
「ママ友はいらないって思う私は、もしかして変わってる?」
いえいえ、ママ友いらない派は意外といるものですよ。
大っぴらに「ママ友いらない」と公言するものではないので、同じ考えの人が身近にいても気付かないだけです。
とは言え、園や学校行事でママたちが楽しそうに談笑しているのを見ると、ママ友いらないままでいいのかなと不安が過ぎりますよね。
そこで今回は、ママ友を作らないメリットと、ママ友がいらないときの注意点を解説します。
目次
ママ友はいらない理由
ママ友いらない派は、以下のような理由で必要性を感じていません。
- 付き合いがめんどくさい
- ママ友トラブルに巻き込まれるのが嫌
- 元々1人が好きなタイプ
一番は「めんどうくさい」が理由です。
ママ友は子供が絡むため、何かと気を使います。
万が一トラブルがあれば、子供にも影響が出るかもしれません。
相手によっては、嫉妬やライバル心をむき出しにされるケースもあります。
厄介事が起こるリスクを抱えるくらいならば、「ママ友いらない!」と割り切っちゃった方が楽!
それに加えて、元々1人上手だと、益々ママ友の必要性がありません。
ママ友を作らないメリット

ママ友をあえて作らない人もいます。
彼女たちは、ママ友を作らないことに大きなメリットを感じているのです。
一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
詳しく解説します。
自分のペースで動ける
ママ友を作らない一番のメリットは、自分のペースで動けること。
子供が小さな内は、ママ友と約束が入ると楽しみな反面、それに合わせて家事や育児をこなさなければなりません。
子供がママ友との約束に機嫌や体調や昼寝の時間を合わせてくれるはずもなく、一定の不自由さが発生します。
また、園や学校の行事では、子供に集中したくてもママ友が横にいれば、ある程度会話しなければなりません。
一緒にいれば気を使わなければならず、自分の動きたいように動けない場面も出てくるでしょう。
一方、1人行動ならば、制限は何もありません。
プライベートでも行事でも、あなたが好きなように動けます。
これは、ママ友を作らない最大のメリットと言えるでしょう。
ママ友関係のトラブルがない
ママ友のトラブルは、仲が良く距離が近いほど起こりやすくなります。
私は仲の良いママ友たちが、トラブルで修正不能なほど仲が悪くなった事例をいくつか見てきました。
親しいからこそ遠慮がなくなり、踏み込み過ぎて衝突してしまうのです。
以下の記事は、私が体験したママ友トラブルをまとめています。
ママ友トラブル体験記!本当にあったコワイ話しますよ…
ママ友がいなければ、トラブルとは無縁です。
ママ友同士のトラブルの情報も入ってきません。
1人でいることさえ気にならなければ、周囲に巻き込まれず心穏やかでいられます。
ママ友はいらない自分を貫くときの注意点
「やっぱり私、ママ友いらないわ」と確信したら、無理に作らず気楽な1人行動をすれば良いだけ…とは限らないのがママの世界。
周囲から「あの人感じ悪い」「ボッチでかわいそう」と陰口を叩かれないように、少々の気遣いが必要です。
ママ友はいらない自分を貫くときの注意点を伝授します。
挨拶とマナーを大切にする
挨拶は大人として最低限の礼儀です。
「ママ友いらない」と思っても、同じ園や学校に通う保護者同士の礼儀として、すれ違う人にはきちんと挨拶をしましょう。
中には、仲の良くない保護者からの挨拶を無視する人もいますが、気にせず挨拶してください。
挨拶もできないような低俗な相手に合わせる必要はありません。
また、行事の際にはきちんとマナーを守りましょう。
「どうせママ友いないし、どう思われてもいいわ」と、マナーを破って自分さえ良ければOKという考え方や行動は厳禁です。
立ち話には笑顔で応じる
行事やお迎えで保護者が集まる場では、あなたが会話する気がなくても、相手の方から話しかけられることもあるでしょう。
