入園や入学、役員やPTA活動、育児サークルや習い事など、ママ友と知り合う機会は意外と多いですよね。
明るい雰囲気でいい感じの人から話しかけられると、「ママ友になれるかも!」と期待も高まります。
しかし、一見いい人の中には、距離が縮まるとトラブルを引き起こすタイプもいるので気を付けて!
子供絡みの関係だからこそ、ママ友付き合いは慎重になるべき!
今回は、体験談を元に、いい人層だけど注意すべきママ友の特徴を解説!
要注意人物の見分け方も伝授します。
目次
実際に出会ったいい人そうなのに要注意人物のママ友体験談
私には中学生の娘と小学生の息子がいます。
夫の転勤で引っ越しによる転園経験もあり、さまざまなタイプのママ友と出会ってきました。
ほとんどは、常識的で礼儀正しく親切な人ばかり。
しかし、ほんの一部だけ、以下のように要注意すべき厄介なママ友がいたのです。
- 最初はフレンドリーで積極的に誘ってきたのに、突然無視を始めたママ友Aさん
- 役員活動に熱心過ぎるあまり、あまり意味がないのに膨大な量の仕事を指示し、丁重に断ったら長文LINEを送ってきたBさん
- PTAで声高にいろいろな意見を出してくるが、具体的な仕事からは逃げまくるCさん
- 係活動でペアになったけど、マジで仕事できなくて私にひたすら頼ってくるのに、仕事してるフリだけはしたいDさん
- 「相談に乗ってほしい!」と急接近してきたけど、気が済んだら全然関わってこなくなったEさん
ママ友付き合いは少ない方ですが、それでも母親業を14年もしていると、厄介なママ友とはそれなりに出会っているものですね…(遠い目)
彼女たちの共通点は、物腰が柔らかく割と社交的で、第一印象はいい人っぽく見えること。
しかし、距離が縮まると厄介な本性を見せ始めるのです。
第一印象だけで判断して親しくなると、後から「こんな人だと思わなかった!」と苦労してしまうかも…。
できることなら、要注意すべきママ友には早い段階で気付き、適度な距離をとって付き合いたいものです。
要注意すべきママ友の特徴6つ
私の経験から言わせていただくと、一見いい人そうなのに要注意すべきママ友には、特徴や共通点がいくつもあります。
そこで、要注意すべきママ友の特徴を、詳しく解説します。
前述の体験談で紹介したママ友にも、当てはまる内容です。
社交的で顔が広い
要注意すべきママ友は、社交的で顔が広いのが特徴です。
自分からさまざまな人に話しかけ、感じ良く笑顔で接します。
とても素晴らしいことですが、異常に顔が広いママ友は要注意!
あっちこっちでいい顔して情報を集めつつ、自分の有利な状況を作るタイプかもしれません。
体験談に出てくるCさんが、まさしくそのタイプでした。
一見いい人で、顔を合わせれば笑顔で挨拶、楽しく雑談もしてくれます。
しかし、裏ではLINEを駆使し、あっちこっちで情報を仕入れ、余計な一言でママ友たちを掻き乱すのです。
社交的で顔が広いママ友の正体は、単なる八方美人かもしれません。
最初からフレンドリー
いい人層だけど要注意すべきママ友は、人との距離感が近いのが特徴です。
最初からフレンドリーで、あっという間にタメ語になります。
初対面で連絡先交換は当たり前。
出会って間もないのに、「ランチ行こうよ」と積極的に誘ってきます。
体験談に出てくるAさん、Eさんがこのタイプでした。
最初からフレンドリーでグイグイくるのに、ある日突然スッといなくなる感じです。
「え?あれだけ親密そうにしてきたのは何だったの?」と、あっけに取られてしまいました。
最初からフレンドリーで距離が近いママ友は、刹那的な関係を好む傾向です。
