待っていなければ」と考える真面目なタイプだと、遅刻する人との付き合いは酷くストレスが溜まります。

遅刻をするのは気を許している証拠

遅刻する人の中には、仕事は絶対遅刻せず、プライベートの付き合いのみ遅刻するタイプがいます。
プライベート仲間は「仕事で遅刻しないなら、自分たちの集まりにも遅刻しないで来れるだろう」と思うでしょう。
しかし、遅刻する人の論理では、「仕事は絶対遅れちゃいけないし許されないから死ぬ気で行く。でも、プライベートの友達は気を許していて、遅刻を受け入れてくれるから遅刻しちゃう」となるのです。

「親しき中にも礼儀あり」の言葉は、遅刻する人に存在しません。
遅刻した自分を棚に上げて、「だってあなたたちが優しくて素敵だから☆私が遅刻するのは、気を許している証拠なのよ」と言ってのけます。

相手を下に見ている

プライベートでも相手によって遅刻したりしなかったりする人もいます。
遅刻する相手は、「遅れても大丈夫」と下に見ているのです。

もちろん、遅刻する人は「下になんて見ていない」と否定します。
「親しいから、つい甘えてしまう」とでも言うでしょう。
そうやって、適当に持ち上げておけばいい心理もまた、相手を下に見ている証拠です。

自分は有能だと思っている

遅刻は評価を下げる行為です。
しかし、遅刻する人の中には「自分は有能だから遅刻しても許される」と考えるタイプも存在します。
「皆の人気者だから遅刻が許される」「仕事ができるから遅刻しても大して叱られない」と、自分を高く評価しているのです。

確かに、遅刻を続けても周囲が求めてくるなら、本人の主張通りの部分もあるのでしょう。
とは言え、わざわざ遅刻を咎めて離れていく人は少数派。
多くは何も言わずに遅刻する人の元から去っていくため、本人だけが「遅刻が原因で関係を絶たれた」と気付かない場合もあります。

遅刻する自分に悩んでいる

遅刻する人の中には、遅刻する自分に真剣に悩む人もいます。
毎回本気で「遅刻しないようにしよう」と思っているのに、どうしても上手く行かず遅刻を繰り返し、「どうして自分は遅刻してしまうんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。

時間に正確な人から見れば「早めに出ればいいだけ」と思うでしょう。
しかし、遅刻する人当事者にとって、それはとても難しいことなのです。
余裕を持って行動していても、目の前のことに意識が向いて気付いたら出発時間が既に過ぎてしまったり、時間に余裕をもって計画を立てたつもりなのに、1つ1つに想定以上の時間がかかり、結局ギリギリになってしまったり。
努力しても上手くいかず、解決方法がわからず途方に暮れてしまうこともあるのです。

ママ友が遅刻するタイプなら、以下の記事を参考にしてくださいね。
ママ友が遅刻する理由と心理!謝ったら許すべき?遅刻魔への対処法

遅刻する人は病気?治らない?

相手を選んで遅刻するタイプは確信犯ですが、本人が努力しているのに、どんな場面でも遅刻を繰り返している場合は、発達障害のADHDの可能性が考えられます。

ADHDには、以下のような特性が見られます。

  • 短期記憶が弱く、遅刻しない意識を持続するのが難しい
  • マルチタスクが苦手で、別のことに手を出すと今までのことに意識が向かない
  • 気が散りやすく、今やるべきこと以外に注意を向けてしまう
  • 計画力が弱く、先の見通しを立てるのが苦手
  • 思いついたことを衝動的に行ってしまう

遅刻だけではなく、片付けが極度に苦手で常に探し物をしていたり、衝動買い等でいらない物で溢れていたりなど、生活に具体的な困り感が強い場合は、ADHDを疑った方が良いかもしれません。
ただし、発達障害の診断は専門医にしかできません。
自己判断や周囲の決めつけはNGです。
遅刻に本気で悩み、ADHDかもしれないと心配ならば、専門医を受診しましょう。