挨拶する中なら、近くに立っていれば声をかけるのは気遣いの1つです。
この時「ママ友いらないから、下手に話に応じて距離を詰められたら困る」と、そっけない態度をとるのはNG。
ただの感じ悪い人になってしまいます。
頑張って盛り上げる必要はありませんが、感じ良く笑顔で応じましょう。
相手が常識人なら、当たり障りのない話題で、朗らかな時間が過ごせます。
万が一、親しくもないのに根掘り葉掘り聞いてくるタイプには、曖昧して別の話題を出し、隙を見て離脱しましょう。
特に以下の話題をいきなりぶっこんでくるママは要注意。
- あなたや夫の学歴を聞いてくる
- あなたや夫の勤め先名(職種ではない)を聞いてくる
- 先生や他の保護者の噂話をしてくる
- 子供のことを根掘り葉掘り聞いてくる
- 家賃やローンなど金銭的な話をしてくる
間違いなく曲者ですので、笑顔で逃げるが勝ちとなります。
誘いは丁重に断る
あなたがマナーを守っていると適度に距離をとっても、感じ良い姿に好感を持った相手から、お誘いがあるかもしれません。
「行きたくない」と思う場合も、本音は隠して以下のように理由をつけて丁寧に断りましょう。
- 日時指定の誘いは「予定が入っていて…」と断る
- 子連れ前提なら「うちの子落ち着きなくて…」と断る
- サークル等の誘いは「ごめんね。苦手だから」と断る
- 都合の良い日を聞かれたら「予定が詰まっていて突然変更になる可能性も高いから、私はいいから皆で楽しんで」と断る
「誘ってくれてありがとう」と「せっかく声をかけてくれたのにごめんなさい」を、先頭と末尾につければ完璧です。
また、社交辞令でも「また誘ってください」は言わない方が良いでしょう。
大抵は2~3度上記の理由で断られれば、「もしかして、集まりは苦手なのかな」「誘ってほしくないかも」と相手が察してくれます。
役員や係活動には協力する
ママ友はいらなくても、園や学校の役員や係活動は保護者の役割の1つです。
嫌な顔をせず、快く引き受けて協力しましょう。
もちろん、積極的に参加する必要はありません。
最低限のノルマをこなせばOKです。
PTAや役員等クラスで人数が決まっているものは、くじに当たるまで逃げ続ければ良いでしょう。
運が良ければ、やらずに済みます。
「いつくじで当たるかわからないのは落ち着かない」という場合は、戦略的に先に立候補して役につくのも1つの方法です。
その際、役をこなせばその後免除になるかどうか、しっかり確認してくださいね。
役員制度は園や学校によってルールが全く違います。
「今後免除になると思って立候補したのに、そうじゃなく2回やる羽目になった…」とならないように気を付けましょう。
ママ友はいなくても困りません
「情報を入れるためにも、ママ友は必要」という説もありますが、ママ友はいなくても特に困りません。
私も、娘の小学校時代はママ友ゼロ状態でした。
でも、全く困りませんでした。
学校でわからないことがあれば、学校に確認をとれば良いだけ。
習い事や塾の情報も、ママ友の口コミよりも実際に問い合わせて見学や体験をした方が、確かなことがわかります。
そもそも、口コミは主観が入るため、「あの人は良かったけど、我が家には合わない」というのは良くあるケースです。
とは言え、「ママ友いらない!絶対作らない!」と決めつける必要もありません。
出会いのきっかけが子供つながりでも、気が合う人とは自然に仲良くなるものです。
もしかしたら、一時的なママ友ではなく、一生のマブダチになる可能性もありますよ。
私にも娘が赤ちゃんだった時にできたママ友と、10年来の友達になっています。
もちろん、その場限りで途切れたママ友の方が圧倒的に多いですけどね。
子供関係のつながりは、まずは一定の距離感を持って礼儀正しく振る舞うのがベター。
もしも、自然な流れで仲良くなった相手とは、ママ友ではなく友達になれば良いのです。
あまり構えず、肩の力を抜いてくださいね。