ずるいママ友の心理と特徴!正しい付き合い方【近づくと危険】

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「あれ?このママ友、ちょっとずるいんじゃない?」と思ったら要注意!
あなたのアンテナが危険人物をキャッチした可能性が高いです。

ずるいママ友はターゲットを見つけると、とことん利用しようとします。
感じのいい笑顔で近づき、親し気に接しつつ、自分だけの得を考えて搾取するのです。
目を付けられると、酷いとばっちりを受けてしまうかも。

そこで今回は、中学生娘と小学生息子のいる私の実体験を踏まえながら、ずるいママ友の心理と特徴を解説!
正しい付き合い方も伝授します。

ずるいママ友の特徴6つ

長らく母親業をしていると、いろいろなタイプのママ友と出会います。
多くが親切善良、コミュ障の私より素敵な人ばかり。
しかし、中には「おいおい」と突っ込まずにはおれない、ずるいママ友もいるものです。
まずは、ずるいママ友の特徴から、詳しく解説していきましょう。

図々しく甘えてくる

ずるいママ友は総じて図々しいです。
ビックリするほど当たり前に、人の好意や善意に全力で甘えてきます。
具体例をいくつか挙げましょう。

  • 毎回人の車を当てにする
  • 毎回人の家を当てにする
  • 人の計画に便乗する
  • 恥ずかしげもなく「ちょうだい」と言う

ずるいママ友は優しい人が、「〇〇しようか?」と言わざるを得ない会話に持ち込みます。
それどころか、自分から「ちょっと子供見ててもらっていい?」「それ、もうサイズ小さいよね。ちょうだい」と、ガンガン甘えてくるのです。
とにかく遠慮がありません。

善意や親切のえり好みをする

ずるいママ友は、相手の善意や好意を利用したがるのに、不要だと判断するとサラッと断ります。
善意や親切のえり好みをするのです。

例えば、実家から大量に送られてきた野菜を「もらってくれると助かる~」と配ろうとしても、自分が食べない種類なら「うちは大丈夫」と断ります。
100%損得勘定でママ友付き合いをしているので、必要ない善意や親切は無駄と切り捨てるのです。

情報を引き出そうとする

詮索好きで、相手から一方的に情報を引き出そうとするのも、ずるいママ友の特徴です。
聞き手に回り、相手の情報を引き出して、利用できるかどうかを判断します。

その他、園や学校の先生に関する情報や、習い事など、子供に関わる情報も聞いて回ります。
直接問い合わせをせず、近場で楽に情報収集するのです。
情報をくれた相手が車送迎をしていると知ると、「うちの子にもやらせてみようかな…でも車ないし…」と、あわよくば相乗りしようと画策します。

お返し・恩返しの概念がない

ママ友は持ちつ持たれつ。
相手に頼ったり甘えたりするのは、必ずしも悪いことではありません。
困った事態になれば、助け合えるのがママ友の良い点ですよね。
しかし、ずるいママ友には「お返し」「恩返し」の概念がありません。
一方的に善意と親切を搾取し、自分から相手に何も与えないのが特徴です。

当たり前のようにママ友の車に乗り、「ありがとう」の言葉だけで、ガソリン代も駐車場代も出しません。
ママ友宅にお邪魔する際は、ポーズとしてお茶菓子を持って行くこともありますが、大抵は安物です。
ずるいママ友は、自分の利益だけを追求する生粋のテイカーなのです。

PTAや役員などの仕事から逃げる

親行をしていれば、PTAや幼稚園の役員など、逃げられない役目が課せられます。
多くは免除基準が明確なので、「やりたくないからやらない」と逃げるのは不可能です。
それでも、逃げようとするのがずるいママ友の特徴。
当然立候補をするはずもありませんが、運悪くくじ引きにあたってしまうと、全力で逃げようとします。

ずるいママ友がPTAや役員から逃げる方法は、主に以下の2つです。

  • 「私には絶対無理」と泣き落そうとする
  • 引き受けておきながら、実際の仕事は別の役員に押し付けまくる

前者の場合、周囲に優しい人がいると、本当に逃げられてしまいます。
くじ引き前提なのに、自分が当たったとたんに「無理」と泣き出すような人は、係を全うできないだろうと判断し、責任感の強い人が引き受けてしまうのです。

