ママ友と仲良くしたいのに、何となく距離を取られている気がすると思うなら、やってはいけないNG言動をしているのかも。
子供とのつながりが基本のママ友は、学生時代のノリで接すると、ママ友から嫌われる恐れがあるので注意が必要です。
そこで今回は、ママ友に嫌われる言動20個を徹底解説!
ママ友から嫌われず上手に付き合うコツも伝授します。
目次
ママ友に嫌われる言動20個
育児の大変さを共有できるママ友は、とても大切な存在ですよね。
しかし、親しき仲にも礼儀あり。
「同じ立場だから」と遠慮や気遣いを忘れると、ママ友に嫌われるかもしれません。
まずは、ママ友に嫌われる言動を解説します。
ママ歴15年の実体験を元に、ランキング形式にしました。
1位:人の育児や教育を否定してくる
ママ友や子供の年齢、所属環境(未就園、幼稚園、小学校など)問わず嫌われるのが、人の育児や教育への意見です。
「わかる~!」の共感や、「私もそうしてる!」の賛同以外の意見は、本気でママ友から嫌われます。
皆悩みを抱えながらも一生懸命育児を頑張っていますよね。
それなのに、「もっと違うやり方したら?」「それじゃ子供が可哀想」などと意見されたら、受け入れられるはずがありません。
どんなに建設的でも、実体験からくる指摘でも、思いやりや優しさからの言葉でも、自分の育児や教育を否定されたら、心がスッと冷めてしまいます。
思うことがあっても、ママ友の育児や教育の否定につながる発言は避けるべきです。
2位:だらしなくて約束を守らない
育児中は慢性的な繁忙期。
それでも、ママ友との楽しい時間を求めて、皆スケジュールを一生懸命調整しています。
そのため、だらしない性格で約束を守れないのは、ママ友から嫌われる行為です。
具体例をいくつか紹介します。
- 子供を理由に頻繁に遅刻やドタキャンをする
- 口約束を忘れて放置する
- 突然予定変更したがる
子供が小さければ、予定通りにいかない日もあるでしょう。
たまに約束通りにできない程度ならお互い様です。
しかし、頻繁に約束を破れば、当然信頼は失われます。
笑顔で「気にしないで」と言いつつ、心中は「もう誘わないでおこう」となります。
3位:子供に甘くて一切叱らない
叱らない子育て論がありますが、ママ友関係では子供に甘く一切叱らない親は嫌われます。
子供つながりのママ友だからこそ、我が子に害を成す子供の行動を放置する親とは、本気で関わりたくないと思うのです。
ちなみに、口だけで叱る親も嫌われます。
意味がないからです。
特に子供が小さな頃は、「口を動かすよりおまえが動けよ」と思われます。
要は、子供が迷惑をかけても平気な顔をしている(ように見える)人が、ママ友から嫌われるのです。
4位:図々しく一方的に甘える
ママ友関係は持ちつ持たれつ。
お互い子供がいるので、助けたり助けられたりするものですよね。
お互いの善意が、ママ友関係の土台です。
だからこそ、自分だけが図々しく一方的に甘える人は、ママ友から嫌われます。
具体例を挙げましょう。
- 車(免許)がないのを理由に、いつも人の車を当てにする
- ママ友の家には行くけど自分の家には招待しない
- お古を自分から催促する
- 役員やPTAの仕事を人に押し付ける
もちろん、事情があって頼らざるを得ないこともあるでしょう。
その場合は、お返しをすれば問題ありません。
ママ友から嫌われるのは、頼っているのにお礼やお返しをしない人です。
5位:しつこく勧誘してくる
「これいいな」と思ったら、ママ友にも教えたくなりますよね。
しかし、しつこく強気におすすめしたり勧誘したりするのは、ママ友から嫌われる行為です。
特にキッパリ断れないタイプは、やんわりと拒否しているのに伝わらず、押し切ろうとするママ友にうんざりします。
また、「自分が家でサロンを開いている」「保険業でおすすめの保険を教えたい」「スポ少への勧誘」は、特に気を付けるべき行動です。
あなたが善意で誘っても、ママ友は「強引な勧誘をされている」「自分の利益のために必死」と感じてしまうかもしれません。
誘う行為が悪いわけではありませんが、ママ友の反応がイマイチならサッと引くのが大切です。
6位:ケチでとにかくお金を出そうとしない
