一緒にいて楽しいはずのママ友に嫉妬してしまうと、自己嫌悪に陥るし辛いですよね。
しかし、嫉妬心のコントロールは難しく「嫉妬したくない」と思っても、つい妬んでしまうものです。
嫉妬で苦しい状況を改善したいなら「なぜ嫉妬してしまうのか」を改めて考え、自分と向き合うことが必要です。
そこで今回は、ママ友に嫉妬してしまう人の特徴と原因を詳しく解説。
ママ友への嫉妬で苦しいときの対処法を伝授します。
目次
ママ友に嫉妬してしまう人の特徴6つ
嫉妬心の大小には個人差があります。
「羨ましい」と思っても、自慢話と捉えず楽しく話を聞ける人がいる一方で、自分より少しでもいい思いをしている人が許せず、嫉妬してしまう人もいます。
同じ話を聞いても嫉妬する人としない人に分かれるのは、その人の性格や置かれている状況が違うからです。
まずは、ママ友にすぐ嫉妬してしまう人の特徴を解説します。
プライドが高く負けず嫌い
向上心が高い人は、プライドも高く負けず嫌いな傾向があります。
成長するために大切な感情ですが、方向性を間違えると嫉妬心が強まってしまうので注意が必要です。
比較対象が成長前の自分ではなく周囲に向けられると、常に自分が上に立っていたい気持ちが先に立ち、ママ友にもすぐ嫉妬してしまいがち。
一番病になり、自分より優秀な何かを持っているママ友を見ると、「どうしてあの人が!?」と、嫉妬してしまいます。
コンプレックスが強い
嫉妬心はコンプレックスと密接に関係しています。
自分より優秀な人に嫉妬するのは、コンプレックスが強く「自分はダメだ」と突き付けられているような気分になってしまうからです。
そのため、明るい気持ちで羨むのではなく、「なんであの人ばかり…」と、暗い嫉妬心を燃やしてしまいます。
強いコンプレックスをこじらせると人の幸福が許せず、自分と同じように不幸な境遇なってほしいと思ってしまいます。
嫉妬心が恨みのように感じてしまい、相手を陥れたい衝動に駆られる場合があります。
しかし、相手が不幸になっても自分のコンプレックスは解消されないので、全く気分が晴れません。
精神的な余裕がない
精神的な余裕がないと、幸せそうな人を見てモヤモヤしてしまいます。
自分の不幸な境遇を呪い、つい嫉妬してしまうのです。
例えば、以下のような状況で精神的な余裕がないと、小さなことでイライラしてしまいます。
- 育児と仕事と家事の両立が大変で自分の時間が皆無
- 家庭が上手くいっていない
- 親の介護などで負担が大きく体力的にキツイ
- 子供関係のトラブルや悩みで精神的に追い詰められている
人の幸せを心から喜ぶには、自分がまず幸せなのが大前提。
精神的余裕がないと、どうしても八つ当たりのように嫉妬してしまいます。
想像力が弱い
嫉妬しやすい人は想像力が弱いです。
「本当は裏で大変な努力をしているかもしれない」という発想がありません。
そのため、少ない情報から「あの人は楽をしているのにズルイ」「運がいいだけなのに」と判断するため、嫉妬心が強くなります。
結果の前には過程があるもの。
嫉妬してしまう人は過程が想像できず、安易に「私だって頑張っているのに」と嫉妬してしまうのです。
育児と家事は忙しいがそれ以外は暇
すぐ嫉妬してしまうのは、嫉妬に思考を使える時間がある状況とも言えます。
本当に忙しい人は、嫉妬する暇もありません。
目の前にある問題解決を強いられるので、そ嫉妬心を刺激されるほどママ友に関心を向けられないのです。
一方、嫉妬しいてしまう人は思考スペースに余白があります。
家事や育児に忙しくても、思考を必要とする状況ではないと、手を動かしながらも周囲が気になり、自分と比較してしまいます。
そして、「ズルイ!」「あの人ばっかり!」と、嫉妬してしまうのです。
真面目でママ友付き合いに一生懸命
ママ友にすぐ嫉妬してしまうのは、ママ友への関心が高い人でもあります。
「子供のためにも、ママ友と上手に付き合おう」と真面目で一生懸命な人は、ママ友の世界が大半を占めてしまいます。
そのため、小さなことでも気持ちが大きく揺さぶられて、落ち込んだり嫉妬したりしやすくなるのです。
一所懸命な人は、嫉妬しても「上手く付き合いたい」という気持ちが強いため、嫉妬する自分を責めてしまいがち。
そのため、辛い気持を抱えこんでしまいます。
ママ友に嫉妬してしまう原因とは?