遅刻する人との上手な付き合い方

遅刻する人の行動は簡単に直りません。
「遅刻する方が直すべき」というのは正論ですが、遅刻する人に遅刻しないことを求めても疲れるだけです。

遅刻する人にイライラしたくないなら、相手ではなくあなたの思考や行動を変えた方が手っ取り早いです。
そこで、遅刻する人との上手な付き合い方を伝授します。

遅刻を気にせず先に進める

遅刻する人の多くは「自分が到着するまで待っていてほしい」と思っていません。
ですので、遅刻する人に構わず、時間通り集まったメンバーでどんどん先に進めてしまいましょう。
遅刻する人への認識は「来ないのが当然、後から来たら想定外」くらいが丁度いいです。

万が一、遅刻する人から「なんで待っててくれないの?」と言われたら、「遅刻した方が悪い」と言えばOK。
遅刻する人のマイペースにあなたが合わせる必要はありません。
先にマイペースな行動をしているのは遅刻する人なのですから、あなたも正々堂々と自分のペースで行動すれば良いのです。

遅刻を受け入れる

「遅刻する人だけど、一緒にいると楽しいし、付き合い続けるメリットがある」と感じるなら、遅刻を受け入れる方法もあります。
「遅刻しないかもしれない」という望みを完全に捨て去り、「遅刻して当然」と考えるのです。

当然あなたは待たされますが、「待つ対価として〇〇がある」と考えれば、多少はイライラが軽減されるでしょう。
遅刻する人が損得勘定で考えているなら、あなたも思いっきり利己的になれば良いのです。
遅刻する人と付き合うメリットとデメリットを天秤にかけ、付き合い方を判断しましょう。

遅刻がストレスなら付き合いを減らす

「何をどうしても遅刻されるとストレス」と言うなら、付き合いそのものを減らすのが賢明です。
遅刻する人に声をかけるのを止めて、遅刻する人からの誘いも断るのです。
最低限の付き合いにすれば、遅刻する人に待たされる時間も圧倒的に減ります。

私は毎回遅刻をす人は受け入れられません。
ですので、何度も遅刻を繰り返すような相手からは、自ら距離を取って離れます。
交友関係から遅刻する人が淘汰されるので、とっても快適です。

一緒に遅刻しない方法を考える

努力しているのに遅刻してしまい、遅刻する人が自己嫌悪するほど悩んでいて、あなたも力になりたいと思うなら、寄り添う付き合い方もあります。
遅刻する人の悩みに耳を傾け、一緒に遅刻しない方法を考えるのです。

ただし、慢性的な遅刻を直すのは至難の業。
あなたが一生懸命寄り添っても、全く効果がない可能性もあります。
寄り添って一緒に頑張る付き合い方を選ぶなら、大らかさと根気が必要です。
決して怒らず相手に寄り添う自信がないなら、距離を取った方が良いでしょう。

遅刻にブチ切れて絶縁する

「遅刻する人と絶縁したいけど、今まで散々待たされたから一言言ってやりたい」と思うなら、次の遅刻でブチ切れて、不満をぶちまけてから終わりにする方法もあります。
ただし、個人的にはあまりおすすめできません。
なぜならば、ブチ切れて絶縁すると、後味が悪くなるからです。

遅刻する人にブチ切れた瞬間は、スカッとするかもしれません。
しかし、遅刻する人が開き直って言い返してくる可能性も考えられます。
また、日頃から時間を守る真面目なあなたなら、後から「大人げなかった」「言い過ぎた」「嫌な奴と思われた」と、自己嫌悪に陥るリスクも高いでしょう。

誰かにブチ切られたくらいで遅刻が直るなら、遅刻する人にはなりません。
「マジで何と思われても構わない。今までの鬱憤をぶつけないと気が済まない」と心から思わない限り、そっと離れた方が無難です。

遅刻する人をどうするかの決定権はあなたにあります

時間に正確な人、人付き合いが律儀な人、思いやりがある人は、遅刻する人の心理を知ると「信じられない」と思うでしょう。
そもそも、遅刻する人とは思考も価値観も全く違います。
わかり合おうとするのは無謀です。

結局、遅刻する人をどうするかの決定権はあなたにあります。
許すも許さないも自由。
付き合いを継続するのも断絶するのも自由。
自分にとってメリットが多く、ストレスが少ない選択肢を選べばよいのです。

恋人の遅刻にうんざりしているなら、別れを検討するのも良いでしょう。
あなたと同じように相手の時間を大切にできる人と付き合えば、今のようなイライラを感じずに済むかもしれません。

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