ママ友から意外と嫌われるのが、ケチでとにかくお金を出そうとしない人。
ママ友付き合いは小さな出費が多いですが、それすら出し渋る人は、付き合いにくいと思われます。
なぜならば、少しお金を出してでも、快適な場所で楽しい時間を過ごしたいという希望がかなえられないからです。
身も蓋もありませんが、経済的に似ているのは、仲良くしたいママ友の条件です。
ママ友付き合いの出費が負担だと感じるならそっと距離を取り、金銭感覚が合う人を探した方が良いでしょう。
7位:マウンティングが激しい
相手を下げて悦に入るマウンティングは、ママ友から嫌われる行為です。
「そんなの当たり前」と思うかもしれませんが、あなたは意識していなくても、ママ友が「マウンティングされた」と感じるケースがあるので要注意。
以下のような行動は、相手によってはマウンティングとみなされます。
- 車や住宅ローンの苦労話
- 外食や旅行の話
- 子供の習い事や塾、成績の話
世間話や苦労話のつもりでも、「裕福さを自慢したいのか」と受け取る人がいます。
どんな会話をするかは、ママ友のタイプによって区別した方が良いでしょう。
8位:悪口陰口が多過ぎる
ちょっとした悪口陰口は、ママ友の仲を深めるエッセンスになります。
共通の敵がいる方が、ママ友に限らず結束は強まるものです。
しかし、悪口陰口が多過ぎるのは問題です。
常に人の悪評を聞かされ続けると、気がめいってしまいます。
「また文句ばかり言ってる…もう疲れた」と、ママ友が距離を取りたくなる行動です。
9位:無責任で園や学校の仕事をきちんとやらない
子供が幼稚園や保育園、学校などに入ると、子供を挟まないつながりが生まれます。
園や学校では、役員やPTA、その他行事のお手伝い係など、保護者の出番はとても多いです。
皆、忙しい中時間を作り、子供のために協力して頑張っています。
それなのに、無責任で園や学校の仕事をきちんとやらなければ、ママ友から嫌われるのは当然です。
園や学校で割り振られた仕事は、ママ友と円滑に付き合うためにこなすノルマ。
やるのが当たり前で、やらない人は「関わりたくない人」認定されます。
10位:子供放置でおしゃべりに夢中
ママ友とのおしゃべりは、とっても楽しいですよね。
だからと言って、子供から完全に目を話して放置する人は、ママ友から嫌われます。
いつもはしっかり子供を見ているのに、お喋りが楽しくてつい夢中になるなら、大目に見てくれるでしょう。
しかし、一事が万事、子供放置で自分のお喋り最優先は、常識を疑われます。
11位:相手によって態度を変える
仲良しのママ友には笑顔で自分から話しかけ、そうじゃない人にはそっけない…。
相手によって態度を変える人も、一部の人からひっそりと嫌われます。
本人は自分のママ友関係を楽しみたいだけなのでしょうが、そっけなくされた人は密かに傷つき、話しかけるのも怖くなってしまうのです。
もちろん、誰とでも仲良くするのは現実的ではありませんよね。
それでも、集団活動中に仲良しのママ友とだけ盛り上がるのはNG行為。
内輪で盛り上がるのは、個人的に集まったときに限定するのが無難です。
12位:すぐに真似をする
髪型、服装、持ち物、習い事など、素敵なママ友を見ると、真似したくなりますよね。
しかし、すぐに何でも、しかも露骨な真似は、ママ友から嫌われる行為です。
特に、服装や持ち物などの意図的な完コピは嫌がられます。
偶然のユニかぶりなど不可抗力とは違い、人のアイテムを真似して同じテリトリーに平気で身に着けるのは非常識。
「素敵」と思っても褒めるだけに留め、似たようなアイテムを手に入れた場合は、ママ友と合わない場所で身に着けるのが気遣いです。
13位:どうでもいい連絡が多過ぎる
優雅に見えるママ友も、育児や家事、それ以外の用事に追われているかもしれません。
育児中は忙しいのが通常ですよね。
だからこそ、どうでもいい連絡が多過ぎる人は、ママ友から嫌われます。
具体例を挙げましょう。
- 「おはよう」など挨拶LINE
- 写真と共に送られてくる報告LINE
- 忙しい夕方の時間帯の突然の電話
- 子供が寝た後の雑談LINE
- 急ぐ必要がないのに返信を急かすLINE