後者の場合、同じ係になった人が不幸です。
やってるふりをしながら、仕事から上手に逃げて、断れないタイプの人に押し付けてます。

人を巻き込もうとする

ママ友の多くは常識的なので、あからさまにずるい行動ばかりする人は、自然と排除されていきます。
皆、厄介な人とは表面上問題なく付き合いつつ、距離を取っていくものです。

だからこそ、ずるいママ友は孤立を恐れて、人を巻き込もうとします。
自分が楽をしたいだけなのに、「こんなのおかしいよね」と周囲の同意を得ようとするのが特徴です。
迂闊に「そうだね」と共感すると、「〇〇さんがこんなことを言っていた。私もそう思う」と利用されてしまいます。

都合が悪いと黙る

ずるいママ友の発言は、つじつまが合わなかったり、相手を思いやっていなかったりします。
また、不満を言うだけ、欠点を指摘するだけというケースも多いです。
気の弱い人は、ずるいママ友に言われっぱなしで、結局利用されてしまうでしょう。

しかし、冷静に聞けばずるいママ友の発言はツッコミどころ満載。
私のように平気で指摘できるタイプの人に、「あなたの言ってること、ちょっと違くない?」と正論をぶつけられてしまいます。
すると、ずるいママ友は大抵黙ります。
黙秘権かと思うほど、都合が悪くなると、あんなに饒舌だった口を閉じてしまうのです。
そうすることで、相手が仕方なく動き出すのを待っているのでしょう。

ずるいママ友の心理とは?

ずるいママ友の心理はズバリ「楽がしたい」に尽きます。
厄介なのは、承認欲求の強さ。
「ずるい人だと思われたくない」という気持ちが強く、高いプライドの持ち主なので、正体がバレないように行動しています。
自分の悪い噂が広まらないように、「やることはきちんとやる人」を演じようとするのです。
だから、人を巻き込もうとします。

根底にあるのは完全なる損得勘定。
気が弱く断れない人を探し出し、徹底的に利用しようとします。
「言ったもん勝ち」のごとく、何でも頼み、もらおうとする強欲さです。

しかし、自分の本性を見せるのは決まった相手のみ。
コミュニケーション力が高く、それでいてまとめる力があるママ友には逆らいません。
相手によってコロコロ態度を変えるのも、「自分にとって最高に得な状況を作りたい」という心理からきています。

ずるいママ友との正しい付き合い方のコツ

ずるいママ友に限らず、自分に害を成す人からは離れるのが正解です。
ただし、避けているのがわかるような離れ方をすると、ずるいママ友から難癖をつけられるかも。
自分が悪者にならないために、上手に離れなければなりません。
どのように接すれば良いのか、ずるいママ友との正しい付き合い方のコツを伝授します。

マナーを守って接する

ずるいママ友は、すぐに相手の揚げ足を取ろうとするので、隙を見せてはいけません。
「関わりたくないな」と思っても、マナーを守って接しましょう。
具体的には、以下の点を心がけると良いでしょう。

  • 挨拶はにこやかに自分からする
  • 相手からの雑談には適度に付き合う
  • 必要な連絡はしっかりとる

特別なことをする必要はありません。
知人に接するように、適度な距離感で礼儀正しく振る舞ってくださいね。

頼み事をされてもサラッと断る

ずるいママ友はすぐに人を頼り、いろいろな頼み事をしてきます。
まずは小さな頼み事をして様子を見るのが、ずるいママ友の作戦。
「いつもありがとう。ついでにこれもお願い」と、どんどん図々しくなります。

だからこそ、サラッと断るスキルが重要です。
何かを頼まれたら、「あ、ごめんね~。できないかな~」と、右から左に受け流すように断りましょう。
「いいじゃんいいじゃん」と言われたら、「大変だからごめ~ん」と返すのです。
ゆるっと感を出しつつも、明確に「できない」「ごめんなさい」と言い切るのがコツ。
あいまいにせず、推しにも負けずに断ると、「この人は利用できない」と、ずるいママ友の方から去ってくれます。