自分にとって都合がいい相手と一時的に仲良くなり、状況が変われば別の相手を探します。
相手の親切心を搾取しても平気な人たちなのです。
自分の欲求を満たすためのママ友付き合いなので、長期的な友達関係を築く気がないのでしょう。
口が達者で質問上手
要注意すべきママ友の多くは口が達者です。
おしゃべり上手、質問上手で、どんな相手とでも適度に雑談を盛り上げます。
相手を楽しまながら質問をして、情報を聞き出すのが特徴です。
これって、実はすごいスキルなんですよね。
体験談で紹介した全員のママ友が、当てはまっている特徴です。
要注意すべきママ友とのおしゃべりは、結構楽しいのです。
だから、甘えられるとついつい応えたくなり、「また仲良くなれた」と思ってしまいます。
常に誰かと一緒にいる
ママ友トラブルは、人間関係が密な場で起こります。
1人でも平気なタイプのママ友は、一匹狼に見えるので、とっつきにくい印象があるかもしれません。
しかし、本当に注意すべきは、常に誰かと一緒にいるママ友です。
1人で行動できないタイプは、必ず誰かを巻き込みます。
話を大きくしたり、自分の負担を軽くしたくて人を都合よく使おうとしたりするのです。
体験談のCさん、Dさんがこのタイプです。
声高に自分がやっているように見せて、実は裏でママ友に頼り、自分は苦労を背負いません。
巻き込まれた方は、本当に大変です。
役員やPTAへの意欲が強い
子供がいると、幼稚園や学校での役員関係から逃れられないものです。
役員やPTAはママ友と一緒に仕事をするため、関係がこじれやすい環境。
仕事から逃げるママ友は論外ですが、仕事への意欲が強すぎるママ友も、要注意すべき存在です。
なぜならば、やる気が燃え盛り、余計な仕事を増やしがちだからです。
体験談のBさん、Cさんがこのタイプでした。
Bさんはとても意識の高い人でしたが、残念ながら処理能力が低く、仕事のやり方に無駄が多かったです。
それに気付かず、自己判断で周囲に仕事を投げまくるので、支える方は本当に大変でした。
論理的に無駄を指摘すると怒ってしまうので、優しく接しつつ、効率良いやり方を提案しながらやり過ごしたっけ…。
やたら集まりも多く、メンバーが違えばもっと楽だっただろうに…と何度思ったことか。
Bさんは「いい人そう」ではなく、本当にいい人だったのですが、一緒に仕事をすると大変なタイプでした。
一方、Cさんは口だけは立派ですが、自分からは動かないタイプ。
あれこれ意見を言って散々周囲を振り回した挙句に、最終的に「私は皆に任せます」と責任逃れしていました。
だったら最初から黙っていろよと思うのですが、実際に口に出さない程度の常識を皆持っていたので、結局周囲が苦労するだけでした。
優しいけど躾が緩すぎる
いつでも子供に優しく笑顔の母親になりたいと、誰もが思いますよね。
我が子に優しいママ友は、穏やかでいい人そうに見えるものです。
しかし、優しいだけで躾が緩すぎるママ友は要注意!
子供が間違った行動をしても叱らず、我が子がとばっちりを受ける可能性が高いです。
ちなみに、この項目のみ、A~Eさんは当てはまっていません。
優しいけど躾が緩すぎる母親は、要注意の特別枠。
得に気を付けるべきは、未就園時代です。
ニコニコして優しいけど我が子最優先で、本気で悪気なく子供を放置したり、子供都合で約束を破ったりするリスクが高いので気を付けましょう。
近づくと危険なママ友の見分け方
いい人そうに見えるママ友の中には、もちろん本当にいい人もいます。
「厄介事に巻き込まれたくない」と警戒を強め過ぎて、いい人とママ友になるチャンスを逃すのはもったいない!