ママ友に嫉妬したくないのにしてしまう原因は、以下のようなものが挙げられます。
- 育児や家庭に困難さを感じている
- 自分の存在価値がわからなくなっている
- ママ友付き合いに不安を抱えている
嫉妬心の根底には生きづらさがあります。
今の生活に大きな不満や不安があり、人と比較することでそれを解消したい気持ちがあるのでしょう。
「あの人に比べれば自分は幸せ」と、下を見なければ幸せを感じられなくなると、楽をして自分より良い状況にいる(と、あなたが思ってしまう)人に強く嫉妬してしまいます。
ママ友に嫉妬してしまい辛いときの対処法
ママ友に嫉妬してしまうのは辛いですよね。
辛さから抜け出すには、自分の状況と向き合い、意図的に感情をコントロールしやすい環境を作るのが重要です。
ママ友に嫉妬してしまい辛いときの対処法を伝授します。
まずは頑張っている自分を褒める
嫉妬してしまうのは、あなたが日々頑張っているからです。
「こんなに頑張っているのに、あの人より幸せじゃない自分」が辛くて、相手に嫉妬心をぶつけてしまいます。
成果が出せないと感じて辛くなってしまうのです。
まずは、毎日頑張っている自分を精一杯褒めてあげましょう。
自分のために小さなご褒美を用意するのも効果があります。
今の自分を丸ごと受け止めて認めるのが、嫉妬心から解放される第一歩です。
ママ友以外のことに興味を向ける
ママ友に嫉妬してしまうのは、あなたの興味関心がママ友の世界に偏っているからです。
過剰にママ友が気になってしまい、相手の言動に一喜一憂しながら嫉妬心に振り回されてしまいます。
ママ友に嫉妬して辛いときは、少し距離を置きましょう。
意識的にママ友以外のことに興味を向けるのです。
具体例をいくつか挙げましょう。
- ガーデニングや家のインテリアに力を注ぐ
- 本気で節約を始めてみる
- 日々の料理を凝ってみる
- 子供と一緒に運動不足解消を目指す
なんでも構わないので、ママ友以外で自分を忙しくするのがおすすめです。
ぶっちゃけ、ママ友ゼロでも生活は困りません。
ママ友への嫉妬で辛いなら、ママ友付き合いを止める選択肢もありですよ。
ママ友いらない最強説!メリットとママ友なしで保護者と上手に付き合うコツも解説
できる範囲で自分を楽しませる
人に嫉妬してしまうのは、今の自分に不満や不安があり、幸せを感じる時間が少ないから。
ママ友に嫉妬してしまうときは「自分は疲れているんだな」「ちょっと頑張り過ぎかも」と考えて、楽しいことに意識を向けましょう。
育児中は自由が制限されますが、できる範囲で自分を楽しませる工夫をすると良いでしょう。
「育児を頑張るためにも、自分を楽しませる時間は必要」と割り切るのも大切です。
24時間子供につきっきりだと疲れてしまうので、手抜きを大いに許容しましょう。
その上で、隙間時間でもちょこっと楽しめるものを見つけるのが良いでしょう。
大変なときは周囲にどんどん助けを求める
ママ友に嫉妬してしまう人は、自分1人で問題を抱えて頑張り過ぎる傾向があります。
そのため、人に頼るママ友を見ると「もっと頑張れよ」「甘えてばっかりで」と嫉妬してしまうのです。
確かに、1人で頑張るのはあなたの長所と言えます。
しかし、1人で頑張り続けると、周囲の優しさや親切を見過ごしてしまいがち。
世間は優しく、あなたが手を差し出せば意外と助けてくれるものです。
嫉妬して辛いときは、1人で頑張る限界が近づいているサイン。
周囲にどんどん助けを求めて甘えましょう。
人の優しさに触れる機会が増えるほど、嫉妬心は解消していきます。
仕事を始めるのもあり
認められたい気持ちが強くて嫉妬してしまう場合、仕事を始めるのもあり。
大人の世界で仕事を基準に成果が認められるので、承認欲求が満たされて充実した気持ちになれます。
仕事を始めると生活も忙しくなるので、嫉妬する暇もなくなり、余計なことを考えずに済むのもメリットです。
周囲の協力を得られそうなら、仕事を探してみるのも良いでしょう。
ただし、忙しいと心に余裕がなくなるタイプは逆効果になってしまうかもしれません。
嫉妬して辛いときの対処法として仕事を検討するなら、自分の性格を考慮して総合判断しましょう。
誰でも嫉妬はするもの。自分を責めないで!
真面目で優しい人ほど、嫉妬してしまう自分を責めて辛くなってしまいます。
多かれ少なかれ、誰でも嫉妬はするものんですから、自分を責めないでくださいね。