会話の主導権は自分が握る

何かを決める際、ずるいママ友の狡猾さは炸裂します。
社交的を装いつつ、たくみな話術で相手をはめようとするのです。

普段の雑談は適当に合わせれば良いですが「利用されそう」と感じたら、会話の主導権はあなたが握りましょう。
ずるいママ友は自ら話題を選び、あなたに質問をする形で「じゃあ、私がやるね」「それがいいね」など、自分に都合の良い返事を導き出そうとします。
ですので、質問には簡潔に答えつつ、「私はこうする」と先に方針を出し、「あなたは〇〇ってこと?」と、質問返しで誤魔化しが聞かないように持ち込むのです。

ずるいママ友に受け身で接していると、利用されてしまいます。
ここぞというときは、あなた手動で話を進めるのがコツです。

感謝のポーズをとる

ずるいママ友は他人の評価を気にするので、あなたが強引な言動をすると、「私の敵かも」と警戒されてしまいます。
自衛のために、ずるいママ友には感謝のポーズを取りましょう。
小さなことでも「ありがとう」「大変だったよね」「さすがだね」など、感謝、労い、賞賛して、ずるいママ友の承認欲求を満たすのです。

特に、PTAや役員など、一緒に何かをしなければならないケースに有効です。
自分だけが負担を背負わないように会話の主導権を握りつつ、ずるいママ友が不満を溜めないように、感謝のポーズでバランスをとりましょう。
譲らない部分はしっかり線を引き、相手を不快にさせないようフォローするのが、ずるいママ友とのただいい付き合い方です。

ずるいママ友を撃退した体験談

せっかくなので、ずるいママ友を撃退した体験談を1つ披露しましょう。
仮にAさんとします。
くじ引きで、私とAさんは役員をまとめる係になってしまいました。
Aさんとは何度か雑談をしたことがある程度の仲。
ママ友と言うより、同じ小学校に通う保護者の知人といった感じです。
彼女のことを、私は良く知りませんでした。

係の仕事は、卒業する子供の記念品作成です。
毎年行われることなのでマニュアルがあり、それに則って仕事を行います。
とは言え、今年度のメンバーの係決めや、内容の吟味、手順を決める、買い出しなど、やることはそれなりにあります。

私は計画的に物事を進めたいタイプ、しかもせっかち番長。
早い内にAさんと今後の工程を話し合いたいと思っていました。
なので、その旨をAさんに伝えて、何度か打ち合わせを行いました。
この間、Aさんが積極的に私に連絡をとることはありません。
同じ係のはずなのに。

「まぁいっか。私が中心に進めた方が早そうだし」と、話を進めていったのですが、ここでAさんのずるい性格に気付く私。
彼女は自分から何も発言しないくせに、私の意見にケチだけつけるのです。
「それはやめた方がいいのでは?」と言うのに、明確な理由を説明せず、しかも別案も出しません。
自分が大変になるのが嫌で反対しているだけなんじゃなかろうか…と思ったのです。

「ここは大人の対応が必要でしょう」と、丁寧に話を聞き、「じゃあ、こんなやり方は?」と提案するのですが、Aさんは「それはちょっと…」とまたもやケチをつけます。
さすがにイラっとして、「反対だけされても困る。Aさんもアイデア出して欲しいです」と言うと無言。
気分を害したというより、考えるのが面倒だし思いつかないといった感じ。
このまま無言で立ちすくのも時間がないので、結局私が一生懸命考えた中からAさんが選ぶという形になりました。

なんじゃこりゃ。

こんな感じなので、本来は半々になるべき負担が私に押しかかります。
とは言え、私も腹黒さには自信がある。
Aさんのずるさは充分理解できていたので、「できそうな仕事」を選んで、「この担当はAさんでお願いします」と明確に指示を出しました。
これでも、仕事の負担は7:3で、もちろん私が7です。
このような状態で、AさんはこんなLINEを送ってきました。

「私たち、役員のまとめ係で大変だから、残りの仕事は他の3人に任せませんか」

「他の3人」とは、元々私とAさんを含めて5名でやる仕事があり、それを担当していた他3名です。
手作業が多く大変なので、当初から5人でやると決めていました。
それなのに、Aさんは自分が仕事をしたくないから、3人に押し付けようとしたのです。

Aさんのずるさは、わざわざ私に許可を取ろうとすること。
私を巻き込み、「役員のまとめ係から、他3名への仕事の指示」という形を取りたいのです。
なぜならば、自分1人が楽をしたいと思われたくないから。