そこで、いい人そうに見えても、近づくと危険なママ友の見分け方を教えます。
人によって態度を変える
ある人には優しく共感してばかりなのに、別の人には愚痴や悪口を言うなど、人によって態度を変えるママ友は要注意人物です。
非情にわかりやすく、自ら裏表のある性格を披露しているようなもの。
あなたの前ではいい人でも、裏では何をしているかわかりません。
逆に、誰に対しても優しく気遣い、いつ見ても同じ性格のママ友は、本気でいい人です。
性格がいいので友達も多く忙しい人ばかりですが、誠意的な付き合いをしてくれます。
お調子者で発言内容が変わる
明るくて会話が楽しくても、お調子者で発言内容がころころ変わるのも、要注意すべきママ友です。
相手を選んで発言を変え、自分に都合のいいことばかり言うので、一貫性がありません。
迂闊に発言を鵜呑みにすると、振り回されてしまいます。
一方、発言に一貫性があるママ友は、性格が多少きつくても信頼できる人。
ママ友に限った話ではありませんが、不器用なところがあっても、正直で誠実な人の方が、トラブルもなく円満に付き合えます。
告げ口をしてくる
最も注意すべきは、告げ口をしてくるママ友です。
「あの人、あなたのこと悪く言っていたわよ」と、言わなくてもいい告げ口をするママ友がいるなら、さっさと距離を取りましょう。
告げ口する人に限って、「あなたのために教えているの」と言うものです。
しかし、告げ口をするママ友は、大抵自分のことしか考えていません。
自分の身は守りつつ、嫌いな人を貶める目的で、告げ口をして人を巻き込みます。
同じ要注意人物でも、不平不満を直接自分で伝えられる人の方がずっとマシです。
要注意なママ友と無難に付き合うコツ
「うわー、この人確実に要注意人物だわ…」というママ友がいたら、関わらないのが一番です。
しかし、役員やPTAなど、逃げたくても逃げられない状況だと困りますよね。
ママ友トラブルの多くは、逃げられない状況下で起こるもの。
そこで、要注意なママ友と無難に付き合うコツを紹介します。
礼儀正しく接する
要注意なママ友とは、できるだけ距離をとるのが賢明です。
逃げきれない場合は、礼儀正しく接しましょう。
具体的な方法をいくつか挙げます。
- 会話やLINEは丁寧語を使う
- 挨拶など基本的なマナーはしっかり守る
- プライベートな質問はしない
- 会話する場合は天気などの無難な話題を選ぶ
要注意なママ友は、人の粗を探して裏で悪口を言うかもしれません。
付け入る隙を与えないように、礼儀とマナーを守るのがポイントです。
2人きりにならない
要注意なママ友ほど、周囲の目を気にします。
集団活動では、意外と大人しいものです。
本領発揮するのは、少人数でいるとき。
ですので、なるべく2人きりにならないようにしましょう。
LINEも例外ではなく、1対1のやり取りは可能な限り避けるべき。
役員などでペアになり、どうしても2人でやらなければならない場合は、短時間で済ませる工夫をしましょう。
打ち合わせなどは、皆で集まる前後で行うのも良いでしょう。
要注意なママ友との距離を保つために、ベッタリ2人きりにならないようにしましょう。
もしも、要注意なママ友から誘われて断りたい場合は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ママ友からの誘いの断り方と例文【12のシチュエーション別】
話を適当に聞き流す
どうにも2人きりを避けられず、深い話になりそうな場合は、適度に聞き流すのが大切です。
親身になって対応すると、「この人には甘えても大丈夫」と、一方的に頼られる恐れがあります。
また、愚痴や悪口に対して迂闊に同意や共感をすると、あなたが悪口をいったことにされるかもしれません。
要注意なママ友との会話は、「そうなんだ」と聞き流し、同意を求められたら、「ごめんね。私にはよくわからないかも」とはぐらかすのがコツ。
ただし、投げやりだと思われると、攻撃の対象になるので、聞く態度は演出しましょう。
「この人には何を言っても無駄」と思わせ、要注意なママ友から期待されないのが重要です。
ママ友との距離は慎重に縮めよう
要注意なママ友の多くは、一見いい人層です。
社交的で最初からフレンドリーなので、短期間で急速に仲良くなりがち。
だから、「え?こんな人だったの?」と後から悪いギャップを感じるリスクが高いのでしょう。
孤独な育児は辛く、ママ友が欲しい気持ちはよくわかります。
しかし、ママ友との距離は、少しずつ慎重に縮めましょう。
お互いある程度理解してから親睦を深めた方が、本当の友達になれるものです。
気の合う人とは自然と仲良くなれますから、焦らずゆっくりママ友を探してくださいね。