どうでもいい連絡とは、主に雑談です。
「恋人じゃないし」と突っ込みたくなるような、些細でどうでもいい連絡は、相手の時間を奪う迷惑行為。
ママ友との雑談は、会ってするのが基本です。
ママ友への連絡は、お茶やランチ会のお誘いや予定を決める、その他園や学校の役割関係など、必要最低限を心がけましょう。
14位:詮索好きでズケズケと聞いてくる
ママ友と仲良くなるのに、会話は外せませんよね。
質問しながら、お互いを少しずつ知っていくものです。
しかし、いろいろ聞き過ぎると、詮索好きと思われてしまうかも。
以下のような質問は、ママ友から嫌われるリスクがあります。
- 住宅状況の質問(持ち家かどうかなどを聞く)
- 夫の職種の質問(何をしているか、どこに務めているかなど)
- 学歴の質問(最終学歴や出身校などを聞く)
- 経済状況の質問(家賃、ローン、教育や保険の金額など)
プライベートな質問をズケズケ聞くのはNG行為です。
ママ友と距離を縮めたいなら、まずは子供の好きなことや遊び場などの話題から入りましょう。
その後、少しずつ趣味や好きなグルメなど、相手に質問しつつ自分の話をしていくのがコツです。
15位:愚痴が多くネガティブ
育児をしていれば、誰でも思わず愚痴をこぼす瞬間があるものです。
しかし、あまりにも愚痴が多くネガティブだと、話を聞いている方が疲れてしまいます。
一緒にいて気持ちが暗くなる相手とは、徐々に距離をとりたくなるものです。
愚痴を話した後は、「大変だけど、お互い頑張ろうね」と、励まし合える関係が理想的。
思わず愚痴を吐いた後は、「聞いてくれてありがとう」とママ友に感謝して、気持ちを切り替えましょう。
16位:マイペースで人に合わせる気がない
マイペースすぎる行動も、ママ友から嫌われやすいので注意。
自分で決断して行動できるのは長所ですが、あまりにもゴーイングマイウェイだと、ママ友は疲れてしまいます。
日頃子供に合わせてヘトヘトな中、更にママ友に振り回されたら、「もう会わないでおこう」と思うものです。
ママ友との付き合いはバランスが大切。
相手に合わせすぎると疲れて持たないので、お互い適度に歩み寄り、譲ったり譲られたりする関係を意識しましょう。
17位:親馬鹿で話題が子供自慢ばかり
誰だって親馬鹿な部分はありますよね。
子供が頑張っていれば褒めたくなるし、成長すれば誰かにすばらしさを聞いてほしくなります。
しかし、あまりにも我が子に盲目になり、子供自慢ばかりすると、ママ友から嫌われてしまうかも。
世の中には、自慢話を嫌う人は少なくありません。
子供自慢は身内にするのが一番。
ママ友との会話は、我が子の話は程々にして、相手の子供を褒めることを意識しましょう。
我が子を褒められて、悪い気分になる人はまずいません。
18位:自分で調べず人に聞いてばかり
育児や教育についての情報が聞けるのは、ママ友がいるメリットの1つです。
わからないことを質問したのがきっかけで、ママ友と親しくなるのも良くあること。
しかし、自分で調べず人に聞いてばかりなのは、ママ友から嫌われるNG行動です。
ママ友関係はギブアンドテイク。
情報交換できるように、あなたも自分でいろいろ調べましょう。
19位:噂好きでどこにでも首を突っ込む
噂が大好物であっちこっちに首を突っ込む人は敬遠されます。
「自分のことも、別の場所で面白いように言いふらされるのではないか」と、警戒心が働くからです。
ママ友の多くは、常識を持った大人ですので、学生時代のように「仲良し以外の人と交流を持った!」と怒ることはありません。
誰と話すかは本人の自由で、むしろ気遣いとしてその場にいる人と和やかに談笑するのが普通。
問題なのは、人から聞いた話を誰にでもベラベラ話す口の軽さです。
20位:受け身で自分から動かない
受け身で自分から動かない人は、ママ友にとっつきにくい印象を与えてしまいます。
「もしかしたら、話しかけられたくないのかも」と誤解されるリスクもあります。
嫌うほどではありませんが、わざわざ話しかける理由も見つかりません。
ママ友と仲良くなりたいなら、やはり自主的にコミュニケーションをとるべきです。
ママ友に嫌われるとどうなる?