私はもちろん反対しました。
3人でやるには、あまりにも仕事量が多過ぎます。
元々5人の話だったのに、土壇場で3名にする意味が解りません。
「いやいや、大変な作業だから、5人でやりましょうよ」と即返信。
すると、こんな返事が返ってきました。

「3人に聞いてみてもいいですか?(原文そのまま)」

要は、「3人に当初5人でやるはずだった仕事だけど、役員のまとめ係が大変だったから、仕事量を調整するために3人だけで残りの作業をやってくれませんか?」と聞きたいと言い出したのです。

そうは問屋がおろさねーよ?
私もともとその作業やるつもりだし、やりたくないのAさんだけじゃん。
私を巻き込んで、役員のまとめ係の総意みたいにするのやめてくれよ。
巻き込むなっつーの。

もちろん、そんな本音は表に出さず、私はこんな返信をしました。

「Aさん作業をやりたくないってことですか?でしたら、私と残り3人の4人でやるからいいですよ」

あえてストレートにやりたくないのか聞きました。
その上で、私は作業をする気満々の意思を表明した上で、「やりたくないならやらなくていいよ」と選択肢を出した形です。

すぐ既読がついたのに、返信がなかなかきません。
彼女が単なる正直者なら「ラッキー☆」とばかりに「じゃあお願い!」と言ってきたでしょう。
私は別にそれでもよかったっつーか、そっちの方がわかりやすくて清々しいくらい。
でも、ずるいAさんは、自分だけがサボっているように見られたくないのです。

しばらく経ってから、「別にやりたくないわけじゃありません」と返信が来ました。
私は速攻、「じゃあ、大変だから5人でやりましょう」と返信。
Aさんは「わかりました」と応じるしかなくなりました。

これが、私の撃退体験談です。
Aさんからの巻き込みを防止し、「楽をとり仕事をしない人になるか」「面倒でも事前に決まっていた仕事をするか」の二択を迫ってやっつけました。

私はとても腹黒いので、仕事をやっている振りは見過ごせないんです。
仕事をやらないなら、確実に周囲に「この人、仕事やってませんよ~。私に押し付けてばっかりで~す」とアナウンスします。
もちろん、露骨にはしませんよ。
自分が何をしているのか周囲に情報共有するだけです。

ずるいママ友の末路

ずるいママ友にはイライラしますよね。
実害を受けると、「皆から嫌われてほしい!」と思う人もいるでしょう。
しかし、ずるいママ友だからこそ、万人に嫌われることは非常に稀。
周囲へのいい人アピールもするので、関係が浅い人には案外正体を知られません。

また、多くの保護者は常識的でマナーがあります。
ずるいママ友がいても、表面上は丁寧に接するのが普通です。
「あの人ずるいのよ。関わらない方がいいわ」と、周囲に悪口陰口を広める人がいるとしたら、そっちの方が要注意人物。
深い関りはさりげなく避けつつ、当たらず触らず子供が同じ学校や園に通う保護者として付き合います。
残念ですが、それほど悲惨な末路にはなりません。

私のように、たまには撃退する人が現れるでしょう。
ずるいママ友は損する相手とは付き合わないので、撃退すれば去っていきます。
私も、自分に実害がなくなった相手を、さらに追い詰めるようなことは、疲れるだけだからしません。

一方、気弱で優しくて断れないタイプを見つけると、ママ友はターゲットロックオン!
自分が得するために、利用しまくります。
「ママ友と称する都合のいい存在」と使って、PTAや役員、その他係などの面倒事を回避。
ずる賢く立ち回るでしょう。

ずるいママ友の一番悲惨な末路で想定できるのは、周囲の保護者が聡明な人ばかりで「仕事やりたくない」と思いながら、適性な仕事量を振り分けられ、仕方なくやるくらいでしょうか。

ずるいママ友に搾取されないよう自衛しよう!

ずるいママ友に出会ったら、何より自衛が重要です。
一方的に搾取されないように、あなたが主導権を握りましょう。
また、必要以上に距離を縮めず、バッタリ会えば少し雑談する程度の丁度いい距離感を保つのもコツ。
毅然とした態度で、付け入る隙を与えないようにしましょう。

ずるいママ友は遅刻魔率が高いです。
遅刻魔のママ友に困っているなら、以下の記事も参考にしてくださいね。
ママ友が遅刻する理由と心理!謝ったら許すべき?遅刻魔への対処法

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