結論から言うと、ママ友から嫌われても、大した変化はありません。
多くの人は、嫌いなママ友に自ら近づかないだけ。
顔を合わせれば挨拶しますし、必要に迫られれば会話もします。
ただ、心の中で「この人苦手」「嫌いなタイプ」と思い、早く時間が過ぎ去るのを願っているだけです。
もちろん、意地の悪いママ友から嫌われれば、陰口や悪口を言われたり、あからさまに無視されたりします。
しかし、陰口悪口はママ友に嫌われる言動ですし、大人になっての無視は非常識なので、自分の評判を落としかねません。
そのため、表立った攻撃をされるのは非常に稀です。
もしも突然無視するママ友がいるなら、以下の記事をチェック!
なぜ?ママ友が突然無視する心理5つと対処法
万が一、具体的な嫌がらせをされても、周囲のママたちは静観しています。
あくまでも「2人の間のトラブル」という認識なので、普通に接してくれるでしょう。
ですので、ママ友に嫌われることを極度に恐れる必要はありません。
ママ友に嫌われず上手に付き合うコツ3つ
1人のママ友、あるいは1グループのママ友たちに嫌われても、大したダメージは受けません。
とは言え、人から嫌われれば傷つきますし、嫌な気持ちになりますよね。
そこで、ママ友に嫌われず上手に付き合うコツを紹介します。
子供をしっかり見守る
ママ友と仲良くなりたいなら、まずは子供をしっかり見守りましょう。
子供の年齢が小さいほど、見守りの重要性は大きいです。
我が子をきちんと見守り、必要なときは手を差し伸べ、丁寧に子供と向き合っていれば、決して悪い印象は与えません。
もちろん、一生懸命見ていても、間に合わずに子供が悪さをしてしまうときもあるでしょう。
それでも、毎回きちんと見守っていれば、「そういう日もあるよね」と、周囲は暖かな目で見てくれます。
我が子への丁寧な対応が、ママ友から信頼を得るコツです。
礼儀とマナーを大切にする
ママ友の「友」が、学生時代のように遠慮のない友達関係をイメージさせますよね。
しかし、ママ友はあくまでも子供でつながる大人の関係です。
大人ですから、礼儀とマナーをわきまえるのは当然。
仲良くなりたい一心で、早々にタメ口にしたり、羽目を外し過ぎてしまったりすると、常識を疑われてしまうかも。
ママ友とは、ゆっくりペースで少しずつ仲良くなるのがコツ。
挨拶や感謝の気持ちを忘れず、TPOに合った言動をしましょう。
もちろん、礼儀とマナーの中には、役員やPTAの役割をしっかり果たすことも含まれています。
ギブアンドテイクの精神を忘れない
育児中の母親は慢性繁忙期。
メリットのない相手と一緒にいる時間はありません。
ママ友関係はギブアンドテイクの精神を忘れてはいけません。
ママ友が親切にしてくれたら、感謝の気持ちを言葉と行動で示しましょう。
有意義な情報をもらったら、あなたもお返しをしてください。
助け合える関係なら、ママ友から決して嫌われません。
その上で、楽しい時間を共有できるようになれば、ママ友から友達になれるでしょう。
もしもママ友に嫌われても気にしないで!
ママ友に嫌われる言動を長々と紹介しましたが、常識的な行動をしていれば心配ありません。
ママ友の多くは常識的な大人。
大した理由もなく人を嫌い、攻撃を仕掛けることはありません。
万が一嫌いになっても、表に出さずに大人の対応をしてくれます。
もしも、ママ友に嫌われても気にしないで大丈夫。
あなたが悪いのではなく、たまたまその人との相性が悪かっただけです。
他のママ友と仲良くしたり、別の居場所を作ったりすれば良いのです。
もちろん、「自分にも悪いところがあったかな」と、自分と向き合うのは良いことです。
今回紹介した内容を参考にしつつ、快適なママ友関係を築いてくださいね。